2−2新幹線鉄道振動指針達成状況調査 １　調査目的 　新幹線騒音振動に係る指針値の達成状況を把握するため、平成10年5月から平成10年7月まで、県内7市町（豊橋市、御津町、蒲郡市、安城市、知立市、大府市、稲沢市）の新幹線鉄道沿線のうち住宅の立地している地点において、最寄りの軌道中心から12.5ｍ及び25ｍの地点において、新幹線鉄道沿線における振動測定を実施した。 ２　調査結果 （１）振動指針達成状況 　調査した14地点の振動指針達成状況は表２−２−１のとおりであり、すべての地点で振動指針値（７０ｄＢ）以下であった。 表２−２−１調査地点別の振動指針達成状況（平成10年度） 距離 項目 ２５ｍ ５０ｍ 合　計 調査地点数 　７ ７ １４ 達成地点数 　７ ７ １４ （注） １：振動指針値：７０ｄＢ ２：距離は近接軌道中心からの距離である。 （２）軌道構造別振動レベル 　軌道構造別の振動レベルは表２−２−２のとおりであり、これを平均でみると、高架構造が１２．５ｍ地点で６３ｄＢ、２５ｍ地点で６１ｄＢと他の構造のものより高い値であった。 表２−２−２ 軌道構造別騒音レベル（平成１０年度） 構 造 盛土 高架 切取 全体 距離（ｍ） 12.5 ２５ 12.5 ２５ 12.5 ２５ 12.5 ２５ 調査地点数 ２ ２ ４ ４ １ １ ７ ７ 振 動 レ ベ ル 平均（ｄＢ） ５９ ５３ ６３ ６１ ５８ ５７ ６１ ５８ 最高（ｄＢ） ５９ ５５ ６９ ６９ ５８ ５７ ６９ ６９ 最低（ｄＢ） ５８ ５０ ５８ ５２ ５８ ５７ ５８ ５０ 目次へ 次へ