4 航空機騒音調査
 
 

 
1  調査目的
   名古屋空港周辺における航空機騒音について、「航空機騒音に係る環境基準について」(昭和48年12月27日環境庁告示第154号)に基づく環境基準の達成状況を把握するため、騒音測定を実施した。
  
 調査内容
(1)調査期間
   平成13年4月から平成14年3月まで
 
(2 )測定地点

 常時測定
実施主体 測定地点数 測定地点所在地
愛知県 1地点 1市
名古屋市 3地点 1市
春日井市 1地点 1市
合計 5地点 3市
※常時測定は一年間を通じて実施。
 

 短期測定
実施主体 測定地点数 測定地点所在地
愛知県 11地点 1市1町
名古屋市 5地点 1市
春日井市 3地点 1市
合計 19地点 3市1町
※ 短期測定は常時測定を補完し、空港周辺地域全体の環境基準の達成状況を把握することを目的として短期間(1週間)について測定を実施。
 
(3)調査方法
   「航空機騒音に係る環境基準について」(昭和48年12月27日環境庁告示第154号)に定めるところによる。
 
 実施主体
   愛知県、名古屋市及び春日井市
 
 調査結果

常時測定を行った5地点では、12年度に引き続き全調査地点で環境基準を達成できなかった。
(調査地点別の結果については表4−1参照)

短期測定を行った19地点では、13地点(68.4%)で環境基準を達成していた。
(調査地点別の結果については表4−2参照)
 
 今後の対応
 環境基準を達成していないことから、国に対して低騒音機の導入、運行方式の改良、早朝・深夜の飛行抑制等の発生源対策、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律等に基づく周辺対策事業実施などの航空機騒音低減の更なる推進について継続して実施されるよう要望していく。
 また、空港周辺の騒音測定を引き続き実施し、環境基準の適合状況把握に努める。
 
 
  表4−1 名古屋空港に係る航空機騒音(常時測定)の年間平均値の推移(PDFファイル)
表4−2 名古屋空港に係る航空機騒音(短期測定)の調査結果(平成13年度)(PDFファイル)
参考資料 航空機騒音に係る環境基準について(PDFファイル)

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