生態系ネットワークの形成にむけて〜あいち方式〜          ホームへ         

生態系ネットワークを検討するうえで参考となる、効果的な生物の生息生育空間の配置のしかたとして、左上の考え方が知られています.

これを参考にして考えられたのが、生態系ネットワーク形成の基本的な考え方です。右上は生態系ネットワークの構成要素についてです。

そして、この構成要素、つまり生物の生息生育空間である〈大拠点〉と〈拠点〉をできるだけ広い面積で保全・再生することによって生き物が安定的に生息生育できる環境を確保します。それが下の図です。


〈大拠点〉と〈拠点〉を帯状や飛び石状の自然地である〈回廊〉でつなぐことにより生きものが移動できるようにします。

〈大拠点〉〈拠点〉と〈回廊〉の周辺に広がる区域は〈基盤環境〉として、自然の質の向上を図ることによって、生態系ネットワークの形成を助けるようにします。

ただし、生きものの種類によっては、異なるタイプの自然を移動しているものや、飛翔するために〈回廊〉を必要としないものもいます。

生態系ネットワークを考える場合には、単純に〈大拠点〉〈拠点〉を〈回廊〉で結ぶのではなく、生きものの生態を考えた上で、ネットワークの方法を考える必要があります。

※大拠点の中には、拠点そのものの面積が広いものだけでなく、いくつかの拠点が回廊で有機的につながった構造になっているものもあります。

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環境部自然環境課
生物多様性保全グループ・国際連携・生態系グループ
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ニホンアカガエルの一生  
例 ニホンアカガエルの一生

 野生生物の多くは、ひとつのタイプの自然で一生を完結しているわけでなく、採食・休息・繁殖、あるいは一日、一年、一生を通じて複数の異なるタイプの自然を利用しています。

卵・オタマジャクシ→田んぼや湿地などの浅い水域

子ガエル→草地

親ガエル→林

生態系ネットワークとは、生物多様性を守っていくために、同じタイプの自然や異なるタイプの自然がネットワークされていることです。

野生生物の多くは、ひとつのタイプの自然で一生を完結しているわけでなく、採食・休息・繁殖、あるいは一日、一年、一生を通じて複数の異なるタイプの自然を利用しています。

ある生物の集団が孤立すると遺伝的な多様性が失われてしまうため、他の集団との繁殖交流をするために、移動できる範囲に同じタイプの自然が複数存在していることが必要です。

ある生物の生息生育に適した自然がなくなってしまった場合でも、その生物が移動できる範囲に同じタイプの自然があれば、その地域から絶滅する危険を減らすことができます。

生態系ネットワークとは