愛知という場所に暮らしているのは、私たち人間だけではありません。草や木、昆虫や鳥などの動物、そして人も、生きものはみんな支えあって生きていて、さまざまな生態系に、さまざまな生きものが暮らしています。
しかし、近年では、本来その生態系にいないはずの生きものがすみつくようになってきています。これらの生きものは「外来種(移入種)」といわれ、国外だけでなく、国内の他の地域からきた生きものも、その地域にとっては外来種になります。
外来種は、地域本来の生態系に悪影響を与えるだけでなく、私たちの生活にも影響します。外来種を「入れない・捨てない・拡げない」を守り、在来種や私たちの生活を外来種から守りましょう。
なお、外来種以外の生きものでも、飼育、栽培している生きものを野外に放すことは生態系に悪影響を与えるおそれがありますので、どのような生きものであれ、安易に野外に放すことはやめましょう。