用語解説
・ヤブツバキクラス域※:
植物社会学上の分類で、暖温帯の、雨量に恵まれた地域を生育植生とするヤブツバキ、アラカシ、シラカシ、ヒサカキなどの常緑広葉樹が優占するこれらの樹林(照葉樹林帯)のことをいう。
・ブナクラス域※:
植物社会学上の分類で、冷温帯域を生育植生帯とするブナ、コナラ、アベマキ、力エデ類、コシアブラ、オオマメノキなどの落葉広葉樹が優占するこれらの樹林(冷温帯落葉広葉樹林帯)のことをいう。
(出典:上記2件、「愛知県の植生1994」)
・周伊勢湾要素種※:
愛知県を中心に、三重県から静岡県など伊勢湾をとりまく地域に発生分化したものと考えられる植生で、シラタマホシクサやスズカンアオイなどを指す。
(出典:自然保護読本 自然のしくみ(植物)1979)
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