|
 |
【ポイント】
・症状だけではエイズかどうかは分かりません。症状は出る出ないも含めて人それぞれです。
・治療しないでいると、平均で8-10年経った頃にエイズとなります。 |
|
|
|
|
HIVに感染しても、最初の半年から10数年は症状がない期間が続きます。少数の人で感染した直後(1〜2週間後)に一時的にかぜに似た症状が出る程度です。ですから、感染した本人さえも感染に気付かずに過ごしてしまうことがあります。この点が問題なのです!
なぜなら、症状もなく、本人も感染の自覚のないこの時期でも、性行為により他人へ感染させてしまう危険性を秘めているからです。
長い無症状期の後、「エイズ関連症候群」といわれる状態になり、発熱、急激な体重の減少、下痢、リンパ腺の腫れ、疲れやすくなるなどの症状がでます。
さらに、免疫力が低下して、ニューモシスチス肺炎などの重症感染症、カポジ肉腫(ヒフにできるガンの一種)などの悪性腫瘍、エイズ脳症などの神経障害が起きると「エイズ」を発病したと診断されます。 |
|
|
|
 |
|
|
|
ここで注意していただきたいのは、感染してから抗体が検出されるまでには、6週間から8週間かかる、ということです。つまり、感染したかもしれないと不安になったからといって、感染の可能性のある日からすぐ検査を受けても、感染しているかどうかを知ることはできないということなのです。
一般に、検査で確実に抗体が検出できるようになるまで、約3ヶ月かかるといわれています。 |
|
|
|
 |