委 員:
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「サスティナブル・パーク」というのは、非常に良い概念だと思うので、是非これを実現していただきたい。また、いろいろなご意見を取り入れながら、できるだけ柔軟に計画づくりや、管理運営を実施していただきたい。
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資料に環境拠点という言葉が出てくるが、これは施設だけではなくこの公園全体が環境共生の場という考えで整理したらどうか。つまり、緑地保全や環境学習ということだけでなく、例えばリサイクルのためのゴミ分別の徹底やエネルギーの問題などの環境精神的なところについて、この公園全体で先進的に実践してみるといった概念を少し盛り込むと良いと思う。
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委 員:
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私も同様な意見で、環境学習活動については、「もりのゾーン」のフィールドセンターを活用することにとどめるのではなくて、公園全域を使って展開していく姿勢をもう少し書くと良い。全エリアで展開していくことが、まさにこの公園の特徴だと思う。
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環境学習活動拠点機能というのは、あくまで機能というレベルの話なのか、あるいは特別に建物をつくるということがあるのか。
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博覧会中に実施される「自然体感プログラム」の200人を超えるインタープリターを、今後の公園整備にどう活かしていくのか。
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事務局:
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拠点機能という言葉を用いたのは、拠点という施設のイメージを作りたくなかったということがある。既にフィールドセンターという施設がひとつあるが、今後の方向としては環境学習に特化したハコものをつくるのではなく、公園全体の管理機能も含めた複合的な施設になるだろうと考えている。
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万博のインタープリター等の人材については、公園全体の管理運営組織を考えていく中で継承していきたいと考えているが、今後の検討課題である。
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委 員: |
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「サスティナブル・パーク」を実現するため、また、今後公園づくりプログラムを具体的に検討・現実化するため、万博が残す人、物、技術等さまざまなソフトを一度整理しなければいけないと思う。
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「計画づくりから県民の協働で整備を進める…」とあるが、中間報告をする際には、例えばワークショップ方式でやるとか、参加してもらう具体的なプランを打ち出すなどするのか、それとも検討段階のレベルであると公表するのか。
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委 員:
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「健康で精神的な豊かさと楽しさに満ち、県民と共に成長・進化し続ける公園」という概念には賛同するが、これが「サスティナブル・パーク」というキャッチフレーズとイコールの意味にはならないと思う。「サスティナブル」という言葉は、「持続可能」という意味で、維持するとか、これは変わらない、安定したといったニュアンスがある。「サスティナブル・ディベロップメント」(=持続可能な開発、持続可能な発展)という言葉からもわかるように、変化に対して一定の制約をかけるのが「サスティナブル」であるので、変わり続ける公園、変化し続ける公園というもの(=能動的なもの)を目指すなら、言葉の使い方に少し違和感を感じる。
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委 員:
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本来は、「サスティナブル・ディベロップメント・パーク」というところを短くして「サスティナブル・パーク」としているのだと思う。サスティナブル・ディベロップメントを継承した公園であるということをきちんと、ていねいに説明した方が良い。
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委 員:
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ここで使っている「サスティナブル・パーク」の「サスティナブル」の意味は、持続可能な社会を担保する仕組み、そのようなシステムがある公園づくりに軸があるのだと思う。本来、「サスティナブル・デザイン・パーク」という言い回しなのだろう。
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事務局: |
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「サスティナブル」という言葉に関して、事務局としてはいろいろな意味合いを込めたつもりである。もともとの地球環境の持続可能性という使い方から、さらにイメージを膨らませて、市民と一緒に成長しつづけるといったような意味合いを持たせた。言葉の訴える意味で「サスティナブル・パーク」というのが比較的言いやすいし、よろしいのではないかというのが事務局の案である。
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委員長:
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「サスティナブル・パーク」というキャッチフレーズについては、その言葉に「持続可能」であるということに思いを込め、県民・市民の意識を高揚させていく、あるいは具体的なアクションを取っていくというイメージの言語としてコンセプシャルに表現している、という理解をしていただければ良いと思っている。
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用い方については、パブリックコメントなどの際に、誤解のないような注釈を付けて使っていくということでよろしいか。
→委員了解
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事務局: |
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先ほどの質問(市民参加の展開イメージ)については、今後、より具体的なものにしていきたい。
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委 員:
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この博覧会で235のプログラムが決まっているが、それを一度検証していただきながら進めていくということも再度お願いしておきたい。
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事務局:
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「公園マネジメント会議」は、将来的にここまで持っていくという目標として、ここに掲げている。よって、ここでは検討と言う表現にしている。また、「公園づくりプログラム」については、ワークショップによって公園の一部を作り上げていくといったことまで考えており、具体的に踏み込んでもう少し前向きな表現にしたい。
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委 員:
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県民意見募集について、パブコメだけでいいのか。誰が主催者かで発言が微妙に変わったりするので、単なる意見聴取という形ではなく、まさに県民が主体として関わっていくような参加型、協働という形でやってもらいたい。
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意見を聞く際には、経営者としては数字を見ないと経営できないものなので、大枠で結構なので、補足資料としてお金のデータ(=事業計画など)を示していただきたい。
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公園計画の基礎の部分は従来型(=専門家・行政が中心に検討)であるが、余白の部分を残しておき、ここを市民参加・協働で計画段階からやっていくということを、もう少しわかりやすく、全体計画の中で示したほうがいいのではないか。
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リニモと公園との関係、パークアンドライドの計画、地域における公園の位置付けなど、もう少し公園外との関連を示すことはできないか。
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委員長:
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私は、リニモとのリンク、あるいは地域における、とりわけ地元の市町村との関係、あるいは数字(=事業計画など)というものについては、現段階(=ゾーニングの検討の段階)では少し時期尚早なのかなと、個人的な見解を持っている。しかしパブリックコメントだけでいいのか、あるいは余白を残す、専門家だけで埋めるなというご意見は、貴重なご意見だと思っている。
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委 員:
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言う方も責任分担をするという前提がないと、従来のパブリックコメント以上の成果は本来難しいのではないかと思う。責任分担を明快にした上でやられた方がいいのではないか。
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委 員:
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県がこれから経営していくためには、住民が自分たちの町は自分達で担うという、いわゆる責任を取るという立場を取らざるを得なくなってくる。その時に(責任を)取らせない行政がいる、という部分を強調したかった。
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委 員:
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私は、行政の方が最近は相当柔軟であり、頑ななのは、むしろ市民のほうであると感じている。
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委 員:
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現実的には市民の連携というのは非常に困難であるが、市民社会の実験はしないといけない。この公園は、新しい市民社会の実験場であるということを踏まえ、今後のプロセス、実験の中で市民参加・協働による公園づくりが実践されることを期待する。
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パブリックコメントについて、意見聴取の対象がノンアイデンティティーな市民ではいけない。本当の市民社会というのは、自らのアイデンティティーを持った市民であることが重要である。これまでの、ある種20世紀型市民のあり方と、21世紀型の市民のあり方が少し変わってきていると、この万博の流れの中で実感している。21世紀型の市民をこの公園づくりの中にどう取り込んでいけるかということが重要である。本当に新しい市民たちが活きるプラットホームとして、この公園を活用していくという方向に物語を作っていく必要があるのではないか。
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委員長:
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公園づくりにおいて非常に参加性の高い施設を活用しながら、そこを一つの市民参加・協働の実験のフィールドとしていくことが、「サスティナブル・パーク」であると受け止めている。
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市民協働を実現することを目標に掲げていくのであれば、目標の具現化・具体化に向け、今後それをどのように詰めていくのか、相当集中した検討をしていくということを前提にして、この議論を進めていくという方向で今日の段階では取りまとめをさせていただきたい。
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その上で更に、ゾーニングやその他の中でも、将来熟度が上がっていった段階で参加性が可能であるという時に、ボランティア、インタープリターなどいわゆる人的資源としてだけの参加ではなく、空間資源としても参加できるようにきちっとこの計画の中に残しておくことが重要である。
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委 員:
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4つの基本方針の「新しいニーズに対応した都市公園」の最初の部分に「ユニバーサルデザインに配慮された園路とか広場・・・」とあるが、「デザインに配慮する」という言い方は基本的にはないので、「ユニバーサルデザインされた園路とか広場・・・」と修正していただきたい。
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「環境負荷軽減型技術を活用した公園整備(建設時)」とあるが、ここで一番問題意識を持っているのが、今の万博会場を基本的には更地にし、元に戻して公園をつくっていくという部分である。全く万博会場施設を捨ててしまうような形で考えてしまうのか。いわゆるハードの資産をどこかで使う、流用する、利用するという考え方が成り立たないのかと思っている。
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「ひろばのゾーン」や「もりのゾーン」にひらがなを使っている意味はあるのか。
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事務局:
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ユニバーサルデザインの部分の記述は、修正させていただく。
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ハードの資産というのは、いわゆる建設資材としての活用自体は、実は博覧会協会の方で会場全体について計上されており、リユース等が図られると聞いている。
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問題となるのは、資材ではなくて施設としてあるものを果たして使う必要があるのかどうかということである。公園計画と非常に重要な関わりがある問題なので、事務局としては委員の皆様のご意見をお伺いしたいと考えている。
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「ひろば」「もり」のゾーン名称については、言葉のもつイメージとして捉えたぐらいで深い意味はない。
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委 員:
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青少年公園の良さ、これはやはりスポーツ活動や合宿ができたところであった。
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本当に青少年を何とかしないといけない。市町村でも何とか地域の住民できちっとみていって健全に育成しようとしているが、その一つの手段としてスポーツが取り上げられている。文部科学省も「総合型地域スポーツクラブ」というものを提唱している。
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「健康づくりスポーツやレクリエーション」「子どもから高齢者まで、みんなに楽しく親しまれる」という言葉が随分出てきているけれど、青少年公園時代の「青少年の健全育成」ということは、この資料を見てもあまり感じられない。
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この公園でのびのびと安全にスポーツできるということは、大変重要なことであろう。これから先を考えた時に、青少年公園時代のスポーツ施設を是非準備してほしい。
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資料を見る限りは、青少年公園時代の施設が十分に配慮されているということで良かったなという実感をもっている。それ以上に、是非、全体的な面で青少年も対象としているという何かが残っていくとありがたい。
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委員長:
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博覧会のハードの資産の継承のあり方はどうすべきか。
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委 員:
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スポーツ施設の必要性についての話もかなりあり、以前あったスポーツ施設を復活させることと博覧会の理念を継承することを、限られた空間の中でどううまくバランスを取っていくのかというのが重要であると思う。
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委員長:
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博覧会のハードの資産については、全国ブランドあるいは国際的なブランドとなるであろうから、この委員会内部での議論を超えた議論が、たぶん周辺から今後さまざまな形で起きてくる可能性があろうかと思われる。よって、委員会の内部だけで議論を収斂すべきではないのかなと思う。
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基本的に考えておかなければいけないのは、「あれも残したい、これも残したい、これも残してくれ」というような消極的な提案の仕方ではなくて、計画論としてきちっとした、今日ご説明いただいたような議論を前提とし、フレームを作り、その上でどう取捨選択をしていくべきなのかという姿勢を示しておく必要があると考える。この委員会も、今後高まってくるであろう国民世論、国際的な世論などに十分耳を傾けながら、機動的で柔軟な発想で対応をしていくことが求められるのではないか。
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建設時という概念の中には、従来の既往の博覧会の資産を継承した、撤去における環境負荷の軽減ということについても十分配慮すべきであることをきちんと位置付け、今後検討を進めるといことでいかがか。
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委 員:
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その議論は、博覧会企画前にするべきであった。実際、「もりのゾーン」はそう計画されている。今後は、長期的な計画(=公園計画)を優先させて、その上で、博覧会のような短期的なイベントをやってほしい。そうしないと、いつまでたっても地球環境に負荷を与えるだけのものになってしまう。今回どうするかというより、今後どうするかが重要だ。
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委 員:
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いろんなところと協働しながら公園づくりをしていくというところに、私も非常に同感である。大学との連携という観点で、大学のカリキュラムに位置づける等が考えられる。例えば、児童総合センター周辺の「こどものひろば」の事業を児童厚生施設として位置付けると、児童厚生員や保育士等の実習の場としても活用できると思う。
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委員長:
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「ひろばのゾーン」「もりのゾーン」といったゾーニングは、敷地条件等からあんまりいじりようがないが、具体的な機能や内容は決めきらないことが大事だと思う。
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つまり、公園というものは完成という言葉はなく、概成していくというところが重要である。いわば社会的なエネルギーをいつも受けて、成長していくということがポイントであり、余白のゾーン(=本当に市民社会が成熟していった時に、これはこのように使っていきたいという提案があった場合には、それをきちっと受け入れられるといった柔軟な取り組みができるゾーン)を戦略的にこのゾーニングの中に心がけていただきたいと思う。
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早期開園区域と今後の整備というものの時間的な流れを、大まかに整理して示すことが非常に重要なところである。
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委 員:
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ゾーニングは、計画論からみて空間条件に対して利用方法をどう重ねてくかという話である。資料に示されている将来の利用イメージをみると、それらのほとんどが複層的に全域に関わっている話だと思っている。例えば、エントランスには環境がふれられていないが、エントランスにこそ「環境、サスティナビリィティ」などのイメージを表現すべきではないかと思う。
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公園の長期的な機能としても、それは全体に関わってくる話であり、ゾーニングは全体的に複層的に表現していただきたい。
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委員長:
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ゾーンの中に機能を閉じ込めてしまおうというイメージではない。よって、表現の仕方というものをかなり工夫する必要があろう。
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例えば、公園駐車場については、時間的に車がパーキングされている時とそうでない時とでは異なった利用のメニューが出てくると思うが、それについてもご検討いただければと思う。これは、委員としての個人的な意見である。
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委 員: |
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ゾーニングはよろしいと思うが、これだけの広さを持っている公園なので、各エリアをつないで全体を見られるようなルートのようなものも位置付けていくと良い。
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また、例えば、一言でひろばと言っても、野原的な広場、エントランス的な広場など色々なイメージがあるので、同じ言葉でも各種のイメージがあるということを整理しておく必要がある。
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委 員: |
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「成長する」という言葉の説明、つまり、「成長」というもののイメージの共有化が必要ではないかと思う。先ほど委員長が、概成ということで説明をされたが、「成長」というのは一つの意味ではないはずで、「大きくなる」や「賢くなる」という意味もあるし、「賢くなって風格が出る」という意味もある。
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ある種の基準みたいなもの、これをいずれは作ってそれから主体をどうからめていくか、どんな主体をどうからめていくかという議論が必要だと思う。
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委員長: |
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この公園の計画として、委員の皆様のご意見は様々にございましたが、今回お示しした事務局案はおおむね流れとしては良いだろうと思う。
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この公園づくりの中で、市民参加・協働という壮大な実験をやろうとしているわけだが、言葉で書くのは簡単だがこれを実行するということについては、相当の心構えと準備が必要なのかなという印象を持っている。したがって、そういう前提を持ちながら、県民各位に対して意見を求める場合には、専門家の立場を超えて、一般の方々が分かりやすい、誤解のないような視点で語りかけながらパブリックコメントをやるということが非常に重要であると思う。
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この公園のコンセプトについては、人と人の関わり、人と自然の関わり、それから人間、自分自身と自分の内部の健康との関わり、そういう関わり方をもう一度見直そうと、そういう場にしようという考え方が、サスティナブルという言葉に集約されている印象を受けた。関わり方をデザインしていくということは、それぞれの主体に対する理解と、関わりのありようについてかなりきちんとした土俵を用意しなくてはならないと思うので、今後、それについての整理を行い、パブリックコメントに臨んでいただくということでよろしいか。
→委員了解
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今後何かございました場合には委員長にお申し出をいただいて、委員長にご一任をいただくということで、次のスケジュールまでよろしいか。
→委員了解
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それでは、これにて第2回の委員会を閉じさせていただきます。どうもご協力をいただきありがとうございました。
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事務局: |
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長時間にわたり熱心なご議論まことにありがとうございました。いかに公園の理念が良くても、資料の表現が悪くて県民に理解してもらえないというのではいけないので、その点よくよく工夫をしてまいりたい。
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市民参加・協働については、当方も実現に向け取り組んでいきたいと考えており、本日も非常に興味深いご意見をいただいたところだが、パブリックコメントの段階では、具体的に内容を示すことは難しいと感じている。
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本日はありがとうございました。
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