愛知青少年公園計画策定・中間報告の概要


1.整備・活用の方針
1)整備・活用の目標

計画の骨格となる「整備・活用の方針」は、都市計画公園決定時に設定された「4つの基本方針」と博覧会開催に伴う基本的事項を前提として、計画策定に先立って開催された「21世紀にふさわしい公園を考える懇話会」、及び「県民意見アンケート」の内容等を踏まえ検討を進め、以下のように目標を設定しました。


4つの基本方針

新しいニーズに対応した都市公園
青少年公園の歴史を活かした都市公園
博覧会の理念と成果を継承する都市公園
多様な自然環境を育む都市公園


計画の基本的事項

基本ゾーニング ひろばのゾーン、もりのゾーン
旧公園からの継続利用施設 温水プール・アイススケート場、愛知県児童総合センター、愛知国際児童年記念館
博覧会前整備区域 もりのゾーン全域とひろばのゾーン一部
博覧会施設 パビリオン等博覧会施設は博覧会終了後、撤去を原則



懇話会の意見

市民協働を実践できる公園
幅広い世代の交流の場
プレイリーダー・インタープリターの養成、防災教育の場
環境先進県・愛知にふさわしい公園
地域資源を活かしながらリラックスし癒される公園
パークマネージメント、公園経営に重心を置く


県民アンケート結果

公園利用イメージ
自然の中の憩い・交流・気軽な健康づくり
公園の将来像
のんびりとくつろぎ憩う公園
人にやさしい公園
管理運営への参加
各種イベントへの協力



整備・活用の目標

昭和45年の開園以来、多くの県民に親しまれてきた愛知青少年公園は、「愛・地球博」の主会場を担ったことを契機に、博覧会後、これまでの公園の歴史と博覧会の理念と成果の継承を基盤として、21世紀にふさわしい広域型の都市公園として新生します。
新しい公園は、健康で精神的な豊かさと楽しさに満ち、県民と共に成長・進化し続ける21世紀型の公園〜サスティナブル・パークを目指します。
サスティナブル・パークでは、人々は広大なフィールドに身を置いて心と身体を解放し、楽しさを体感しながら、家族、仲間、地域、自然、環境などとの関係を再構築し、より良い関係を維持していきます。そして、それは自分らしい生き方を大切にし、豊かさを実感できる県民生活の実現への取り組みとなるものです。

「サスティナブル」は「持続可能な」という意味であり、主に環境面において「サスティナブル・デベロップメント」(=持続可能な開発、永続的な発展)という言葉で使われていますが、ここでは「サスティナブル・パーク」を「県民と共に成長・進化し続ける公園」といった広い意味合いを含むものとして捉えることとしています。



次へ


公園緑地課トップページへ  中間報告トップページへ