行政の取組事例紹介


◆地域にある歴史的資産を活かしたまちづくりとして、様々な取り組みが行われています。

(1)名古屋市


・中長期的な歴史分野におけるまちづくりの基本方針として、「名古屋市歴史まちづくり戦略」を策定した。「語りたくなるまち名古屋の実現」を理念に、歴史まちづくりに取り組んでいる。

・身近にある歴史的な建物などを地域の資産として「登録」「認定」する制度を進めている。

・歴史まちづくり法(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律)の「名古屋市歴史的風致維持向上計画」の認定を受けた。(H26.2.14 )

・「名古屋城と名古屋城下町を舞台に展開した祭礼に見られる歴史的風致」、「堀川・四間道界隈に見られる歴史的風致」などを取り込んだ「名古屋城周辺地区(約1,040ha )」、「熱田神宮等に見られる歴史的風致」を取り込んだ「熱田地区(約190ha )」などを重点区域に定めている。

名古屋市歴史まちづくり推進室のWEBページ⇒こちら
有松伝統的建造物群保存地区のWEBページ⇒こちら

(2)豊橋市


・旧東海道二川宿における、住民の方々による美しいまち並みづくりの活動区域を「豊橋市まちづくり景観条例」の「まちづくり景観形成地区」に指定した。

・住民の方々が締結した「まちづくり協定」を基に、まち並み景観の基準等を定めた「二川宿景観形成地区整備計画」を策定した。

・上記の整備計画の基準に適合し、景観形成に著しく寄与する建築物・工作物・広告物・前面空間等の工事費の一部に助成している。

・宿場町の貴重な遺構3種である本陣、旅籠屋「清明屋」、商家「駒屋」を復原整備し公開している。

豊橋市都市計画課(景観)のWEBページ⇒こちら

(3)岡崎市

・平成24年に岡崎市景観計画を策定し、「大樹寺から岡崎城への眺望景観地区(通称:ビスタライン)」、「八帖地区」、「藤川地区」の3地区を景観形成重点地区に指定した。

・平成30年に岡崎市景観計画を改定し、「大樹寺から岡崎城天守を望む眺望景観保全地域(特別地域)」を指定した。

・景観法に基づく景観重要建造物を10件指定した。(平成30年3月末時点)

・「岡崎市水と緑・歴史と文化のまちづくり条例(景観法の景観条例)」に基づき、景観重要建造物の外観の保全に必要な修理・修景工事に対し、費用の1/2を補助(上限300万円)する形で支援している。
Ex.藤川地区の旧野村家住宅(米屋)、八帖地区のまるや八丁味噌など

・「岡崎市水と緑・歴史と文化のまちづくり条例(景観法の景観条例)」に基づき、地域の景観形成に資する活動を自主的に進める団体(景観まちづくり協議会)に対し、活動費用の一部を補助(上限30万円)する形で支援している。
Ex.藤川まちづくり協議会が行っている東海道藤川宿における地域資産を活かした景観まちづくり事業
 
・「岡崎市水と緑・歴史と文化のまちづくり条例(景観法の景観条例)」に基づき、景観形成重点地区及び眺望景観特別地域における修理・修景工事等に対し、費用の1/2を補助(建築物においては上限100万円、工作物においては上限30万円等)する形で支援している。 Ex.八帖地区における外壁の塗替えや木塀の設置等

・登録有形文化財として国の登録を受けた建造物の敷地について、市独自の施策として、土地の固定資産税の減免措置を講じている。

・歴史まちづくり法(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律)の「岡崎市歴史的風致維持向上計画」の認定を受けた。(H28.5.19 )

岡崎市まちづくりデザイン課(岡崎市の景観まちづくり)のWEBページ⇒こちら

(4)一宮市

・一宮市内を通る美濃路沿いに、以下の内容の設置を行った。
@公衆トイレの設置
 起渡船場跡、冨田一里塚、市川房枝生家跡
A文化財解説看板の設置
 旧湊屋、起渡船場跡(定渡船場跡・宮河戸跡・船橋跡)、起宿本陣問屋場跡、起宿脇本陣跡、冨田一里塚、市川房枝生家跡

(5)豊川市


・「商業地としての活気と豊川稲荷表参道としての風格が感じられる和風の街並み形成」を目標に、門前町らしい活気ある商業空間を形成する土地利用を図るため、市道稲荷通線(表参道)を中心とした区域を対象とする地区計画を策定した。

・地区計画の目標である町並みの形成を推進するため、商店街・大学・行政が協働する「豊川稲荷表参道景観整備事業」として商店のファサード(正面)整備に取り組み、平成28年度までに15店舗(社会実験を含む)の整備が終了し、商店街の活性化に寄与している。

豊川市都市計画課(豊川稲荷表参道景観整備事業)のWEBページ⇒こちら

(6)津島市

・本町にある旧津島信用金庫本店を保存・再生し、津島市観光交流センター(通称:まつりの館津島屋)として活用している

・本町にある渡邉家の母屋の保存・再生にあたり、伝統的建築物及び建築技術を研究者、実務者向けに画像で記録した。

・歴史のまちにふさわしい雰囲気を醸し出すような道路空間の修景整備を行っている。

・尾張津島天王祭や尾張津島秋まつりを紹介するポケットパーク整備事業を行っている。

・歴史ある寺社や旧街道、湊跡、山車蔵などの地域資源や旧町名を紹介する案内板整備事業を行っている。

・歴史ある町並み景観を維持・創造するため、町家・山車蔵等修景・復元費補助事業を行っている。

津島市 歴史・文化ゾーンのまちづくりのWEBページ⇒こちら

(7)豊田市


・江戸時代から明治時代に「塩の道」として栄えた中馬街道の宿場町の趣を残すまちなみと周囲の山々が一体となった、足助町の歴史的なまちなみ景観を保全、継承し、育成するため、豊田市景観計画に足助景観重点地区を指定し、「豊田市景観計画 足助景観重点地区編(足助景観計画)」を定めている。

・足助のまちなみはH23.6に重要伝統的建造物群保存地区に選定された。

豊田市建築相談課(足助景観計画)のWEBページ⇒こちら
豊田市足助伝統的建造物群保存地区のWEBページ⇒こちら

(8)犬山市

・歴史まちづくり法(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律)による「犬山市歴史的風致維持向上計画」の認定を受けた。(H21.3.11 )

・「犬山祭と犬山城・犬山城下町にみる歴史的風致」と「木曽川周辺にみられる歴史的風致」を取り込んだ「犬山城下町周辺地区(約180ha )」を重点区域に定めている。

・国認定をきっかけに、教育委員会に「歴史まちづくり課」を新設し、文化財の保護から活用までを一元的な施策とする体制でまちづくりを進めている。

・重点区域の城下町地区では、歴史的風致維持向上計画認定以前からまちづくり拠点施設やポケットパークの整備、旧磯部家住宅(登録有形文化財)の取得・整備、道路の美装化や無電柱化などを進めていたが、歴史的風致維持向上計画認定後には、文化史料館のリニューアル、旧堀部家住宅(城下に唯一武家住宅の面影を残す国登録有形文化財)の取得、防災公園の取得・整備、国登録有形文化財等の修理助成、景観助成などを積極的に進め、町並み保存を推進している。

犬山市歴史まちづくり課(犬山市の歴史まちづくり)のWEBページ⇒こちら

(9)愛知県


・地域の歴史的資産を活かしたまちづくりに関する講演会の開催、ウェブページの作成等を通して、普及啓発に努めている。

・県、市、地元活動団体間の連携を促すために、宿場のイベント時の相互訪問や、活動団体が興味を持つテーマでの勉強会等を行っている。

・街道観光ガイドブック「あいちの街道膝栗毛」を発行した。

・歴史的建造物所有者の保存・活用に対する助言、文化財登録・指定する建造物の資料作成等に協力する人材(あいちヘリテージマネージャー)を養成している。

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