西端旧集落の「坂道」「切り通し」「帯状の緑地」
にしはたきゅうしゅうらくの「さかみち」「きりとおし」「おびじょうのりょくち」碧南市 30
西端の旧集落は、水害を避けることの出来る高台部分に密集しています。そのため、集落を出入りする道は必ず「坂道」になっており、集落のあちこちに露地が斜面に突き当たって出来た「切り通し」がありました。また、集落をぐるりと囲む斜面地は利用されなかったため、「帯状の緑地」として残っており、地形と人の営みが生んだ独特の景観を形成しています。「坂道」「切り通し」「帯状の緑地」はそれぞれ重要な景観資源であり、関連しあっています。
推薦:選定委員会