知事の記者会見
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平成26年10月27日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

第69回国民体育大会について

【知事】  皆さん、おはようございます。10月27日月曜日、10月最後の月曜日の定例記者会見ということでございます。よろしくお願いいたします。
 第69回国民体育大会愛知県選手団の成績について、お手元に資料ありませんが、ちょっと一言ご報告をさせていただきたいと思います。
 10月12日の日曜日に開幕いたしました長崎での国民体育大会が、先週、22日水曜日に閉会をいたしました。総合成績は、愛知県は男女総合の天皇杯が第3位、女子総合成績の皇后杯が第3位ということでございました。昨年が4位と6位だったので、順位を上げて好成績だったと思っております。ちょうど2年前の、ぎふ清流国体のときも3位でありましたから、それに続く良い成績だったと思っております。
 今大会では、特に少年女子の団体競技で、体操、バスケット、ハンド、ソフト、少年女子というと中学生、高校生ですが、みんな優勝してくれたので、それで女子の総合得点が1,024点となりまして、平成6年の愛知国体、地元の愛知国体以来の1,000点超えをしたので、それがグッと押し上げたということでございます。
 開催地の長崎が、当然と言うと怒られますが、天皇杯優勝なので、第2位が東京で、第3位が愛知ということでございます。女子の場合は、東京が第1位で、長崎が第2位で、第3位が愛知ということでありますから、まさにスポーツ王国愛知の面目躍如ということではないかと思っております。
 また、優秀成績の皆様には、また後日表彰するということもあろうかと思いますので、しっかりとこれからも応援をしていきたいと思っております。
  
(2)

「長野・岐阜 応援キャンペーン」について

【知事】  本日午後0時15分から、JR名古屋駅前2階のタワーズガーデンにおきまして、「長野・岐阜応援キャンペーン」を実施いたします。これにつきましては、既に先週木曜日に発表いたしておりますが、改めて私から申し上げたいと思います。(https://www.pref.aichi.jp/0000077120.html
 長野県、岐阜県の観光地は、本格的な秋の行楽シーズンを迎えまして、本来であれば大変賑わっている。この時期、愛知県の山よりも1か月ぐらい早く紅葉が訪れますので、私も何度かこれまでも行ったことがありますが、大変すばらしい季節でございますが、残念ながら、9月27日の土曜日に発生した御嶽山の噴火によりまして、観光への影響が大変憂慮されております。そういう中でありますけれども、火山灰等の影響を受けている地域は限定的でありまして、噴火による影響範囲以外の観光地では、例年どおり、美しい紅葉、秋の味覚、そして温泉などを楽しむことができるわけでございます。私も隣県の知事といたしまして、こうした大変苦しい状況に陥っている現地の皆様を何とか応援したいと思いまして、長野や岐阜の観光地を応援するための取組を、この名古屋で、名古屋駅のところでやったらどうかというお呼びかけをしたところ、多くの皆様からご賛同をいただいたわけでございます。そして、今日の午後0時15分から名古屋駅前で、応援キャンペーンを行うこととなりました。
 キャンペーンには、御嶽山の地元自治体であります木曽広域連合の町村長さん6人全員に来ていただきますし、また長野県の観光部長さん、またご当地キャラの、アルクマくん、源気くんに来ていただくようでございます。それからまた、お手元の資料の2枚目にありますが、岐阜県の観光交流推進局長さん、それから高山市の部長さん、それから下呂温泉、小坂温泉郷の女将さん達も来ていただきます。また、ご当地キャラもたくさん来ていただきます。
 また、私ども愛知県からもお声がけをさせていただきまして、愛知用水の源流である木曽川の源流の牧尾ダム始め関係のところということで、木曽の方々とは大変交流が深く、特に愛知用水の流域のところは、木曽の町や村の皆さんと昔から友好交流提携を結んでおりますので、そういった方々にも声をかけさせていただきました。名古屋市さん、大府市さん、豊明市さん、日進市さん、北名古屋市さん、みよし市さん、長久手市さん、東郷町さんにお声がけをいたしましたが、そういった方々に、名古屋市の河村市長さんも来ていただきますが、多くの皆さんに来ていただいて、総勢60名を超える方々の参加で、賑やかにやっていければと思っております。
 今日は、ちょうど御嶽山の噴火から1か月ということでございまして、名古屋駅前に往来しておられる皆さんに、長野・岐阜の観光地へ安心して訪れていただけるようPRをしていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
  
(3)

技能五輪・アビリンピックあいち大会での選手表彰メダルの完成及び同大会推進協議会会長賞の新設について

【知事】  技能五輪・アビリンピックあいち大会での選手表彰メダルの完成と同大会推進協議会会長賞の新設についてご報告をいたします。(https://www.pref.aichi.jp/0000077074.html
 「技能五輪・アビリンピックあいち大会2014」の開幕まで、全国アビリンピックは11月21日でありますのであと25日、技能五輪全国大会は28日でありますからあと32日となりました。この度、両大会の各職種、各種目で優秀な成績を収めた選手に対しまして、閉会式で授与いたします金賞、銀賞、銅賞のメダルが完成いたしましたので、お知らせをいたします。
 このメダルは先端と伝統の融合をコンセプトといたしておりまして、外周のリングは自動車産業を象徴するタイヤがモチーフとなっております。メダルの中心部は航空宇宙産業にも用いられるチタン、これは金メダルでございますが、この金色に光っているところが、輝いているところがチタンということでございます。その下の、ちょっと小さいですけど、これがカキツバタをモチーフにした七宝焼ということでございます。そしてこのリボンは、ナイロンに本県の伝統産業であります有松絞りと同じ工程を施しましてね、絞り風ということでございまして、重厚なメダルに対しまして、軽やかな、スカーフをイメージしたリボンということにいたしました。これが金メダルでございます。
 スカーフも、金メダルはこういう青い色、これがオレンジとグリーンということで、金銀銅。ということでございますので、またよろしくお願いいたします。なかなか良い出来だなと思います。
 いよいよメダルが完成いたしまして、選手の士気も高まることと思いますが、このメダルが、ぜひ愛知県の選手の胸に輝きまして、技能五輪では最優秀選手団賞の10連覇、アビリンピックでは過去最高メダルを獲得していただきたいと思っております。
 また、今回、技能五輪全国大会におきましては、選手団に対する表彰として、最優秀技能選手団賞、優秀技能選手団賞がありますけれども、今回の「あいち大会」では、新たに「技能五輪・アビリンピックあいち大会2014推進協議会会長賞」を新設することといたしました。この賞は、女性の幅広い分野での活躍促進に重点的に取り組んでいる本県といたしまして、モノづくりの分野におきましても一層の女性の活躍を促進するため、女性選手が最も活躍した都道府県選手団に授与することといたしました。
 なお、開催県が独自に賞を設けることは、技能五輪全国大会と全国障害者技能競技大会ともに大会史上初の取組となります。この賞の新設によりまして、女性選手の更なる活躍を期待するとともに、幅広い分野における女性の活躍促進の機運醸成を図っていきたいと考えております。
 次に、お手元に写真付きの資料がありますので、詳しくはまたご覧をいただければと思っておりますが、この技能五輪・アビリンピックあいち大会2014推進協議会会長賞の盾がこれでございます。これは女性が活躍した選手団に贈るということでございますので、よろしくお願いをいたします。
 選定基準は、参加選手の女性選手の人数の割合、それから女性選手の獲得メダルをそれぞれ点数化いたしまして、その合計得点数の最も高い選手団を表彰しようというものでございます。
 ちなみにですね、技能五輪全国大会では、10月20日現在で、全選手で1,200名が参加ですが、そのうち女性選手は244名、2割、20%ということでございます。それから、全国アビリンピックでは、10月1日現在で、参加選手339名のうち女性選手は113名、ちょうど3分の1ということでございます。ちなみに、愛知県は、技能五輪では、230名のうち女性選手が40名で17.4%、アビリンピックの方は、本県選手21名のうち女性選手9名で42.9%ということでございます。ぜひ皆さん頑張っていただきたいと思っております。
  
(4)

「愛知県庁充電ステーション」開所式の開催について

【知事】  「愛知県庁充電ステーション」開所式の開催についてご報告をいたします。
 この度、県庁本庁舎の正面玄関横に充電ステーションを整備いたしまして、開所式を行いますので、ご案内いたします。本県では、二酸化炭素や大気汚染物質の排出削減に向けまして、環境性能の高い電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)を始めとした次世代自動車の普及に取り組んでおりまして、県税である自動車税の課税免除や中小企業者等に対する購入補助などを行っております。加えて、平成25年7月に「愛知県次世代自動車充電インフラ整備・配置計画」を策定し、県内の充電インフラの整備目標を平成32年度末(2020年度末)に1,600基として、その整備促進に取り組んでいるところでございまして、率先垂範といいますか、まず隗より始めよということで、この度、愛知県庁本庁舎の正面玄関横に充電ステーションを整備したものでございます。このステーションは、名古屋市の三の丸周辺では初めてということでございます。
 また、このステーションは、自動車メーカー4社、トヨタ、日産、ホンダ、三菱が進めている、全ての充電インフラが共通で利用できる課金システムに先行いたしまして、トヨタ自動車が実施する「普通充電インフラの普及に関する実証実験」の第1号となるものでございます。
 利用可能時間は、県庁が開庁している平日の午前8時45分から午後5時30分までということでありまして、その場で携帯電話によりクレジットカード情報を入力し、利用申請で利用できます。利用料金は自動車メーカー各社がそれぞれ設定をした価格で、登録したクレジットカードの口座から引き落とされます。なお、自動車メーカー4社は、年内に新たに共通で利用できる充電カードを発行する予定でありまして、発行後は充電カードを充電器にかざすだけで利用可能になります。
 来る11月4日に、実証実験の実施者でありますトヨタ自動車、設置をいたしました充電器メーカーであるトヨタメディアサービスにも出席をいただいて、開所式を行います。開所式では、充電器の除幕に続きまして、県の公用車のPHVに私が充電いたします。充電インフラの本格的な普及のために適切な課金が必要でありまして、「愛知県庁充電ステーション」が自動車メーカー4社共通の課金システムを採用する第1号となることで、このシステムのPRを行いまして、充電インフラの一層の普及を図ってまいりたいと考えております。
 資料に出席者、日時が書いてありますので、ご覧いただければと思います。11月4日火曜日、午後3時30分ということでございます。ちょうど正面玄関の向かって左側のところに、もう今完成をいたしております。
 ちなみに、この資料の裏面の2ページの5で、「愛知県庁充電ステーション」利用方法とありますけど、1回2時間までということで、最初にまず本庁舎の1階庁舎案内にある利用票に書いてもらって、投函してもらって、その後やってもらう。初めてということなので、ちょっと手続に手間があるかもしれませんが、よろしくお願いできればと思っております。
 ちなみに、参考として、2020年度末に1,600基が目標ですが、10月10日現在で工事着工の届出が出ているものを含めますと、愛知県内に1,107基の充電ステーションがございまして、これも日本一でございます。第2位が神奈川県で837、第3位は兵庫県で623、第4位大阪府で559、第5位静岡県は554ですから、愛知県の1,107というのは、いかに多いかということだと思っておりますので、またご理解をいただければと思っております。
 我々は、EVの充電ステーションももちろん整備していきますが、12月には、西庁舎の駐車場を今改造しておりますが、あそこに水素ステーションも設けてお披露目もできると思いますので、そういった形でEVステーション、それから水素ステーションをしっかりと整備をしていきたいと思っております。
 金額は、充電しますと1回当たり300円ぐらいではないかということでございます。
 時間は、トヨタ自動車のプリウスPHVの場合は、空からフル充電まで約90分ぐらいではないかということで、1人2時間。やっぱりできるだけ多くの方に利用していただきたいので、そういった形での時間制限をするということにいたしました。 今回のこの整備は、経済産業省の補助金、それから日本充電サービスからの支援金を受けまして、それに県の負担を合わせてつくりましたが、総事業費は462万円ということでございます。これは当初予算に載せてあるものでございますが、こういった形で、まず隗より始めよという形でできたということで、何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。
2.

質疑応答

(1)

愛知県庁充電ステーションについて

【記者】  都道府県の県庁内に充電ステーションができるのは、全国で何番目ですか。
【知事】  今すぐは手元にない。聞いて、お答えします。
【記者】  充電をする対象者は、特に県庁に用事がなくても、街中を走っていて足りなくなれば来て良いということですか。
【知事】  もちろんそうです。
【記者】  利用票に必要事項を記載して、投函箱に入れるとありますが、これは毎回やることになるのですか。
【地球
温暖化
対策監】
 そうです。止めた状態、車を止めた状態でどこかへお出かけになる場合を想定しておりますので、緊急の、携帯電話の連絡先とお名前程度ですけれども、書いていただきたいと思います。