知事の記者会見
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平成29年4月3日(月) 午前10時

1 知事発言
(1)新年度のごあいさつ
 それでは、新年度最初の記者会見はいつも県公館ということでさせていただいております。
まず、私から新年度の抱負と挨拶を申し上げたいというふうに思っております。
 昨年度、平成28年度はですね、リニア中央新幹線の本格着工、また、MRJのアメリカでの試験飛行がスタートなどなど、日本を動かす大きなプロジェクトがここ愛知から始まった1年ということでございました。
 また、2026年のアジア競技大会も愛知・名古屋で開催決定。また、2020年秋には、東京オリンピックのその数か月後にはワールドロボットサミット、ロボットのオリンピック、祭典も愛知県の国際展示場で開催ということも決定をいたしました。様々な事業、プロジェクトがスタートした、動き出した大きな1年でありました。また、その勢いを引き続きしっかりと、この平成29年度につなげていきたいというふうに思っております。
 そして、先の2月議会では平成29年度愛知県予算、一般会計、特別会計、企業会計、全部合わせて3兆5,000億円の予算も議決をいただきました。しっかりと執行体制を整えて、ロケットスタートで平成29年度も頑張っていきたいというふうに思っております。
 そのためにも、具体的には、例えば産業競争力の強化、自動車、そしてまた航空宇宙ですね、それからロボットなどなど、日本を引っ張るハイテクの産業をしっかり伸ばしていきたいと思います。
 また、ユネスコの世界文化遺産にもなりました愛知の山車まつりを始め、昨年のトリエンナーレ、国民文化祭などなど、文化、アートの力をしっかりと伸ばしていきたいと思います。また、今年は4月にレゴランドがオープンし、11月にはあいち航空ミュージアムもオープンの予定をしております。愛知の観光の魅力、また、この平成29年度、平成30年度、平成31年度、3年間ですね、大型観光キャンペーンもJRグループと組んで、タイアップしてやるということにもなっておりますので、観光の魅力もしっかりとアピールをしていきたいと思います。
 また、産業人材の育成を始め、教育の充実、女性の活躍促進、また、医療・福祉、オレンジタウン構想などなど、人づくりにもしっかりと意を用いていきたいと思います。
 こうした施策に加えまして、先程申し上げたアジア大会の開催準備、そして2019、2020年で技能五輪の全国大会・アビリンピックも行います。そして、2023年に技能五輪の国際大会の誘致も表明させていただいております。
 また、愛知県国際展示場の整備、それから児童相談センターの体制強化など、そうした県政の施策を進めていく執行体制もしっかりと整えました。
 平成29年度、ロケットスタートでね、頑張ってやっていきたいというふうに思います。桜も大分咲き出しましてね、先週金曜日は全く咲いていませんでしたけれども、この週末で大分咲き出してきました。また、プロ野球もね、開幕、スタートいたしました。ロケットスタートを切った球団も全く駄目だった球団もありますけれども、我々愛知県はロケットスタートを切ってですね、「愛知一番」を目指して頑張っていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

(2)平成29年度の知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shokuiku/h29meishi.html
 愛知県では、あいちが誇る全国トップレベルの農林水産物の更なるブランド力の強化や県産農林水産物全体のイメージアップを進め、需要拡大を図っております。その取組の一環として、今年度も私の名刺に愛知の農林水産物の図案を入れて県内外へのPRを行います。
 今年度PRする品目は、昨年度と同様に、産出額等が全国上位である大葉、金魚、ぶどう、植木、キャベツ、名古屋コーチンの6品目を2か月ごとに取り上げて、それぞれの出荷の始まる時期などに合わせて重点的にPRをいたします。このうち、金魚、ぶどう、植木の3品目については初めて取り上げるということでございます。
 4月になってから、既に大葉の図案を入れた名刺を使っておりますが、今後ともしっかりと本県の農林水産物をPRしていきたいと思います。
 お手元に資料がありますが、資料の別紙1でございますけれども、6品目の主要な産地と時期、それから産出額、それから全国順位。大葉、キャベツ、名古屋コーチンは全国1位ということでございます。
 ということで、また、しっかりとアピールをしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)平成29年度の知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて
【質問】 名刺には、配付枚数の目標はありますか。
【知事】 いや、特に目標はありません。自然体で、普通に使っていくということだと思っております。
 あと、私だけではなくてね、副知事や関係部局の部次長級以上の職員も名刺を使ってPRするということで、その時期は、特にみんなでPRしていくということではないかというふうに思っています。
【質問】 変更した新しい3種類の品目は、どういう理由で変更されたのですか。
【農林水産部長】 同じ品目も入っていますが、毎年度内容を決めておりますので、3つの品目を変更したというわけではございません。平成27年度から6つの項目にしております。それまでは毎月替えていたのですが、平成27年度から2か間使用しています。

(2)名古屋市長選挙について
【質問】 名古屋市長選挙がまもなく告示となり、立候補予定者の公約も報道を通じて少しずつ出てきていますが、改めて市長選に向けてのスタンスみたいなものがありましたら聞かせてください。
【知事】 何といいますかね、今もちょっと話があったかもしれませんが、公約とか何とか、まだ私も見ておりませんしね、きちっとした形では示されていないと承知しておりますので、現段階では特にコメントはないということでございます。

(3)新年度の取組について
【質問】 新年度ということで、先ほど冒頭でも今年度の取組の話がありましたが、今年度の対応したい課題やどのような事業に力を入れて取り組んでいきたいか聞かせてください。
【知事】 先ほど冒頭の御挨拶で申し上げましたが、やはり県政全般とにかく切れ目なくやっていく。特に、継続性というのが大事だと思いますから、一昨年、昨年ですね、平成27年度、平成28年度という形でいろんな大型事業ですね、今後10年を見据えるような事業を仕掛け、そして動いてきております。ですから、それを更に着実に実現をしていくという1年にしていきたいというふうに思っております。
 ですから、愛知県はやっぱり日本の成長を牽引するエンジン、成長エンジンですから、そういう意味では、その力を更にパワーアップしていくということではないかと思います。ですから、自動車産業であれば次世代自動車、自動運転、自動走行、それから環境対応、そういったことは、しっかりやっていきたいと思いますし、航空宇宙産業も、今年は航空ミュージアムもオープンいたしますから、更にしっかりと盛り上げていけるというふうに思っております。
 また、人材育成ということで、技能五輪の全国大会、アビリンピックの準備、それから技能五輪国際大会の誘致を更に進めていくということ、それから2020年ワールドロボットサミットに向けての準備をしっかり進めていくということ、もちろんアジア大会をどんどん具体化していく。
 様々に進めていくことはたくさんありますから、そういったものを全部目くばせしながら、愛知の力を更にパワーアップしていく。そのことが日本を元気にしていくということにつながっていくというふうに思っておりますので、引き続き元気を出して頑張ってやっていきたいというふうに思っています。