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平成30年2月5日(月) 午前10時

1 知事発言
(1)故 星野仙一氏への愛知県県民栄誉賞の授与について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/hisho/kenmineyohyosho300205.html
 去る1月4日にお亡くなりになられました星野仙一さんの生前の御功績をたたえるために、愛知県県民栄誉賞をお贈りすることといたしました。そのことを御報告をいたします。
 先週木曜日の2月1日にプロ野球がキャンプインをいたしました。いよいよ球春到来ということでありますが、野球を愛し、最後まで情熱を持ち続けられました、故星野仙一様も、どんなにか待ちわびておられたんではないかというふうに思います。
 星野さんは1969年に中日ドラゴンズに入団されて以来、チームのエースとして、闘志あふれるプレースタイルで、現役通算146勝、34セーブを挙げ、最多セーブ投手や沢村賞などに輝き、2度のリーグ優勝に貢献されました。
 その後、延べ11年間指揮を執られ、中日ドラゴンズの監督時代にも「闘将」と称されたリーダーシップで2度のリーグ優勝に導かれるなど、四半世紀にわたり、常に県民を勇気づけ、愛知・名古屋を照らす明るく太陽のような方でありました。
 また、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督としてもチームを優勝させるなど、輝かしい功績を残されました。
 こうした星野さんのですね、功績をたたえるため、私ども愛知県としては、愛知県の県民栄誉賞を、この度贈らせていただくこととしたわけでございます。
 これがですね、星野さんにですね、お贈りさせていただく県民栄誉賞の賞状ということでございます。これをですね、御遺族にお渡しをさせていただき、星野仙一さんのですね、御功績、そして御遺徳をたたえ、しのびたいというふうに思っております。
 星野さんの生前の御活躍、勝利を目指す力強い姿、野球に情熱を注ぐ姿は、愛知・名古屋のみならず、日本中の人々を感動させ、県民、国民に希望と活力を与えてくれたものでありまして、今も多くの方々の記憶に鮮明に刻まれております。
 まさに名古屋が生んだ大スター、大監督でありまして、我々県民の大いなる誇りであります。
 後日、御遺族に、これまでの星野氏の功績に対する感謝の気持ちを込めて、この県民栄誉賞の表彰状をお渡しをしたいと思います。
 なお、御遺族の御意向に配慮いたしまして、贈呈の日時及び場所につきましては非公表とさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
 お手元に資料がありますので御覧をいただければと思いますが、今申し上げたとおりのことが書いてあります。
 愛知県県民栄誉賞はですね、昨年4月に創設ということを表明をさせていただきました。昨年はですね、フィギュアスケートの浅田真央さんが4月に引退表明されたことを受けまして、県民栄誉賞を贈らせていただくということを決めさせていただき、8月4日、愛知県体育館でのアイスショーの合間にですね、浅田さんに贈らせていただいたということでありまして、今回はお二人目ということでございます。
 そして、星野さんのプロフィールは、その資料の2ページ目にあるとおりでございますので、御覧をいただければというふうに思っております。
 星野さんには、年に何回か私もお会いをさせていただき、楽しく歓談させていただきましたが、最後はですね、野球人生の最後は、この愛知・名古屋に戻って、中日ドラゴンズの監督として再びチームの指揮を執ってね、また常勝球団に導いていただけるのではないかということを期待をいたしておりましたし、私も会う度にそういうことを申し上げてまいりましたが、残念ながらそれはかなわぬこととなってしまいました。
 この訃報に接しまして、改めて星野さんのですね、選手・監督としての四半世紀にわたる愛知・名古屋での活躍を思い起こし、その栄誉をたたえ、感謝の気持ちをお伝えをしたい、そういう思いで、今回県民栄誉賞を贈らせていただくこととしたということでございます。
 多くの愛知県民の皆さんも同じ気持ちではないかなというふうに思いますし、星野さんはね、私は戦後名古屋が生んだ最大のスターだというふうに思います。そういう意味では、全国にね、星野さんのファンは多いと思いますので、今回の表彰は、全国の星野さんのファンが喜んでいただけるんではないかというふうに思っております。
 なおですね、これまでにこうした形で中日の関係者を表彰させていただいたのは、昭和56年の3月に、これは引退されたんですね、高木守道選手にですね、特別表彰を贈らせていただいたことがございます。その後、この特別表彰は、高木さん、それから伊藤みどりさん、獅子井英子さん、イチローさん、それから成田きんさん、蟹江ぎんさん、そして、平成19年に日本一になった中日ドラゴンズ、中日球団に贈らせていただいたということがございました。
 そして、ちなみに申し上げますと、国民栄誉賞というのは政府がやります。これまで24組の方に贈られてますが、むしろ亡くなられた方、故人の功績をたたえるという形の方が多いかな、ということでございます。
 それから、他県のですね、表彰の例を見ましても、例えば、北海道が千代の富士さんとか北の湖さんにですね、亡くなられたときに、平成28年にお二人に贈られているということもございます。
 そういったことなども参考にさせていただいて、今回、星野さんにね、贈らせていただくということにしたということでございます。

(2)愛知県がんセンター愛知病院の岡崎市への移管に関する協議について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/byoin-keiei/ikankyougi.html
 愛知県がんセンター愛知病院の岡崎市への移管に関する協議を始めるということを報告いたします。
 愛知県と岡崎市は、地域のがん医療提供体制の充実強化等に向けて、愛知県がんセンター愛知病院と近隣にある岡崎市民病院の医療連携のあり方等について、両病院の院長等で検討を行ってまいりました。
 これは、昨年の2月のですね、県議会の、自民党中野治美議員からの代表質問で、その愛知病院と岡崎市民病院の医療連携のあり方について幅広く協議をしていくということをですね、答弁をいたしております。
 これは、三河地域のがん医療の中核的役割を果たすために、地域の医療機関との連携を更に進める必要があるということから、幅広く協議をしていくということを表明をいたしました。
 その後、3月16日以降、昨年のですね、両病院の院長等が随時、会談をし、医療連携のあり方等について検討を重ねてきたということでございます。
 改めて申し上げますが、愛知県がんセンター愛知病院は、平成27年に「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受け、三河地域におけるがん診療の拠点病院として、高度で専門的ながん医療を提供しております。特に、乳がんの手術では県内でも有数の実績を持ち、また、骨軟部腫瘍の分野では、三河地域で唯一の拠点病院ともなっております。さらに、緩和ケアの分野では、西三河南部東医療圏で唯一の緩和ケア病棟を有しております。
 一方、岡崎市民病院は、西三河南部東医療圏で唯一の500床以上の総合的な病院として、また第3次救急医療機関として、重症疾患、救急疾患などの医療を担う病院であり、平成28年には「がん診療拠点病院」の指定も受けております。
 これはですね、この両方とも「がん診療拠点病院」ということでありますが、「地域がん診療連携拠点病院」、これは、診療実績、医療従事者、設備等国が定めた様々な要件を満たす病院で、愛知県では愛知病院を含め16の病院が国から指定を受けております。これは、国が指定する病院と。岡崎市民病院はですね、この「がん診療拠点病院」は県が指定するものということでありまして、診療実績などの要件の一部が「満たすことが望ましい」ということで緩和されておりまして、「がん診療連携拠点病院」に次ぐ病院ということで、「がん診療拠点病院」として県が指定をしておりまして、これは岡崎市民病院始め9病院を指定しております。合わせて、愛知県内では25の病院が、このがんの診療拠点病院となっているということであります。
 両病院におきましては、こうした二つの病院の機能や経営の合理化の観点など、多面的に検討を重ねた結果、医師など限られた医療資源を有効的に活用することで、より充実した地域医療につなげていくため、早期にがんセンター愛知病院を岡崎市へ移管し、両病院を一体的に運営することが効果的・効率的であるとの検討結果になりました。
 この検討結果を踏まえまして、今後、愛知県と岡崎市は、がんセンター愛知病院の平成31年4月の岡崎市への移管を目指しまして、移管の条件や移管後の病院のあり方等について協議を進めていくこととなりました。
 平成31年4月というのは、来年の4月ということでございます。ですから、1年少々、1年余りで検討し、来年4月には統合するということでございます。
 この移管が実現すれば、地域の皆様に対し、より高度で充実した医療の提供が可能となるものと考えております。岡崎市と精力的に協議を進め、今年度内の合意を目指してまいります。
 資料にありますように、平成29年3月から両病院の院長等により検討を行ってまいりました。ということで、今、私が申し上げたように、更にですね、より高度な医療を提供するため移管をし、平成31年4月の岡崎市への移管に向けて協議をしていくということであります。
 両病院の概要はこの下の表にありますように、愛知県がんセンター愛知病院は276床。結核病床、感染症病床なども用意しておりますが、その規模でありますし、岡崎市民病院は715床ということでございます。
 患者数、職員数は下のとおりでありまして、そして、裏面にですね、主な機能が書いてあります。愛知病院は三河地域において高水準ながん医療を提供するものということと、2次医療、へき地医療支援への対応、結核、感染症への対応ということであります。
 岡崎市民病院は、3次救急ということで、救命救急センターですね。一番大きな救急病院ということでございます。そして、災害医療拠点などの地域の基幹病院であります。この医療圏ですね、西三河南部東医療圏では一番大きな、ここには第3次救急病院一つしかありませんので、この岡崎市民病院を中心に、この医療体系ができていると、こういうことでございます。ということで、様々な医療の機能を果たしているということでございます。
 今後、精力的に協議を進めまして、それぞれのですね、愛知病院の施設の扱いでありますとか、また、現在、医師、看護師、検査技師、事務など様々な職種の職員の、この対応等々をですね、そしてまた、県としての今後のかかわり方。引き続きですね、これは財政面も含め、県が関与していくことは間違いがありませんのでですね、というか変わりはありませんので、そうしたことも含め協議をしていくということであります。
 今後ですね、2月の21日に、この西三河南部東医療圏の「圏域保健医療福祉推進会議」、これは医療関係者が集まる会議でありますが、が開催される予定なので、そういった場などで、このことを報告をしていきたいと思っております。
 また、地域住民の皆様への対応は、現在、地元町内会の総代さんとどのような方法が良いかを相談しておるところでございます。
 なお、平成28年度決算におきまして、この、がんセンター愛知病院の決算はですね、4億3,000万円の赤字、経常損失となっておりますが、一般会計の負担金がこの他に8億200万円ありますので、合わせますとですね、12億3,000万円、いわゆる持ち出しと。県の持ち出しは8億円あって、4億3,000万円の赤字ということでございますので、実質的には12億3,000万円ですね、収支が合わないということでございます。
 岡崎市民病院さんも、これも発表されている資料でありますが、一般会計負担金が13億3,000万円で、3億6,300万円の経常損失が出ているということですから、足せば、17億円ですかね、収支が合わないと、こういうことでございます。
 これはですね、それぞれにですね、岡崎の医療、岡崎市民の健康を守るために頑張ってやっていただいているとは思うんですが、ここにですね、平成32年4月、2020年の4月に、岡崎駅のちょっと西側の区画整理をした所に、藤田保健衛生大学の病院がベッド400床でですね、まさに一般病床400床で救急もやるということでですね、藤田保健衛生大学の病院がオープンするということが決まっておりますので、そうなりますとですね、相当の部分、岡崎の町の方は藤田の病院の方にも受けられるだろうと、患者さんが行かれるだろうということも想定されますので、やはり場所がですね、岡崎市民病院、それから愛知病院は、こう非常に北の方でですね、隣接している。南の方にできるということでありますので、今ね、地域医療を考えますと、医師、看護師、そして検査技師始めですね、いわゆるコ・メディカルの方々含め、医療資源は限られたですね、医療人材、医療資源をどういうふうに効率的に、効果的に、そして、適正に配分していくかということになるわけでございまして、こういった形で機能統合していきませんとですね、岡崎市民病院も愛知病院も大変厳しい状況になるということが、もう明らかに想定されるということなので、そういうことも含めですね、これまでもそうした機能統合等々について議論を進めてきたということで、この度ですね、こういった形でお互い更に協議をしていきましょうと。平成31年4月に岡崎市へ移管しましょうということで合意が相整ったということでございます。具体的な条件等は、これから更に協議を詰めていきたいというふうに思います。
 なお、愛知県では、平成22年10月に、循環器呼吸器病センター286床の医療機能を、一宮市立市民病院560床と稲沢市民病院392床へそれぞれ機能を移管したという実例がございます。移管をして、その循環器呼吸器病センターは廃止をしたという形の、すぐ廃止じゃなくて、診療所残したんだよね。診療所残して、それも今もうやめたんだね。ということでございました。
 これはですね、当時、やはり一宮市立市民病院が第3次救急の指定を目指しておりましてね、ということで、そこで、心臓血管外科などの循環器部門が機能が足らないということでありましたので、循環器呼吸器病センターの、その循環器心臓血管外科、そうした機能を、一宮市立市民病院にはお医者さんも看護師さんも移して、そして第3次救急の指定を受けたと。一方で、心臓カテーテル治療などの循環器内科の診療機能は、稲沢市民病院に移したという形で、すみ分けを行ったという実例がございます。
 また、全国的にもですね、県の病院をそうした再編をして地域に移管をしたということなどなどの例は幾つかございますので、そういったことも踏まえ、今回こういった形でさせていただきました。
 やはりそこの、西三河南部東医療圏、岡崎市・額田郡、というか岡崎市・幸田町を考えますとですね、やはり南部の方にそうした救急病院が必要だということは、これは多くの、地理的な状況を含めですね、また多くの市民の皆さんからもそういう声があったので、これは大変結構なことだというふうに思いますが、一方でですね、やはり藤田保健衛生大学の病院というのは大変ブランド病院ですし、大変な高度な医療機能を提供できるということもありますから、今ある、今も現に回っている、こういう医療システムの中にそこがドカンと新設になりますと、相当ですね、インパクトが大きいといいますか、大変ハレーションが大きいと。そこに、やはり医師とか看護師とかそういった方々がギューっとね、集まってしまいますと、既存のところがですね、今回っているところが回らなくなるというのは、もう十分考えられるところでありますので、そこはうまくソフトランディングするようにですね、もう数年前、何年も前から私の方から岡崎市さん、関係者ですね、岡崎市民病院も愛知病院も医師を派遣している機能は名大の医局がやってますので、そうしたところ、名大病院、名大医局等々とも話をしながらですね、できるだけ円満・円滑にソフトランディングできるようにという形で議論をしてきて、こういった形に落ちついてきたということでございます。
 是非、引き続き、私ども県としてもですね、施設面での整備、それから必要な財政的な支援も含めてですね、これは関与をしていかなければならないと思っておりますので、そういった面でも引き続き協議を進めて、より良い方向にしていきたいというふうに思っております。
 なお、この同趣旨のことは、岡崎市さんでも今日ほぼ同時刻、この後発表されることになると思います。

2 質疑応答
(1)故 星野仙一氏への愛知県県民栄誉賞の授与について
【質問】 星野仙一氏が愛知県県民栄誉賞を受賞することについて、御遺族は何かコメントされていますか。
【知事】 基本的には、こうした形でですね、故人の功績をたたえていただいたということは大変有り難いことだということで、喜んでいただいております。喜んでお受けするということでございました。

(2)地域政党「新政あいち」の設立について
【質問】 2月3日の土曜日に、民進党の地方議員を中心とした新たな地域政党である「新政あいち」の設立総会が開催されました。「新政あいち」の設立について、知事の受け止めを教えてください。
【知事】 2月の3日の土曜日の午後ですね、民進党の県議さん、それから市会議員さん、それから名古屋市以外のですね、市町の市会議員さん、町会議員さん等々有志の皆さんお集まりいただいて、新たに「新政あいち」という政策集団、そして地域政党という形のものをですね、立ち上げられました。私も来賓としてお招きをいただきましたので、連合愛知の佐々木会長と二人でですね、来賓二人でありましたが、参上いたしまして、お祝いと激励のエールを送らせていただいたということでございます。
 やはりですね、私いつも申し上げておりますが、国政においてはね、やはり日本は議院内閣制でありますから、与党は説明する責任、野党はただす責任、できるだけそれぞれの勢力が集約・集結をしてですね、丁々発止の議論をしていくということが望ましいと、これが健全な民主主義を発展させていく道だということを申し上げておりました。そういう目から見るとですね、今の政治の状況は野党勢力が分散をしているわけでありますので、できるだけ私は結集をしていくということが望ましいのではないかというふうに申し上げております。
 そのことの流れということでもありますが、今回ですね、愛知の民進党の県議会の皆さん、そして名古屋市会の皆さん、そして市議会、町議会の皆さんが、やはり国政は幾つか分かれてしまったけど、地方議員、県議会、市議会についてはですね、共同歩調をとっていこうということでまとまられたというのは、私は、時宜にかなったことだということでありますし、大変方向としてもですね、結構なことだというふうに思います。
 やはり民主主義、議会制民主主義というのは、一人二人ではですね、これはなかなか発言力、発信力が乏しいわけでありまして、できるだけ同志を募り、できるだけ数をね、集めて。やっぱり多数、最後は多数決でね、議決をしていきますから、できるだけ多数を集めて、そしてその中で政策を練り上げて発信していくと、それが政策の実現につながるということであります。
 ですから、私はね、2月3日の挨拶でも申し上げたのは、皆さん自身がね、多くの有権者の皆さんに負託を受けて、支持を受けて今このね、議席を得ている。そうした応援してもらった人にお応えするためにも、やはり政策を実現していかなきゃいけない。そのためには、やはりこういった形で大同団結して、多くの方がね、同志が集まって一つの方向をね、県民のための政策を練り上げ、そして実現をしていくということは素晴らしいことだということを申し上げました。
 そういう意味での政策の実現力、そしてまた、今後行われるでありましょう様々な各級選挙、特に1年後、来年4月には統一地方選挙がありますので、そういった面で、こうした形でまとまって団結して進んでいかれるということは大変素晴らしいことだと思っております。
 私にとりましても大変大事な仲間の皆さんでありますから、できるだけこうバラバラになるんではなくて、できるだけまとまって前進をしていただきたいという意味でエールを送らせていただいたということでございます。
 是非この愛知からですね、こういった流れ、動きというのが、大きなムーブメントになって動いていただければよろしいのではないかというふうに思います。まだ始まったばっかりなんでね、これからいろんなことがあろうかと思いますが、これからもですね、しっかりとまとまって団結して頑張ってやっていただきたい、心からエールを送りたいというふうに思っております。

【質問】 地域政党「新政あいち」の設立総会に立憲民主党に移った地方議員の姿はありませんでした。当初目指していた一つの固まりには届かないスタートとなりましたが、知事はどのように見ていますか。
【知事】 まあそれは私がコメントすることではないと思いますが、いろいろそれぞれにね、お考えがあるんでしょう。立憲民主党というのは、今、非常に政党支持率がね、高い。一方で、民進党、希望の党は非常にその数字が低いということでありますので、やはり独自路線でね、このある程度高い支持率をね、キープをしていこうということなんでしょう。
 ただね、やはり私は、いろんな道筋、道順、いろんな考え方はね、やっぱり100人いれば100通りの考え方があるんでしょうけれども、やはり最後はね、最終的には、さっきも申し上げましたが、与党は説明する責任、野党はただす責任。野党側がね、バラバラバラバラしていたんではね、はなから、何て言いますかね、勝負にならないわけでありますから、最終的にはやはりしっかりと大同団結をしていただきたいなというふうに思いますし、多くの国民の皆さんもそういうふうに期待をしているんではないでしょうか。ですから、最終的にはそういった方向に進んでいくんではないかというふうに思っております。

【質問】 立憲民主党の地域政党「新政あいち」への参加に関しての対応や今後の方向性についてどのような形が望ましいと思いますか。
【知事】 それは私がコメントする立場ではないということは申し上げておきたいと思います。
 ただですね、様々な形で、何て言うんでしょうね、基本的には立ち位置は野党ですから、野党同士がお互いに、あいつがいかんこいつがいかんと言ってね、言ってたら、はなから勝負にならないので、そういう意味で、私は、様々な形で連携をしていくという形はあるのではないかというか、そうなっていくんだろうというふうに思ってますけどね。