知事の記者会見
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平成30年2月14日(水) 午後1時

1 知事発言
(1)フォレストアドベンチャー・新城のオープンについて
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/koen/shinshiro201802.html
 それではですね、今週ですね、2月14日水曜日でありますけれども、今週の定例記者会見を始めさせていただきます。
 なお、今日午前中、元岡崎市長さん、中根鎭夫さんのですね、岡崎市葬がありまして行ってまいりましたので、午後になったということをですね、御容赦いただければというふうに思っております。
 フォレストアドベンチャー・新城のオープンについて報告をいたします。
 愛知県では、県営都市公園におきまして、民間活力を活用した新たな魅力の創出と県民の皆様に親しまれる公園づくりを進めております。
 大高緑地の「ディノアドベンチャー名古屋」に続く、民間活力を導入した新たな公園施設として、昨年の5月29日に計画概要を発表し、民間事業者により整備を進めてきた新城総合公園の「フォレストアドベンチャー・新城」が、いよいよ来月3月16日にオープンいたします。
 記者発表資料の1ページを御覧ください。
 施設概要でありますが、フォレストアドベンチャーは、フランス生まれの、森や地形をそのまま利用したアウトドアパークでありまして、国内では25か所で営業されている大変人気の施設であります。東海3県では初のオープンであります。
 今回オープンする「フォレストアドベンチャー・新城」は、樹林地を主体とした約0.8ヘクタールの区域内に、1周約700メートルのコースを設け、36のアクティビティを楽しむことができると。例えば、イメージ写真にある「グランパクロッシング」や「ジャングルクロッシング」は、木の上に登り、木の間につられた、ロープや木製の足場を伝って空中を進んでいきます。また、「ジップスライド」は、木の上から、ロープにつかまりながら100メートルを超える長さを一気に滑り降りるアクティビティであります。
 ということで、最も高い足場は樹上10メートルを超え、延長100メートルを超えるジップスライドは、スリルと爽快感ということであります。
 安全に御利用いただくため、利用者には、コースに出る前に、安全器具、ハーネスの使い方などの講習を受けていただきます。コースには、高さ10メートルを超える所もありますが、正しい手順で行えば、常に安全が確保された状態で空中散歩を楽しむことができます。なお、所要時間は、安全講習を含め2時間から2時間半ということです。
 記者発表資料2ページを御覧をいただきたいと思います。
 料金は全国一律で1人当たり3,600円、身長140センチ以上又は小学4年生以上など、御利用には条件があるということでございます。グループ料金は1人3,300円ということだそうでございます。原則、予約制ということでございます。
 新城総合公園は、新東名高速道路・新城インターチェンジから車で約7分、名古屋インターチェンジから約1時間と、非常にアクセスの良い場所にあります。周辺には、「長篠の戦い」で有名な長篠城跡も含め、多くの見所がある地域ですので、併せて観光も楽しんでいただけます。
  「フォレストアドベンチャー・新城」は、緑いっぱいの自然の中で体を動かし、非日常的なスリルと爽快感を体験をしていただけるとともに、自分の安全は自分で守り、仲間と励まし合いながら困難を乗り越えていくといった教育的な要素も持っている施設であります。
 御家族や御友人、また、小中学校、高校の校外学習などにも御利用いただいて、是非多くの方々に、新城総合公園の森の中で、思い切り冒険を楽しんでいただきたいと思います。これは、フォレストアドベンチャーは、フランスのALTUS社が開発をし、直営又は各国企業との業務提携により、世界250か所を超える地域で営業しているということだそうでございます。国内は25か所と、東海3県では初めてということでございます。
 場所は、新城総合公園のこの場所ということでありまして、これ結構、こう急傾斜地というか崖みたいなところでね、本当にここでいいのかって言ったら、そういうところがいいんだということだそうでございます。
 安全対策はね、くれぐれもしっかりやっていただきたいと思いますが、利用者には、最初に道具の使い方、注意点などに関する安全講習を受けていただいて、施設を利用中は、専用の安全装具であるハーネスを装着して、常に、命綱ですかね、ハーネスを装着して安全を確保するということでございまして、国内では、平成18年の開業以来、延べ150万人を超える利用者が体験をしておりますが、骨折などの重大な事故は発生していないというふうに聞いております。
 ということでございますので、よろしくお願いをいたします。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査 愛知県の結果について
【質問】 スポーツ庁の平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査で、愛知県の小学生男子が4年連続で最下位となり、女子も低調な結果でしたが、知事の受け止めを教えてください。
【知事】 これは、ここ何年かというか、ずーっと平行でね、ありまして、大体他を見ててもですね、大体対象の人数多い大都市部がやはりどうしても平均値は低くなって、小さいところが高くなると。
 この体力テストの前にいろいろ、各学校等々で、何て言いますかね、予行演習をやるというか準備もされるところもあるんでしょうけれど、大きいところはそういったことはやれませんのでね、どうしてもそういう傾向があると思います。
 ですから、北海道とか神奈川県ね。東京都はちょっと高いんですね、意外なことに。ただ、小学校は高いけど、中学校は大体平均点は低くなって。あと愛知県、大阪府、兵庫県といったところが大体平均値では下回っているということなんで、そういう傾向なのかなというふうに受け止めております。
 ですから、そういうことだなということでありますが、一方でね、だからといって、やはり子供のうちにそれぞれ運動、スポーツ、得意不得意というのがあるかとは思いますが、やはり健全なね、健康な肉体をね、作る。それから健康な心身でもってね、立派な大人になるというためにはですね、やはり子供のうちは運動とかスポーツにね、慣れ親しむということも、私は長い人生の中でね、必要なことだと思いますので、かねてから教育委員会にはですね、できるだけ楽しんでね、運動とかスポーツにね、得意不得意はあってもね、楽しんでこういう体を動かすということにね、慣れ親しんでもらうということをね、工夫してやってくださいね、ということは申し上げておりますし、そういう指示をしております。
 小中学校ですから市町村教育委員会の方でもね、各学校現場の皆さんといろいろ工夫して、できるだけその、体を動かすね、運動してスポーツして汗をかくということをね、子供のうちからそういったことにね、慣れ親しむという、そういう習慣つけましょうということを今、取り組んでいただいていますので、そういった形でね、引き続き取り組んでいただければいいんではないかなというふうに思います。
 もう一つ傾向はですね、やはりどうしても勉強と同じように、今二極分化なんですね。スポーツ、アスリートとしてね、がんがんやる人はもうどんどんやる。全くやらない人は全くやらないという形の傾向があるのは事実、否めない事実だと思いますので、そういった点でね、私はやはりできるだけ子供のうちはね、運動、スポーツが得意不得意、好きだ嫌いだ、苦手だという方もおられるかもしれませんが、できるだけ慣れ親しんでもらうという形のね、工夫、取組を更にね、これからもやっていただけるようにね、また学校現場、それから教育委員会の皆さんにはね、申し上げていきたいなというふうに思っております。
 あえて言いますとね、愛知県は国体でも常に上位の常連でありますから、そういう意味ではですね、国体の種目ってのは、成年男子・女子、それから少年男子・女子と、こうありますけど、傾向では、高校のスポーツ種目ってのは、非常にポイントゲッターと言いますかね、非常にそれぞれの種目で強いと、得点を稼ぐと。常に3位、4位、5位と言いますかね、まず上位の常連でありますから。あと、企業スポーツも非常に強いということで。どうしても大学はね、やっぱりどうしても関東に集中する嫌いがあるんですが、それでもね、愛知県は、中京大学とか至学館大学とかね、そういった個別の種目でね、頑張っているところがあるので健闘していると思いますが、特に企業スポーツはね、やはり非常に強いということなんで。
 ある意味で、私はね、「スポーツ王国愛知」というふうにも言っておりますが、やはり今言った子供たちの二極分化というか、やらない子は全然やらないという傾向もあるので、やはり運動とかスポーツに慣れ親しんでいくことをね、是非お願いしたいなというふうに思います。
 それと関連してですが、平昌オリンピック、冬季オリンピックがね、開会をしてね、連日熱戦が繰り広げられておりますが、先ほどね、平野歩夢選手ですか、銀メダルということで報道も拝見をいたしました。また大いに盛り上がっていくと思いますが、愛知県のゆかりの選手は10名ということでね、今のところまだメダルには、愛知県の関係選手は届いておりませんが、この後、男子フィギュアの宇野昌磨選手始めね、有望な選手がありますので、大いに期待をしたいというふうに思っております。
 選手の皆さんにね、大いに頑張っていただきたい、心から期待をしたいと思います。