知事の記者会見
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平成30年2月19日(月) 午前10時

1 知事発言
(1)平昌オリンピックについて
 皆さん、おはようございます。2月19日月曜日のですね、午前10時、定例の会見を始めさせていただきたいというふうに思っております。
 この週末は平昌オリンピック、オリンピックが大変盛り上がったというふうに思っております。
 金曜日、土曜日でね、男子フィギュアがあってですね、非常に盛り上がったと。そういうこと言うとあれですが、どうも今回のオリンピックは盛り上がらんなという声ばっかりでしたので、何か一遍に様相が変わったという感じがいたします。
 羽生選手の金メダルと、そして宇野昌磨選手のね、銀メダルでワンツーフィニッシュ。まさかオリンピックで、男子フィギュアでね、ワンツーフィニッシュになるとは思いませんでした。素晴らしい演技、結果だと思います。
 早速私は、愛知ゆかりの選手がメダルを取ったという場合にはですね、コメントもですね、お祝いのコメントも土曜日に出させていただきましたが、改めてですね、祝電もですね、宇野昌磨選手には打たせていただきました。銀メダル、誠におめでとうございますということと、愛知の誇りですと。感動と力をいただきました。ますますの御活躍をお祈りいたします。ということで送らせていただきました。
 また、あとまだですね、男子アルペンの湯淺選手とか、スノーボードの國武選手のビッグエアとかですね、スピードスケートショートトラックがまだありますので、大いに御活躍をいただきたいというふうに思っております。

(2)藤井聡太五段の朝日杯将棋オープン戦優勝及び六段昇段について
 オリンピックのニュースがなければ、これが飛び抜けたニュースでないかと思いましたが、藤井聡太五段が史上最年少の棋戦優勝。朝日杯ですね、朝日杯の、全棋士が参加したこの棋戦で優勝されて六段に昇段したということで、この藤井聡太六段にもですね、史上最年少での棋戦優勝並びに六段昇段、誠におめでとうございます。これからもますます活躍され、後に続く子供たちに夢と希望を与えていただくことを期待します。という祝電を送らせていただきました。
 大変うれしいニュースがね、立て続けにあった週末であったということでございます。

(3)「あいちオレンジタウン構想推進フォーラム」の開催について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/korei/orangetown-forum.html
 「あいちオレンジタウン構想推進フォーラム」の開催についてであります。
 愛知県では、認知症に理解の深いまちづくりを推進する「あいちオレンジタウン構想」を昨年9月に策定をいたしました。今回、県民の皆様に構想を御紹介するとともに、認知症について学んでいただく機会とするため、3月26日月曜日に、名古屋市千種区吹上ホールにおきまして、「あいちオレンジタウン構想推進フォーラム」を開催をいたします。
 本県の認知症高齢者は、2025年には、約40万人に達すると推計をされておりまして、今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気であります。認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域を挙げて認知症に理解の深いまちづくりを進めていくことが求められております。
 そこで、保健・医療・福祉の専門機関が集積するあいち健康の森とその周辺地域が一体となって認知症に優しいまちづくりのモデルとなる取組を始め、その取組を全県へ波及することにより、認知症対策の加速化を目指します。
 あいちオレンジタウン構想では、「認知症「じぶんごと」ONEアクション」をスローガンに、県民の皆様一人一人が認知症に関する正しい知識を持ち、御自身の認知症予防や地域で暮らす認知症の方や御家族に対する支援に取り組んでいただくよう呼びかけてまいります。その第一歩として、このフォーラムを開催をいたします。
 フォーラムでは、記者発表資料6の「内容」にございますように、オープニングセレモニーにおきまして、構想の取組主体となる専門機関、関係団体、行政機関が一堂に会し、県民の皆様に構想の取組を紹介します。
 次に、構想の策定に学識者として関わっていただいた名古屋大学の葛??谷雅文教授、藤田保健衛生大学の武地一教授を講師に迎え、認知症に関する講演を行っていただきます。ということでありまして、このお二人は老年医学の専門医として、この構想に、策定に携わっていただきました。
 名古屋大学の葛??谷雅文教授は、今回の講演では、「いつまでも生き生き!認知症予防と治療のおはなし」と題して、認知症についての医学的な最新情報を分かりやすくお伝えをしていただきます。藤田保健衛生大学の武地一教授は、今回の講演では、「認知症になっても住みなれた地域で暮らせるまちづくり」と題して、認知症サポーターや認知症カフェなど、認知症の方や御家族を支えるための支援についてお話をいただくことといたしております。
 講演の後は、会場イベントとして、ゲストに落語家の林家三平さんを迎えて、認知症の症状別の対応方法を学んでいただくトークショーと、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動コグニサイズの体験コーナーも設けております。
 私もオープニングセレモニーに参ります。認知症に理解の深いまちづくりの推進に向けてメッセージをお伝えしたいと思います。
 定員400名、参加無料でありまして、今日から来月9日金曜日まで申込みを受付をいたしますので、是非皆様、多くの皆様に御参加をいただきますようにお願いをいたします。
 その次に、資料等々が、概要がございます。3月26日月曜日、午後1時半から午後4時まで、吹上ホールの7階メインホールということでございます。オープニングセレモニーから、そして裏面が講演会、会場イベントということに相なっております。
 あいちオレンジタウン構想を改めてちょっと申し上げますと、「地域づくり」と「研究開発」の両面からやってまいります。
  「地域づくり」についてはですね、認知症の人と接する機会の多い職場、スーパー、コンビニ、金融機関、公共交通機関で働く人向けの認知症対応プログラムを開発するということ。「認知症の人に優しい企業サポーターの養成」。それから、企業や大学に、認知症に理解の深いまちづくりのパートナーとなることを宣言をしていただいて、まちづくりの機運の醸成を図る「認知症パートナー宣言」。それから、構想の取組を早期に全県へ波及するために、市町村でのモデル事業を実施する「認知症に理解の深いまちづくりモデル事業」などを予定をいたしております。
  「研究開発」は、国立長寿医療研究センターと連携ラボを設置をし、新たな認知症予防プログラムを開発をするといったことなどを行います。
 四つのアクションプランと11の取組で取り組んでいくということでございまして、また多くの皆さんにね、お越しをいただけるようにお願いをしたいと思います。

(4)県政に関する行事予定について
 今日は午後から、豊田市の下山田代町で、トヨタ自動車のテストコースのですね、引渡し式をやりますので。皆さんに、なかなかコースそのものを報道していただくというのはちょっとNGですけど、中をですね、御覧をいただくという段取りでね、していると思いますので、またね、多くの方の御参加をお待ちしております。
 また、明日から2月定例県議会が始まりますので、1か月半、長丁場でありますけどね、しっかりと議論、建設的な議論を積み重ねてね、県政を前に向けていきたいというふうに思っております。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)平昌オリンピックで銀メダルを獲得した宇野昌磨選手について
【質問】 平昌オリンピックで銀メダルを獲得した宇野昌磨選手に対して、今後スポーツ功労賞の授与など検討しますか。
【知事】 スポーツ功労賞等々の規程がありますので、その基準に沿ってですね、オリンピックや世界選手権等でメダルを取られた方、上位入賞の方には顕彰、表彰するということになっておりますので、当然そういう形になるんではないかというふうに思います。
 ただ、まだこの週末、ついおとといのことですからね。まだオリンピック最中でありますので、そういう形で進めていければと思いますしね、皆さん、本当に喜んでいただいているんじゃないでしょうか。
 私もね、また日本に戻ってきて、またこちらで、名古屋でね、宇野昌磨選手ね、お会いできることを本当に楽しみにいたしております。
 ただ、まだオリンピック終わっても、次、世界選手権があったり、ずっとね、まだフィギュアシーズンは、あれ3月の終わりか4月の頭でしたかな、世界選手権はね。だから、まだまだ続きますのでね、それが終わってからなのかな、やっぱりね、シーズンがね、ということかもしれませんが、是非また更にね、精進して頑張っていただきたいなと思っております。

【質問】 知事は浅田真央さんに愛知県県民栄誉賞を贈りましたが、宇野昌磨選手についてはどのように考えていますか。
【知事】 浅田真央さんはね、あれだけの成績で、世界中をね、感動させてね、その上で、選手を引退するということでありましたんでね、その区切り、節目ということでね、県民栄誉賞差し上げましたが、宇野選手はまだまだこれからが、これからがあれじゃないでしょうか。更に脂が乗り切ってというか、まだまだ進歩、進化していく方だと思いますので、そこは、やっぱり温かく見守っていった方がいいんじゃないかなというふうに思います。
 いずれにしても、そういうスポーツ顕彰、スポーツ功労賞といった表彰規程がありますので、そういった形に倣ってですね、しかるべき時期に差し上げたいなというふうに思ってます。

【質問】 宇野昌磨選手のオリンピックでの演技について、知事の感想を教えてください。 
【知事】 ちょうどあの時間帯は、僕はちょっと安城市の事務所で打合せとかいろんなことをやってたところだったので、それやりながら、お客さんも来てたんで、ライブでちょっと見ておりました。
 最初羽生選手のね、何というか、よくぞこらえたというか、もったというか、圧巻の演技でね、素晴らしいなと思いましたけど、その後、宇野選手がね、最初のジャンプでこけちゃったんでね、あらーと思ったんですけど、その後全部仕上げてね、いやこの子はすごい子だなと思いましたね。
 だからそういう意味では、何というか、心の強さというかですね、それは不断の厳しい練習の裏付けなんでしょうけど、最初のジャンプでこけてもその後自信満々に演技してね、全ての力を出し切った、出し尽くしたという感があって、いやすごいなと。
 改めて本当に羽生選手も宇野選手もね、甲乙つけ難いという感じのね、何でしょうね、本当にあの二人には感動をいただいたなというふうに思います。ですから、そういう意味ではね、お二人ともね、胸張ってね、日本に帰ってきていただきたいと思いますし、宇野選手はね、やっぱり胸張ってね、名古屋に帰ってきていただきたいなと思いますね。みんな大歓迎するんじゃないでしょうか。
 また次の機会にね、お会いするのがね、本当楽しみにしております。

(2)藤井聡太五段の朝日杯将棋オープン戦優勝及び六段昇段について
【質問】 藤井聡太五段が、棋戦で優勝し六段に昇段しました。60年ぶりに最年少記録を更新しましたが、知事の受け止めを教えてください。
【知事】 これまでも、最初こういう大会で、棋戦でですね、優勝されたのの最年少更新したということですが、それまでの方々はみんな若手参加のですね、棋戦なんですね。今回は全棋士の参加の大会ですから、そこでね、佐藤天彦名人を破り、羽生竜王を破りね、広瀬八段を破ってと、もう実力者を軒並みね、破っての優勝ですから、本当に価値のある優勝じゃないでしょうか。もうまさに前人未到と言ってもいいと思いますね。
 中学生ですからね、まだね。本当に驚きました。ですから、オリンピックのフィギュアさえなければ、それはこの藤井六段の優勝と、四段から五段、五段から六段へのね、一足飛びの昇進がね、これがもう日本中のトップニュースだったことは間違いないと思いますけどね。
 でも、価値が変わるわけじゃないので。そういう意味ではすごい、何て言いますかね、去年の連勝記録ももちろんですけども、もう何か本当に順調にこう何かどんどん実力をつけてきてね、すごい棋士に今もうなりつつあるというか、もうなっているんでしょうけど、まだ更に高みに向かってね、成長を続けている、進化を続けているというのを、何かまざまざと拝見をしてね、何かすごい天才が現れたなという感じがいたします。
 そういう意味ではね、また引き続きこの名古屋を拠点にね、活躍をしていただけるということでありますから、もっともっとね、精進してね、素晴らしい棋士になっていただきたいなというふうに思います。

【質問】 藤井聡太六段について、去年の連勝や今回の昇段など、いろいろと快進撃が続いていますが、お祝いなどは検討していますか。
【知事】 祝電を送らせていただきましたが、まだまだ中学生、これからですからね。そこはやはり温かく見守りながら、我々としてはしっかりとね、応援をしていきたいと思います。
 ただ、一つの節目、区切りということであることもあると思いますので、どういう形でのお祝いができるかはね、少し検討したいなと思います。