知事の記者会見
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平成30年5月1日(火) 午前10時
1 知事発言
(1)「県庁さわやかエコスタイルキャンペーン」の実施について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/ondanka/ecostyle.html)
 皆さん、おはようございます。
 5月1日ですね。ゴールデンウィークの谷間と言いますか合間、カレンダーどおりのですね、今日は火曜日でございますが、午前10時から定例記者会見を始めさせていただきます。
 「県庁さわやかエコスタイルキャンペーン」の実施について申し上げます。
 4月の24日にもう既に記者発表しておりますけれども、愛知県では、毎年度、温暖化対策の一つとして、軽装やノーネクタイを推奨し、省エネに取り組む「県庁さわやかエコスタイルキャンペーン」を行っております。
 実施期間につきましては、本日5月の1日から10月の31日までといたしております。これは、最近は例年そんな感じでやっております。5月1日はここのところずーっとですね。平成27年度から10月31日、10月いっぱいまでということでやっております。
 服装につきましては、例年どおりノーネクタイ、上着無しのクールビズを始め、ポロシャツ、チノパンなどカジュアルなものにつきましても全期間を通じて認めるということにしております。
 このキャンペーンに併せまして、事務室の昼休み時間中の消灯や使用していないパソコンの電源オフ等省エネの取組も徹底していきたいと考えております。
 また、県民や企業の皆様に対しましても、県のWebページや会議の場など様々な機会を通じてこの取組を広く周知をし、県民や企業の皆様の省エネ行動を促していきたいと考えておりますので、御理解、御協力をよろしくお願いをいたします。
 ということでございますが、大体世界のビジネス界といいますか、特にアメリカのビジネスマンといいますかね、ビジネス界でも、大体3分の1ぐらいはカジュアルウェアになって、年がら年中ですね、ということになっていますので、ヨーロッパ、日本もどんどんどんどんそういうふうになっていくんじゃないでしょうか、季節にかかわらず。ただ、クールビズということでありますので、この夏の期間はね、日本の暑さということで合理的だと思います。普通にですね、普通に進めていきたいというふうに思います。

(2)知事の米国渡航について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai/texastokou.html)
私のアメリカ渡航について申し上げます。
 5月6日から13日までの8日間、6泊8日、機中泊が1泊・1泊ありますので現地は6日間になりますが、アメリカのテキサス州を訪問いたします。
 テキサス州は、2016年4月に友好交流及び相互協力に関する覚書を締結するために渡航して以来、2年ぶりの訪問であります。
 まず、6日はヒューストンに入りまして、JR東海が技術支援しているダラス−ヒューストン間の高速鉄道プロジェクトのターミナル予定地などを視察いたします。
 7日は、中部電力が出資しているフリーポート天然ガス液化加工事業のプラント建設現場のほか、NASAのジョンソン宇宙センターを視察をいたします。
 お手元資料のですね、日程が付いておりますので、御覧をいただきながらお聞きをいただければというふうに思っております。
 8日は、「日本テキサス経済サミット」に出席し、日米の企業関係者や行政関係者の皆様に向けて、基調講演をさせていただきます。講演では、産業集積が更なる集積を呼び、イノベーションを創出する愛知型の成長モデル「愛知グロースモデル」ですね、イノベーションレボリューションズ、成長革命といったことをテーマにですね、愛知の現状、そして愛知の産業力、イノベーション力をですね、しっかりアピールをしていきたいと思います。愛知県とテキサス州の経済交流などについても発信してまいります。
 また、経済サミットの会場では、グレッグ・アボット テキサス州知事と2年ぶりにお会いをいたします。両地域の友好交流の一層の促進に向けて親交を深めてまいりたいと考えております。ほかにも、会場ではサンアントニオ市長などテキサス州内の市長、主要な市長とも面談をする予定であります。
 サンアントニオにはトヨタ自動車のピックアップトラックを作っている巨大な工場がありましてね、一つの拠点になっておりますし、昨年からダラス郊外のですね、プレイノにトヨタ自動車の北米本社、4,000人規模でですね、これはものが完成をして、もう移転をしてもう動いておりますので、そういったところもですね、しっかりと拝見をしていきたいと思います。
 9日は、州都オースティンへ移動いたしまして、経済団体などを訪問する予定でございます。
 10日は、最近ですね、最先端のIT技術などの見本市として世界的な注目を集めております「サウス・バイ・サウスウエスト」の主催者と面談をいたします。愛知県では来年3月、このイベントに愛知県内の学生や研究者のグループを派遣する予定でありまして、この新しい事業の成功に向けて意見交換をしていきたいと思います。
 「サウス・バイ・サウスウエスト」は、最初音楽のイベントで始まったんですけれども、今やICTのですね、世界的なインタラクティブのイベントになっておりますのは御案内のとおりでございまして、そういう意味では、これもしっかりとですね、こういった場でもアピールをしていきたいと思います。
 それから、その後ダラスに移動いたしまして、ダラス・フォートワース日米協会が主催する「サン・アンド・スター・レガシー・アワード」の授賞式に出席をいたします。
 この賞は1998年に創設されまして、日米関係の促進に優れた功績を果たしたリーダーを表彰するもので、大体これまでに多くの駐日大使や駐米大使を表彰したほか、豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長や中曽根康弘元首相も受賞をされておられます。
 この度は、大変恐縮でありますけれども、日本の地域、都道府県として初めてテキサス州と覚書、MOUを結び、両国の交流を促進したということが評価をされまして、私が受賞する運びとなりましたので、来てくれということでありますので行ってまいりたいと、そこでスピーチをしていきたいというふうに思っております。
 11日は、昨年7月から稼働しておりますプレイノのトヨタ自動車北米本社を訪問いたします。エンジニアリングやマーケティング部門などを視察するとともに、北米における自動車産業の現状、課題、今後の展望などについて意見交換をしてまいります。
 続いて、ダラス商工会議所を訪問し、ダラス地域の経済動向についてお話を伺うとともに、愛知県とテキサス州の経済交流の促進について意見交換をしてまいります。
 現在、テキサス州には愛知県から41社が進出をし、活発に事業を展開しており、今後も経済的な結び付きはますます強くなることが期待されます。また、愛知県は自動車産業を始め輸出型の製造業が集積をしている地域でありまして、アメリカ経済の動向に大きな影響を受けるということから、今回の渡航によりまして、テキサス州政府や経済団体など各方面としっかりとネットワークを構築し、交流のパイプを太くしていきたいと考えております。
 今申し上げましたように、トヨタグループ、それからJR東海のダラス−ヒューストンの新幹線プロジェクト、それから中部電力がフリーポートのですね、シェールガス、LNGの基地を建設しているといった様々なプロジェクトありますし、MRJのですね、三菱航空機の北米本社はダラスにありますので、そういう意味では様々に、十重二十重にですね、関係が深いということなので、しっかりと関係を深めて強化をしていきたいというふうに思っております。
 今回のこの会合ですね、日本テキサス経済サミットが一番メインでありますけれども、これはですね、日本でいうと日米協会、アメリカではU.S.−Japan Councilというところがですね、これ、明治時代にできた日米の橋渡しをするという団体でありまして、日本側の初代の会長は金子堅太郎、明治憲法を創案した方でありますけれども、というところが主催をして、毎年全米50州を持ち回りでですね、要は日米の友好協力のシンポジウムをやっているというんで、今年はテキサスなので是非来てくれと、メインスピーカーで来てくれと、こういう話でございまして。去年はハワイなので、ハワイは確か全国の知事四、五人が行ったと聞いていますけどね。要は、ハワイと姉妹提携結んでいるところは五つか六つ、もっとあったかな。何せたくさんあるのでということなので、今年は是非テキサスだから来てくれということで。
 向こうのグレッグ・アボット知事が出てくるとですね、そういうことで私が行かないとつり合わないというふうに言われておりまして、今回行ってきたいというふうに思っております。
 なお、ほかにはですね、出席するのはグレッグ・アボット知事、それから、今年は3月の終わりにテキサス州のナンバー2でありましたパブロス州務長官も来られますし、杉山駐米大使も来るし、シーファー元駐日大使、それから経団連の早川副会長、トヨタ自動車の副会長ですね、それからJETROの前田理事、シェル石油米国社長などなど大物が、ビッグネームの方がですね、多く来られるということでございますので、しっかりと行ってきたいと思います。
 ちなみに、アメリカでは最大の都市圏はニューヨーク都市圏、次はロサンゼルス都市圏ですね。3番目がシカゴ、4番目はですね、ヒューストン、5番目がダラス・フォートワースですから、テキサスの経済圏がいかに大きいかということではないかと思います。
 ちなみに、この2年間でですね、2年前の4月、私が行ってMOUにサインをしてきた後はですね、2016年10月にはテキサス経済開発公社の一行が訪問した。ダラス市長、フォートワース市長が11月に来た。去年の1月にはサンアントニオ市の市議会の代表団が来た。また、6月にはサンアントニオ市のですね、高校生がたくさん来たと。それから7月にはリチャードソン市の会頭とかがたくさん来たと。10月にはプレイノ市長が日本に来たと。この2月にはですね、外務省の「カケハシ・プロジェクト」を活用して愛知県内の高校生訪問団25名をヒューストンに派遣をいたしております。3月にはパブロス州務長官始めサンアントニオ市の代表団が来たと。先月4月はですね、ダラス商工会議所の副会頭を始めダラス・フォートワースの代表団が来たということで、テキサスからいっぱい来ていただいているので、こういう交流がですね、こういう実のある交流をですね、我々しっかりとこれからもやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(3)G20外務大臣会合の開催に向けた県の体制強化等について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai/g20.html)
 G20の外相会合の開催に向けた県の体制強化について申し上げます。
 先月4月の2日に2019年にG20サミット、大阪で開催されるものの外務大臣会合の開催地が愛知県に決定されたことを受けまして、地元受入体制の整備を進めるため、政策企画局国際課の中に「G20外相会合準備グループ」を新設することといたしました。
 国際交流・G20外相会合担当の主幹の下に、課長補佐級班長及び班員3人で構成する新設グループを置き、計5人の職員で各国閣僚の受入れに係る外務省や関係機関との調整を始め、地元おもてなし事業の企画・運営、各国メディア等に対する愛知県の魅力発信などの事業を実施してまいります。
 また、G20外務大臣会合の決定に伴い、外務省から職員の派遣の協力要請がありまして、各国閣僚の受入れ、歓迎、魅力発信の取組を的確に行っていくには外務省と緊密に連絡・調整を図っていくことが非常に重要であることから、職員2人を派遣をすることといたしました。
 G20外務大臣会合には各国閣僚を始め関係者が多く来県されることから、各国要人の受入れ、歓迎に万全を期すとともに、愛知県の産業力、経済力、世界最先端の技術を世界に発信する絶好の機会と捉えて、しっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。
 このグループを設置するのは、連休明けの5月7日。谷間の今日ということもあったんですけど、今日やって2日やってすぐ休みというよりも、まあ7日からしっかりとね、やっていくということで7日と。
外務省への職員派遣は、2人はですね、6月12日からG20外務大臣会合終了まで派遣をすることといたしております。
 これはですね、当然のことながら主催は外務省になりますけれども、当然現地というか我々のところで設営を、段取りを全部やりますので、そういう意味ではそのリエゾンという形でですね、人が要るというのは、それは当然だろうというふうに思っておりまして、今後ですね、これは4月の上旬に外務省からそういう職員の派遣協力、6月から派遣をしてほしいという協力要請があってですね、地元との調整とか歓迎行事、公式晩さん会などに係る業務、それから日本や愛知の情報発信、報道対応等の広報の業務、そうしたことについてですね、連携をしていくということで要請があったので、2名を派遣をすることといたしております。
 なお、2016年の伊勢志摩サミット、G7サミットのときもですね、もちろん三重県がたくさん派遣しておりますけど、愛知県からも2名、これも派遣をいたしておりますので、そういった形でしっかりとやっていきたいと思います。ほかの地域も大体この4月、5月でそういった受入れの担当組織を開設をしているということでございます。
それから、愛知県警におきましても4月27日にG20サミットの対策課ということで、テロ係30人を新設したということでございます。しっかりと成功に向けてですね、やっていきたいというふうに思います。
 まあ外務省といいますかね、河野太郎大臣とは、とにかく日本で、せっかく日本でやるので、やはりですね、東京とか京都とかね、富士山とかね、何かそういうお寺とかね、何かそういったことじゃなくて、やっぱり世界最先端のテクノロジーをね、見てもらいたいと、見せたいということでありますので、そういった面で外務省と連携しながらしっかりとそういう発信ができるようにやっていきたいというふうに思っております。
 ほかの閣僚会合ももちろんありますが、やはり外相会合は本人が来るのでですね、まず本人が来るので、そういう意味では発信ができるのではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(4)愛知県国際展示場の愛称募集について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiiki/nickname.html)
愛知県国際展示場の愛称募集について申し上げます。
 2019年9月に開業予定の国際展示場につきましては、4月27日にフランスのGL eventsを中心とする愛知国際会議展示場株式会社と15年間の契約、コンセッションの契約を正式に締結をいたしました。今後は、2019年9月の開業までの1年4か月で具体の準備をしてまいりますが、その一つといたしまして、国際展示場の愛称を募集することとし、本日から募集を開始いたします。
 国内の主要な展示場である東京ビッグサイトや幕張メッセなどはいずれも愛称でありまして、広く浸透しております。そのため、愛知県国際展示場につきましても、多くの人に親しみを持っていただけるよう、公募による愛称を付けることといたしました。
 愛称の応募につきましては、国内・海外を問わずどなたでも可能であります。本日からインターネット、メール、はがき、ファクスで募集を開始をし、6月28日 木曜日まで約2か月を応募期間といたします。
 今回の愛称募集を通じまして、本県展示場の特徴である空港直結のアクセスや国内最大規模の展示場といった点がイメージできる愛称を付けることで、国内外に対して更なる知名度向上につなげていきたいと考えております。
 なお、今回募集する愛称を基に、県においてロゴマークを作成することといたしておりまして、開業1年前となる9月上旬頃に併せて決定・公表する予定でございます。
 要は、大体1年前イベントか何かやるときに、愛称とロゴマーク併せて発表するということで、逆算でね、この5月、6月で募集をしたいということでございます。皆様からたくさんの応募を期待をいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。
 なお、応募いただいた作品の中からこの最優秀賞といいますかね、これは県において決めたいと思いますが、運営事業者であります愛知国際会議展示場株式会社ともよくよく相談しながらですね、決めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(5)麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/0000013280.html)
 麻しん、はしかについてですね、ちょっとこの間のあれ申し上げたいと思いますが。
 現段階で、4月の26日の木曜日以降、愛知県内で新たな患者さんの発生は無しということでございます。ですから現段階、4月30日現在、昨日現在では10名ということでございまして、特定の名古屋市内の病院に関する方がほとんどというか、最初に沖縄旅行から帰ってこられた方以外はみんなそこの関係ということでございまして、その4月26日以降は発生をいたしておりません。
 私ども県に作った相談窓口でですね、様々に相談があった件数でありますけれども、連休前の先週ですね、先週の4月23日から27日、月から金の相談受付件数は、健康対策課と県保健所でですね、これ県だけですけど、合わせて大体720件で、この連休中の3日間でちょっと落ち付いたかなという感じがありますが、県の方に来た相談は290人でありました。
 初日の28日がどーんと多かった。171人ということですけど、少し落ち付いてきたのかなということでありますが、引き続きですね、こういった形で相談窓口を開いておりますので、また何なりとですね、御相談をいただければというふうに思っております。
 またですね、私どもは4月の26日の木曜日に健康福祉部内の全課室で、情報共有を目的とした「健康福祉部健康危機管理調整会議」というのを開催をいたしました。27日の金曜日はですね、県の教育委員会、県警本部を含めた庁内全部局に対して本県における麻しん、はしか患者数の増加に伴う注意喚起について関係機関に周知をしてもらうように、全部局に注意喚起のですね、要請をしたということでございます。
 引き続きしっかりと情報把握に努めながらですね、万全を期していきたいというふうに思っております。


2 質疑応答
(1)G20外務大臣会合の開催に向けた県の体制強化等について
【質問】 G20外務大臣会合の開催に向けた県の体制強化等について、県から外務省へ派遣する2名の職員とは、国際課に新設される「G20外相会合準備グループ」とは別の職員ですか。
【知事】 そうです。
 例えば、G20サミットの首脳会議を開催する大阪府及び大阪市はそれぞれ2名ずつ職員を4月1日から派遣していると、外務省に派遣していると聞いております。

【質問】 「G20外相会合準備グループ」について、国際課の中に新たなグループを作るとのことですが、新たに部屋を設けることは考えていますか。
【知事】 おいおいでしょうね。やっぱりまずは、だんだんだんだんこういうのって業務が広がってくんだよね。最初にいきなりぼんといっても、じゃなくて、だんだんだんだんこう広がってくので、それに応じて職員も増やし、最後はやっぱり部屋を構えなきゃいかんのだろうと思いますけどね。
 G7サミットのときも一緒でしたよね。大体外務省だって一緒だよね。彼ら、G7サミットのときも、東京の外務省だけでは足らない、300人ぐらいかな、あれ。各省からもかき集めて、在外公館からはいわゆる臨時で長期出張で召し上げるという言葉はいかんけど、かき集めるんですよね。
 ただ、1年もかき集めとったら在外公館の仕事できやせんもんだから、だから、だんだんだんだんグワーンと大きくするんだよな、あれ。
 だから、同じようなやり方じゃないでしょうかね。当面これでしっかりまず受皿作ってやっていきたいと思います。

(2)新元号及び来年度の「第70回全国植樹祭」について
【質問】 1年後に皇太子殿下が天皇陛下に御即位され新元号となりますが、知事の受け止めを教えてください。また、愛知県では全国植樹祭も開催されますが、どのようにお迎えしますか。
【知事】 今の天皇陛下がですね、御退位をされまして、皇太子殿下が新天皇に御即位されるということはもう決まっているので、その時に新しい元号に変わるということだと思いますが、これはね、それはそういうことになるということなので、それはそのこととしてしっかりと受け止めていきたいというふうに思っておりますし、元号が変わることによって、前、「昭和」が「平成」に変わったということも多くの方が経験していますので、そこの切換えはですね、もう私はスムーズにできるのではないかと思いますし、スムーズにできるように、我々行政としてもしっかりとですね、それは目配り、気配りをしながらですね、対応をしていきたいというふうに思っております。
 それが1点でありますが、何と言っても、今言われましたように来年のですね、春、梅雨が始まる前の春ということになろうかと思いますが、私ども、第70回のね、節目となる全国植樹祭を開催をすることになっております。今、その準備をね、全力で取り組んでおります。
 ですから、基本的に、今の皇太子殿下が新しく天皇陛下に御即位された後のですね、最初の大きな行事ということになるわけでありますので、我々としてはですね、しっかりとですね、これは務めていきたいというふうに思っております。
 ですから、会場も尾張旭市と守山区にまたがるね、県の森林公園という明治以来のですね、県有林という伝統のあるところでやりますし、1万人規模の植樹祭でありますので、今そのハード、施設ですね、会場の整備とか、それから両陛下が御休憩される御休息所、それからまたお野立所とかね、そういうところも含めて今整備しています。
 しっかりとやってですね、愛知県民のね、皆さんに、そしてまた全国民の皆さんにね、喜んでいただけるように、また、新たに新天皇陛下が御即位されたということをね、改めて、何て言うんでしょう、国民の皆さん全員に何か感じていただけると言いますかね、喜んでいただけるようなそういう、何て言いますかね、華美ではないんですけれども、ごてごてしたというか華美にするというのはどうかなと思いますが、やっぱりさわやかなね、何か新しい時代が来たと、新しい時代が始まったということをね、多くの県民、愛知県民だけではなくて、多くの国民の皆さんに感じていただけるようなね、さわやかな、五月晴れと言いますかね、5月の五月晴れの、5月の風のようなね、何かこうさわやかな、そういう全国植樹祭にね、していければいいなというふうに思っております。
 ですから、そういう意味で、ああいう「森ずきんちゃん」というようなこういうマスコットキャラクターもそうですし、岡村孝子さんにね、イメージソングを作っていただきますし、様々にしっかりとね、アピールして盛り上げて、しっかりと務めていきたいというふうに思っています。