知事の記者会見
メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


平成31年3月13日(水) 午前10時
1 知事発言
(1)WSI会長等による2023年技能五輪国際大会の検証訪問について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinzai/wsivv2023.html)

 おはようございます。
 今日は3月13日水曜日ということでございますが、議会等々、月火と議会、ありましたので、今日水曜日午前10時、定例会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 WSI会長等による2023年技能五輪国際大会の検証訪問についてであります。
 この度、3月18日の月曜日から20日の水曜日まで、技能五輪国際大会の運営組織でありますワールド・スキルズ・インターナショナル(WSI)のサイモン・バートリー会長を始め3名が現地の検証訪問のために来日されますので、お知らせをいたします。
 愛知県では、次代の若者にものづくり技能を継承し、技能尊重機運を一層高めるため、2023年の技能五輪国際大会の招致に向けて取り組んでまいりました。
 昨年4月以降は、私が委員長を務めます2023年技能五輪国際大会招致委員会の下、オールジャパン体制で招致活動方針や大会基本計画、機運醸成戦略などについて検討を進めてまいりました。昨年10月には、オランダ・アムステルダムで開催された総会で正式に立候補を表明しました。
 本検証訪問は、日本・愛知が開催に関する基準を満たしているか確認をするため実施されるものでありまして、競技会場候補地である愛知国際展示場、Aichi Sky Expoのほか、選手や大会関係者の宿泊候補先などを視察をしていただきます。
 18日に開催される厚生労働省、愛知県、中央職業能力開発協会が対応する検証会議には私も出席をし、プレゼンテーションで愛知県の魅力や開催にかける思いを直接訴えてまいります。
 また、同日に、WSI会長のほか、経済界や前回大会のメダリストなどをお招きしたレセプションを開催し、地元を挙げて歓迎する予定であります。
 今年8月にロシアのカザンで開催されます総会で開催地が決定いたしますが、フランスも立候補しておりますので、招致を勝ち取れるよう、調査にしっかり対応するとともに、最大限のおもてなしをいたしまして、日本・愛知の意気込みを伝えていきたいと思っております。
 お手元の資料がそのスケジュールでありますが、3月18・19・20日ということでございまして、国際展示場とかホテルなどなどをですね、視察をしていただいて、ポートメッセなごや、トヨタ産業技術記念館などを視察をしていただくということでございます。その後ですね、プレゼンテーションなどなどもやるということでありますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。
 これはですね、今、各関係方面、各加盟国にですね、そこに今、在外公館等を通じましてですね、働き掛けを行わせていただいているということでございまして、今年8月、ロシア・カザンでの技能五輪国際大会に合わせて行われる総会で決定をされるということなので、しっかりとやっていきたいと思います。
 私ども日本は、大会テーマを“「技能」がつなぐ、持続可能な未来”といたしまして、技能が若者、産業・経済、世界をつなぐことで、WSIの加盟国・地域とともに技能五輪国際大会の新たなスタンダードを提案をしているところでございまして、しっかりとやっていきたいというふうに思っております。

(2)第一生命保険株式会社との包括的連携協定の締結について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/iryofukushi/kyoutei.html)

 この度、第一生命保険株式会社から御提案をいただきまして、健康福祉分野及び女性の活躍促進の分野において、包括的連携協定を締結する運びとなりました。締結式は3月20日水曜日、代表取締役社長の稲垣精二様にお越しをいただいて、愛知県公館で行います。
 第一生命保険株式会社は、国内大手の保険会社の一つであり、地域に根差した社会貢献活動に真摯に取り組まれておられ、愛知県内に拠点として6支社・92オフィスを持ち、2,800名余りの生涯設計デザイナー(営業職員)が活動しております。
 また、国立がん研究センターを始めとする六つのナショナルセンターと包括的連携協定を締結されており、妊娠・出産・子育てに関する「成育医療」から、「がん」、「循環器病」、「認知症その他長寿医療」までの幅広い情報を、これらのネットワークやマンパワーを活用して発信されておられます。
 協定に基づいて実施する具体的な取組といたしましては、健康づくりに関することとして、県の実施する食生活、運動、歯、たばこに関する健康イベントや啓発キャンペーンへの協力、がん検診や健康診断の受診率向上に向けた啓発活動の実施、ナショナルセンターとの協定を活用し、健康啓発セミナーの開催を予定をいたしております。
 結婚・子育てに関することでは、婚活協力団体に登録をいただき、結婚を希望する方へイベント情報などを提供する愛知県のポータルサイト「あいこんナビ」を顧客へ、お客様へ紹介していただくなどの御協力をいただきます。
 高齢者支援に関することでは、生涯設計デザイナーによる高齢者の見守り活動や、県が作成した地域包括ケアショートムービーのイベント等での上映など、高齢者の社会参加に向けた啓発活動に御協力をいただきます。また、「あいちオレンジタウン構想」の推進に向け実施している「認知症パートナー宣言」へも参画をいただいておりまして、認知症サポーターの養成を引き続きお願いをいたしております。
 障害のある方への支援については、障害者スポーツの観戦や障害者アートの観覧、これらの広報活動への御協力とヘルプマークの普及に向けて御協力をいただきます。
 また、女性の活躍促進に関することでは、取引先企業に対する「あいち女性輝きカンパニー」の認証取得の促進、推奨ですね、など県の施策のPRをしていただきます。また、県が主催するイベントへの登壇などの協力や、「あいち国際女性映画祭」への協賛などに御協力をいただきます。
 今後、この協定に基づき、第一生命保険株式会社のマンパワーやノウハウを生かし、健康福祉分野や女性の活躍促進にお力添えをいただけるものと大いに期待をいたしております。
 3月20日の午後1時45分からということでございまして、よろしくお願いいたします。
 お手元にあります資料の別紙が今、私が申し上げたことでございまして、その別紙の後が協定の案ということでございます。
 第一生命さんはですね、かねてから社会貢献活動に力を入れておられまして、こうした包括的連携協定を締結し、協力をいただけるということは、私ども愛知県にとっても大変意義深いことだというふうに思っております。
 愛知県内全域にですね、2,800名の営業職員を有しておられ、こうした皆さんがですね、お客様を訪問する際にがん検診の受診勧奨ビラを配付したり、障害のある方の展覧会の情報を発信したりすることで、普及啓発を行っていただければ有り難いなというふうに思います。
 また、今、申し上げましたように、がん検診でありますとか、またですね、婚活の御協力、それから高齢者支援、また、認知症サポーターの養成とかいったこと、それから障害者スポーツ大会の観戦だとか障害者芸術活動の観覧と広報、ヘルプマークの普及、女性活躍の推進といったこともお願いできればと思います。
 こういった形で生命保険会社さんと協定を結ぶのは、保険会社さんとはですね、平成28年9月に日本生命さん、平成30年10月に明治安田生命さん、そして去年、平成30年11月に住友生命さん、そして12月にアクサ生命さん、ということでございまして、大いに期待をしたいというふうに思っております。

(3)東日本大震災の発生から8年に当たって
(https://www.pref.aichi.jp/saigaijoho/pdf/20190311.pdf)

 東日本大震災の発災からちょうどですね、8年がたちました。一言申し上げたいと思います。
 ちょうど3月11日はですね、県議会本会議でありました。本会議の、月曜日冒頭にですね、本会議場におきまして黙祷(もくとう)をささげさせていただいたということで、これは御案内のとおりでございます。
 東日本大震災の発災から8年を迎えたということでありまして、改めて犠牲になられた方々に対しまして哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。
 私どもはですね、直ちに、震災直後から被災地域支援対策本部を立ち上げて、一日も早い被災地域の復旧・復興、被災者の生活再建支援に全力を注いでまいりました。現在は、職員の長期派遣のほか、愛知県で避難生活を送っている方々への住宅の提供、愛知県被災者支援センターによる支援を中心に行っております。
 引き続き、被災地からの要請、被災された方々のニーズに合わせ、できる限りきめ細やかに支援を行っていきたいというふうに思っております。
 また、この数日来、大震災8年ということで各新聞、テレビ等々で特集がされておりまして、私も拝見をしておりますが、インフラなどなどは相当、さすがに8年間であれだけの巨額のですね、財政を投入しておりますのでできてきておりますが、やはり地域の賑わいということ、地域の再生ということは、まだ道半ばだと思いますので、私どももですね、日本一の産業県としてですね、しっかりとこの愛知県が元気出してですね、被災地域をしっかりと支援・応援をしていきたい。改めてそういうふうに思わせていただいたということでございます。
 以上です。

2 質疑応答
(1)豊田市における女子児童2人の転落死事案について
【質問】 昨夜、豊田市内で女の子2人がマンションから転落し亡くなる事案がありました。自殺とみられるとの報道もありますが、受け止めをお願いします。また、県教育委員会は何か対応を検討していますか。
【知事】 今朝ですね、教育委員会の方からこうした事件があったということと、そしてこういう報道があったということは報告がありました。
 昨日の夜ですね、豊田市のマンションで、12歳の小学校6年生の女の子2人がマンションから転落し亡くなったということでありました。
 今日、午前9時から豊田市教育委員会が記者会見をやっておられるというふうに聞いておりますが、この事件のですね、事実関係だけ私のところに一報があったということであります。詳細はこの後、豊田市教育委員会の会見等々、お聞きをしてですね、把握をしていきたいというふうに思っております。
 いずれにいたしましてもですね、こういった小学校6年生の子供が2人、命を落とされたという大変痛ましい事故といいますかね、痛ましい事案であります。心から御冥福をお祈りしたいというふうに思っておりますし、やはり事実関係をしっかり把握をしてですね、対処していくことが必要だというふうに思います。
 そして、こういう悲しい事案はですね、二度と起きてはならないということだと思いますので、もう一度申し上げますが、やはりしっかり事実関係を把握し、検証・分析をして、そして二度と起きないようにですね、対応していくということではないかというふうに思います。まずは、いずれにしても、事実関係をですね、しっかり把握をし、検証・分析をさせていただきたいというふうに思っております。
 県教育委員会からはですね、直ちにスクールカウンセラースーパーバイザーを派遣をすると。豊田市教育委員会に県の方からスクールカウンセラースーパーバイザーを派遣をするということは決めております。今日にも派遣をするということでありますので、事実関係の把握とその検証・分析をですね、まずはしっかりやるということではないかというふうに思います。
 いずれにいたしましても、心から御冥福をお祈りしたいというふうに思います。