知事の記者会見
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令和2年4月6日(月) 午前10時
1 知事発言
(1)新年度の御挨拶
 皆様、おはようございます。2020年度、新年度スタート、4月はですね、こういう形で、知事公館での会見ということでさせていただいております。
 新年度のまず御挨拶を申し上げたいと思います。
 昨年度は、全国植樹祭、ラグビーワールドカップなどのビッグイベントを成功裏に収めたほか、愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」のオープンなどにより愛知のプレゼンスを一層高めるとともに、ジブリパークの基本方針、新体育館の基本計画の発表など、「進化する愛知」としての大きな一歩を踏み出しました。
 こうした成果を踏まえ、今年度はこれまで蓄えてきた力を発揮すべく、様々なプロジェクトを着実に進め成功させることで、「愛知の更なる飛躍」につなげていく年とするため、先の2月議会において、一般会計2兆5,722億円、特別会計・企業会計を合わせまして4兆1,822億円の2020年度当初予算を御議決をいただきました。
 今年度の主要な取組としては、まず、ジブリパーク構想について、「青春の丘エリア」、「ジブリの大倉庫エリア」、そして「どんどこ森エリア」の本体工事が着工いたします。愛知だけのプロジェクトではなく、日本のプロジェクトとして、2022年秋のオープンを目指してしっかりと取り組んでまいります。
 また、2027年度のリニア中央新幹線の開業に向けては、名古屋駅のスーパーターミナル化、鉄道・道路ネットワークの充実・強化、港湾の機能強化など、社会インフラの整備を着実に進めるとともに、中部国際空港の二本目滑走路の早期実現、航空ネットワークの拡充などにもしっかりと取り組んでまいります。
 また、「産業首都あいち」の実現に向けて、世界の様々な国・地域と連携をし、最先端の技術・サービスを取り込みながら、基幹産業である自動車産業はもちろん、航空宇宙、ロボットなどの次世代産業の集積を加速するとともに、革新的ビジネスモデル、最先端技術を持つスタートアップを起爆剤といたしまして、切れ目のないイノベーションを創出していくことで、「国際イノベーション都市」への飛躍を目指してまいります。
 そのため、名古屋市昭和区鶴舞にですね、スタートアップの中核拠点となる「ステーションAi」の2022年度中の開設を目指し、準備を進めております。世界中から有力なスタートアップを愛知に集積をさせてまいりたいと考えます。
 新年度が始まりました。最初から全力で、まさにロケットスタートで、職員一丸となって取り組んでまいります。
 そういう中で、昨年度末より感染拡大の防止に取り組んでおります新型コロナウイルス感染症対策につきましては、日々変わりゆく状況を十二分に捉まえて、迅速・的確に対応してまいります。何としてもこの感染症を克服をして抑え込み、引き続き愛知の活力を存分に発揮することで、我が国の成長エンジンとしての役割をしっかりと果たしていきたいと思います。
 県民の皆様、そして県政記者クラブの皆様にも、一層の御支援をいただきますようにお願いを申し上げまして、新年度に当たっての挨拶とさせていただきます。

(2)2020年度の知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shokuiku/r2meishi.html)

 それでは、今日の発表事項のまず1でありますが、2020年度の知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについてです。
 愛知県では、あいちが誇る全国トップレベルの農林水産物の更なるブランド力強化や県産農林水産物全体のイメージアップを進め、需要拡大を図っております。
 その取組の一環として、今年度も私の名刺に愛知の農林水産物の図案を入れて、県内外へのPRを行ってまいります。これは2011年度から毎年取り組んでおりまして、今年度で10年目を迎えます。
 今年度PRする品目は、産出額が全国上位である品目や、今後ブランド化を図っていきたい品目でありまして、「ちんげんさい」、「ジビエ」、鹿肉ですね、「うずら卵」、「米」、「メヒカリ」、「いちご」の6品目です。このうち、「ジビエ(鹿肉)」、「米」、「メヒカリ」は今回初めて取り上げます。
 ジビエは、農作物被害防止の目的で捕獲された鹿の肉を地域資源として活用することにより、需要拡大を図ります。
 米は、本県が2017年に開発した新品種「愛知123号」(あいちひゃくにじゅうさんごう)のブランド化を目指して、今後、販売開始イベント等でPRしてまいります。
 メヒカリは、主に渥美外海の深い海で漁獲され、身が柔らかく脂の乗りがよい、味わい深い魚であります。
 なお、4月からは既に「ちんげんさい」の図案を入れた名刺を使っております。今後とも名刺を使って本県の農林水産物をしっかりとPRをしてまいります。

(3)新型コロナウイルス感染症について
 それではですね、引き続き、新型コロナウイルス感染症関係のデータからまず申し上げたいと思います。お手元に資料がありますので、御覧をいただければと思います。具体的に表になったものですね、ということでございます。
 昨日ということでありますが、昨日は、愛知県で3、名古屋市で4ということで、7名のですね、感染者が確認をされました。うち1名が亡くなられましたのでですね、今現在、陽性者は228。中国の方のお二人と陰性になって感染された方1人を除くので、人数としては225ということでございます。そして、転院とかという方もおられましたので、今現在、県内医療機関で入院中若しくは調整中という方が130人ということでございます。Aクラスター、Bクラスター、その他というのは、御案内のとおりでございますので、まずこれが1点ということであります。
 そしてですね、検査実施人数はですね、4日まで人数としては3,367人。件数、人数は、昨日までのやつは今日、午後ですね、県分、市分を足して、いつも大体3時ぐらいになろうかと思いますが、またその時に発表をさせていただいておりますので、発表いたします。
 県のやつは手元にありますけどね、ありますけれども、名古屋市の分を足してですから、もう5,000件を大きく超えてですね、件数としては、ということでございます。昨日の人数も加えれば3,500人ぐらいまでいくのかなという気はいたしますが、そういった件数でございまして、検査件数としては全国1位で、最近、東京が増えてきましたので、件数的には東京の方が若干、今、上回っているかもしれませんが、ほぼ同じぐらいの件数ということで、5,000件を超えているということでございます。
 そういう中でですね、今回の特徴としては、クラスターがAクラスター、Bクラスターとありましたが、名古屋市にあります港区の愛知県武道館におきまして、愛知県警察のですね、剣道特別訓練員のところでですね、4月の1日に感染確認がされ、1、2、3、4、5という形でですね、昨日まで感染確認がされました。その警察官の本人を全部足しますと、警察官で、この県の特別訓練員で感染確認された方が17人。そして、その御家族が4人ということで、21人ということになりました。
 どこから入ってきたって、これはまだ、今はまだ分かりませんが、いずれにしても、そこで濃密に訓練をやっていたということなので、最初の方が出た時には、これはなかなか、現実、8名、9名が発熱をしているということだったので、これはなかなか厳しいかなということでありましたが、結果、17名の感染、家族が4人ということでございます。ただ、この方々は若いというのと、まさに訓練そのものということなので、ほとんどの方はもう1日か2日で熱は下がりですね、ほとんどの方はもう症状がないというふうに聞いております。ですから、時間がたてばどんどん陰性化していくのではないかというふうに思っております。
 ということなので、こういった方も含めですね、病院での入院なのかということが出てきますので、後ほど申し上げますが、入所施設、宿泊施設はですね、今週中にもスタートをさせたいということで準備を進めております。準備を進めておりますというか、もう準備は整っております。今週中にも開設をしたいということでございまして。開設をしたいというか、今週中にも開設をします。しますのでですね、そういった形で進めていきたいというふうに思っております。これはまた後ほど申し上げます。これが1点ですね。
 そしてですね、もう一つ申し上げますが、私どもの基本としてはですね、とにかくこの今回の新型コロナウイルスを克服するということとですね、そういう中で、愛知県の感染状況、先週、4月1日の夜にですね、政府の専門家会議、厚労省が書いたんですけれども、医療体制が逼迫(ひっぱく)しているとあの時点でね、言われますと、我々としてはですね、そりゃ承服しかねると、事実ではないということを私は強く申し上げました。
 というのは、土曜日に藤田医科大学岡崎医療センターのですね、開院式もありました。本当に愛知県内のですね、医療関係の皆様、医師、看護師始め関係の皆様、職員、スタッフ、本当に頑張ってですね、やってきていただいております。全国いち早く、2月からですね、本当に多くの方を、100人、100何十人の単位の方を受け入れてですね、やってきた。そして、一旦は80人台ぐらいまで入院者数がね、減ってきたというところにああいう形でありましたので、それは違うだろうということは申し上げ、要は、医療現場で頑張っていただいている方、現場で頑張っている人が一番、一番これは大事でありますから、そうした皆さんをしっかりと我々がサポートしていくということで申し上げました。
 やはり日々刻々とですね、状況は変わっているというのは、これは毎日毎日申し上げているとおりでございます。そういう中で、これはもう最初から多くの方が言われていることだと思いますが、こういう感染症をですね、抑え込む、封じ込めるということは、もう人の移動を全て止めて、経済活動をやめるというのが一番いいわけでありますけど、そうしますと、日本の経済といいますか、経済が壊れてしまう。そのことでですね、そのことで会社が倒産をし、経済が止まる。そのことでですね、やはり生活に行き詰まる。そういう方がですね、行くべき先をなくすという被害、悲劇もですね、過去、これまで起きているわけでございます。
 実際にですね、これは日本で経済や生活苦を理由とした自殺者の数が一番多かったのは2003年の8,900人。そのときは失業率が5.3パーセント、5.4パーセントでありました。2009年、リーマンショックの後のですね、失業率が5.1.パーセントで、このときに経済、生活苦による自殺者が8,400人。そして今、2019年は失業率が2.4パーセントでありましてね、この経済理由で自殺される方が3,400人ということで、5,000人も減っているというデータがございます。ということなので、我々としてはですね、とにかくその、感染症も克服していく。一方で、経済もですね、これは折り合いをつけていくということを、これは常に常に求めなければいけないということであります。
 一方で、現状ですね、東京とか大阪はもう病院に入り切れておりませんのでですね、先週から。そういうときはもう、これは迷うことはない。ちゅうちょせずに、それはもう行動を、医療第一ですから、医療第一なので、そういった形で切り替えていくということは当然のことだと思っております。我々もその全ての準備はしておりますので、日々日々そのデータを見ながらですね、判断していくということを申し上げてきたとおりでございます。
 そういう中で、この日々のですね、検査件数と感染者の数のデータは毎日、お示しをさせていただいておりますね。こういう表でね、こういう表でお示しをさせていただいておりますので、また御覧をいただければと思いますが、その先週のですね、4月1日が感染者は5人、2日が7人ということでありましたが、3日が12人、4日が19人、昨日が7人ということで、この金土、先ほどの剣道特別訓練員の方がやはり17プラス4で21名出てますので、そこがどんとこうきて。それがないとほぼほぼ横ばいなのかなという感じはいたしますが、それはそれで、いわゆる感染者の方はやはり結果そうでありますから、それはやはり我々はしっかり踏まえなきゃいけないということでございます。
 のでですね、こうした状況を踏まえますと、例えば1週間のですね、感染者の方を見ますと、昨日までの1週間で61名。3月の前半が50何名だったと思いますので、一旦20名単位まで落ちてきたのがまた上がってきている。確かにこの21名の剣道特別訓練員の方がここにどんと乗っているというのはありますが、そういう意味ではですね、事態は相当ですね、私は緊迫の度を増していることは事実だというふうに思っております。日々日々そうした状況を見ております。
 実際のところですね、昨日までの方で患者数が226名。これは中国の方とその、を除いてということでございますが、うちで検査したという意味でね。ということでありますが、そのうち感染経路不明者が昨日は43ですから19パーセントですか、19パーセント。これはじりじりじりと上がってきております。そして、43名のうち、この昨日までの1週間で22名ということで、半分ということでありますので、そういう意味では、事態はより緊迫の度を増しているということは事実だというふうに思っております。
 したがって、まず1点はですね、先ほど申し上げましたが、医療機関は私ども、250を用意をして、今こう日々やっているということを申し上げておりますが、それに加えですね、医師会、病院協会の皆さんとも日々日々協議。3月24日に私がこの一時生活施設を作るということを申し上げて、具体的なものも確保し、そして条件も整備をし、現地ももちろん当然何度も何度も視察をして、あとスタッフも確保してやっておりますが、それについて、入所施設をですね、現段階では2か所、200室の用意を、確保をいたしました。そのうちの一つをですね、今週中にも開設をしたいといいますか、開設をいたします。ということで、準備にかかっているところでございます。
 そして、先週までにですね、先週金曜日、金曜日までに、愛知県内でこの感染者をですね、受け入れていただいている病院が28病院ありますが、そこに全部アンケートを出しまして意向調査をいたしました。その折で、もう軽快をしてそちらの方に、入所施設に移したいという御希望は9名でありました。
 ということなので、ある程度、これは医師、看護師を常駐させますので、ある程度の人数というか、まとまった人数がないとですね、すぐ開けないわなということでありましたが、この剣道訓練員の方がそういった対象になるということ、陰性化を待つということであればですね、合わせてある程度のこれは人数にもなりますので、今週中に開設をするということで今、準備を進めております。全て具体的に整ったら、これはもちろん発表し、地元にも説明しなきゃいけませんので、やっていきたいということで、一つ一つ着実にやってきております。
 一方で、東京などでですね、1,000室とかいろんなことが言っておりますが、我々も入所施設、ホテルということだけであればですね、正直言って、1,000、2,000はお申出をいただいておりますので、あります。ありますが、ただ、鍵を渡して、はい入ってちょうだいというわけには、これはいかないのでですね。要は、陽性の方でありますからね、陽性の方でありますから、やはり医療スタッフも診て、もし仮に症状が出たらすぐ病院に搬送しなきゃいけませんので、そういったことも含めてとなりますと、やはりまずはですね、いきなり1,000室をオペレーションといってもですね、そう簡単では。
 東京はもう背に腹は代えられないと思うんです。私も、東京のその立場ならそうします。もう入らないんですから。入らないのでですね、それはいたしますが、私どもは今、何とかこうぎりぎりでオペレーションができているということの状況の中で、ただ一方でですね、やはり今日も朝、テレビ報道等でやっておりましたが、実際のところ、通常の患者さんを診るよりも倍、倍容量、倍以上の人数でですね、医師、看護師がかかるということなので、その方々を受けますと確実に医療機能がダウンするということなので、そういったことも含めですね、やはりこういった入所施設でこの医療を支える柱を多くした方がいいということで、踏み切らせていただいたということでございます。
 それともう一つ、様々な新聞報道等々でありますが、やはり最近のデータでいきますと、病院の中の院内感染ということがですね、非常に大きな問題になっていると。医療従事者153人感染とかいろんな記事がありますが、ということは大変な問題意識を持っておりますので、そういったリスクを減らすという意味でもですね、生活施設をオープンしていきたいということで準備が整っておりますので、今週中に開設をいたします。具体的には近々ですね、もう全ての段取りをして発表させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
 そして加えまして、もう1点申し上げます。お手元に資料がお配りをしてあると思いますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る臨時休業の措置について。学校であります。
 学校における教育活動につきましては、春季休業明けからの再開に向けて準備を進めてまいりました。そして現に、今日はですね、小学校と高校で入学式が行われているところでございます。明日は中学校ということでございます。6、7、8、水曜日というところもありますが、そういう形で順次行われてまいります。
 しかしながらですね、国内、そして先週後半からの県内におけるこの新型コロナウイルスの感染状況を踏まえまして、入学式はやりますが、今回はそれはしっかりやっていただいた上で、この明日、4月の7日から4月19日まで2週間ですね、今週来週につきましては、この愛知県内の小中高につきましては臨時休業、休校とすることといたしました。ただし、この臨時休業、このとりあえず19日までということにいたしますが、今後どうするかにつきましては、今後の県内の感染拡大の状況等を踏まえまして変更をする場合もあるということでございます。これは、要は、2週間やって、その上でまた状況を見るということにさせていただきました。
 入学式は、かねてから申し上げておりますように、感染拡大の防止、感染予防のための措置、そして式典の簡素化など、万全の対応を取った上で実施をするということで、今日明日、実施をしていただいております。体育館、講堂を開け放つ、在校生は外に出てもらう、式典はぐっと簡素化をする、校歌と君が代ぐらいにするというようなことだと思っておりますので、来賓は御遠慮いただくとかね、そういったことでございます。
 そして、始業式は行わず、それに代えてですね、登校日を設けて、そして年度初めの諸準備を実施。要は、年度の切り替わりでありますので、3月とは違って、やはりクラス編制が変わりますのでね、やはり学校の先生、そして生徒さんにやはりそれは来てもらう、登校日で来てもらって、そしてそこでこの新年度の打合せ、それからこの休業中の学習、課題等々をですね、これは打合せといいますかね、そうしたミーティングをやっていただくということになるということでございます。
 そして、自宅等で過ごすことが難しい児童生徒等につきましては、私どもは3月、直ちに3月2日から一斉臨時休校という形にいたしましたが、直ちに学校を開けてですね、自主登校教室ということで、学校で子供さんを預かっていただくということも、これも引き続き行います。自主登校教室の設定など、児童生徒の居場所を確保する体制を整え、保護者等との連携を密にして対応するということでございます。
 そして、臨時休業期間中の部活動や補習等は当面、今週来週でありますから、これは自粛といたします。
 以上の内容につきまして、本日付けでもう通知をいたしました。9時目途に、できるだけ早い方がいいということで、昨夜から準備をしておりましたので、今朝一番でですね、通知をさせていただきました。9時に通知をさせていただきました。
 あわせまして、名古屋市さんには昨夜連絡を、名古屋市教育委員会には県教委から昨夜連絡をし、今朝も私から先ほど9時ぐらいかな、河村さんには私から直接、電話連絡をさせていただいております。
 引き続きですね、年間行事予定や年間学習計画等の見直し、長期休業等を活用して教育活動を行うなど、臨時休業後の再開に向けて準備を進めていくということでございます。
 様々な御意見があるのは承知をいたしておりまして、どちらが子供たちにとってリスクが少ないかということでありまして、学校を開けて、学校に来ていただく。特に小学校、中学校は徒歩等々のですね、通学が圧倒的に多いわけでありますので、そういう形でですね、何が一番リスクが少ないかということを考えながらですね、その学校の開校と状況を見ながらやってまいりましたが、様々な御意見があるということとですね、やはり学校現場においてもですね、いろんな御意見があるということの中で、やはり学校をきちっと進めていくということについては、大方のですね、やはり多くの皆さん、大方のですね、理解が一つ一致をして向かっていくということになりませんと、効果としてね、どうかということに思いをいたした上でですね、今回は2週間状況を見るということにさせていただきました。
 それと、やっぱり一番大きいのは先週の後半からのですね、愛知県は、私は先週半ば、4月1日の政府専門家会議のあの書き方は、あまりにもちょっと、厚労省の軽い乗りの書き方でね、されたのはちょっと、本当に遺憾でありますが、愛知県としては、これだけの大きな大都市圏域でありながら、あの時点では何とか持ちこたえているということだったと思っておりますが、数字的にもね。ただ、後半から、金土日という形でこの感染者の数がですね、2桁続いていくということとですね、やはり我々、私はずっと先週、申し上げてきておりましたが、入院者数で見るということになりますと、入院者数が、軽い方が、特に剣道訓練員の方はほとんど軽いのでありますが、人数的にはぐっと積み上がっておりますので、そういう意味ではですね、入所施設も開設をするというこのステージの中でね、やはりそういう御不安を持っておられる、子供さんもそうですが御父兄の方のお声にはね、やはり真摯に向き合って応えていかなければいけないのではないかということで、こういう形にさせていただくということでございます。
 あとはですね、しっかりと状況を見て、子供さんのケアとフォローはしっかりとやっていきたいというふうに思っております。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 先ほど、河村市長にも今朝9時に知事の方から電話されたということでしたけれども、名古屋市さんも県の判断に従うということですか。
【知事】 それは分かりません。まだ聞いておりません。
 ただ、事務方には昨日の夜、相当遅くですけどね、夜のそれこそあれだな、11時ぐらいとかそんなあれかな、大分遅くですが連絡をさせて。ずっと夜、ずっといろいろ協議を重ねてですね、そういう形で。今朝のことで、今朝もう入学式が始まりますのでね、始まる前、始まってるかもしれませんが、始まる前には各学校等には連絡しなきゃいけないなということでさせていただきました。
 先ほど申し上げたように、やはり社会・経済と、感染症を抑え込むということとのバランスをどう取るかというのは、我々、常に常に考えなきゃいけない。だから、そのステージを超えた場合はですね、もう迷うことなく、そのままぽんと全ての経済活動を止めてですね、封じ込める。今、まさに東京と大阪はそういうステージになっているんだろうと。といいますか、なっているので、そういうことでと思いますけれども。
 現実に私がいろんなところの声を聞いてもですね、それは、全部止めちゃうと楽ですよ、我々はね。だけど、それで、そのことで現実に、先ほど申し上げましたように、それはこの数字を、先ほど私ちょっと、これは数字、データなので申し上げましたけどね、これ国の内閣府の数字でありますが、それは年間、毎年インフルエンザで亡くなる方よりも、こういう経済や生活苦を理由として亡くなる方の方が多いんですよね。ですから、それは、それを人為的に行うということがいいのかということについてはですね、私は多くの方にやはりお考えをいただくことではないかというふうに思っております。
 それとまた、現実にテレワークというのは、これからどんどん進んでいくことだと思います。それはそれで大変いいことだと思いますが、一方でですね、日本の基幹産業である自動車産業を始めですね、製造業、ものづくりは、全てテレワークでですね、スマホやタブレットやパソコンで全部命令して物が作っていけるというところには、しばらくはいきませんよね、それは。やはり、だから万全のその感染症対策を講じた上で、やはり人間が行って物を作っていくということになりますので、そことのバランスはね、私は常に取っていかなきゃいけないという思いでやっているということでございます。

【質問】 御父兄の方の不安にも向き合うという話でしたけど、一方で、共働きの御家庭ですとか、子供さんがずっと家にいるというのもまた、これも負担が大きいという意見もあると思います。その辺りについてはいかがお考えでしょうか。
【知事】 ですから、自主登校教室を直ちにやるということでございます。3月も名古屋市除きで一番多かったのは1万2,000人でしたかね、自主登校教室でね、学校でお受けしたのは。ということなので、多分そういう形になってくるんだと思います。もちろん準備するので、今日言って明日というわけには多分いかないかもしれませんが。
 あと、多分、登校日を何日か設けるんでしょ。3月と、これから春休みに向かっていくという年度末とですね、さあこれから新しいクラス編制やって、さあ1年スタートさせるって、全くステージが違うと思いますので。それぞれのクラスでのですね、指導方針とかいろんな活動方針があると思いますから、多分この2週間の間でも登校日が何日かあるんだろうと思うんですね、それは学校なり、その学年単位で。それは自主的にやっていただきたいというふうに思っております。
 多分、複数日あるんじゃないですか、登校日。スタートですからね。その上で、また自主登校教室という形でやってもらう。ですから、今回は、臨時休業の学校へのお願いでありますから、保育園とか学童保育については、引き続きこれはやっていただくということになりますのでね。それでまた学童保育にどーんと行っても、それは受け切れませんので、やはり学校での自主登校教室ということが必要だと思っております。
 3月にやっておりますから、そういうあれがあるんじゃない、そういう実績というか。準備をすれば対応できるというふうに思います。

【質問】 入学式はやるということですが、明日、中学校の入学式に関しては、どうでしょうか。
【知事】 同じです。やります。

【質問】 それはやってもかまわないということでしょうか。
【知事】 そうです、そうです。

【質問】 首都圏だと、大型連休ぐらいまで臨時休業を延長しているところがあるんですけれども、このままペースが、同じペースで進むなり落ちなかった場合、その19日の臨時休業というのは延長するような考えはあるのでしょうか。
【知事】 先ほど申し上げたように、とりあえずまずは19日。今週来週、臨時休業という形にいたしまして、その状況を見て、また適切に判断をしていくということだと思っています。
 仮定の、仮のことは申し上げられませんが、今の状況で、そりゃ愛知だけぐーっと急速に減ってですね、落ち着いてくるということだとですね、それはやってもいいねという話ですが、それはその客観的な事実次第ではないでしょうか。
 ですから、私はいつも客観的な事実と科学的な論拠、ファクトとエビデンスに基づいて言っていると、やっているということを申し上げたのは、そういうことでありますから、その状況を見たいというふうに思います。

【質問】 先ほど、名古屋市さんに関して、まだ分かりませんということだったと思うんですが、河村市長とお話しされたときは、どのようなことをおっしゃっていたんでしょうか。学校休業に関して。
【知事】 いやいや。あっ、そうなのか、じゃあそれはまた聞いてみるわ、ということですね。朝でしたから。

【質問】 御自身の意思で、じゃあやめるわとかそういったことはなかったのでしょうか。
【知事】 そこまでは。自分が伝えた、ああそうか、じゃあ聞いた、ということですね。
 そりゃ河村さんの判断もあれですが、やはり名古屋市教育委員会の判断がまず、やはりあるということではないでしょうかね。

【質問】 この判断をされたのは、最終的に知事が御決断されたという認識でいいでしょうか。
【知事】 そうです。はい。

【質問】 いつの段階で御決断されたのでしょうか。
【知事】 昨日の午後からずっと断続的に打合せ、協議をずっとやっていて、夜の段階ですね。昨日の感染者の確認が夜ね、昨日7人というのが来たのと、警察の訓練員の方が多いというようなことも、これは昨日は17人プラス4とまであれだけど。昨日の時点では15人だったかな。でも、ちょっと衝撃的なね、あれでしたので。
 もう、その昨日の夕方までの段階で、宿泊施設、入所施設はもう開けるということで、具体的にもう、具体的なスケジュールも含めて全部段取りを指示しましたので、そういったもろもろ含めて、これは少し様子を見た方がいいかなということを判断したのが夜ということで、全ての情報を集めてということでありました。

【質問】 週末の段階から既に、私どもの報道機関にもそうなんですけども、学校をやめてほしいというような声も上がっていたんですが、その段階では、まだそこまで判断できなかったということですか。
【知事】 どこの世論調査というか、調査かはちょっとあれですが、学校を開いてくれというのが60何パーセント、閉じてくれというのが30何パーセント、何かそういうデータがあったような気がいたします。
 やはり、御父兄の中ではやはり学校は、やっぱり新年度はですね、もう子供たちが3月からずっと、家にずっといてという。もちろん、友達と外に出ていくのはもちろんありますけれども、子供ですからね、やっぱり相当もう疲れているということなので、親御さんとしては見てられないと。やっぱり学校を開いて、定期的にこう行って、学校活動して、また戻ってくるっていういつものリズムに戻してほしいというお声の方が数字的には多いですね。どこのデータだったかな、60:30だった、倍・半分だったなというふうに思います。大体そんな感じじゃないでしょうか。
 場所にもよると思いますよ。街部なのか、やっぱり地方なのか。特に地方でいけば、そりゃ基本的には全て徒歩ですもんね。徒歩か自転車ですもんね。名古屋市内もそうだ、名古屋市内こそかもしれませんな、小中はね。エリアが小っちゃいから。ちょっと行ったらすぐ隣の学区ということですから。小学校なんか皆徒歩ですよね。近いもん、近いもんだと言うと語弊がありますけど。なので、小中はやはり学校に、という御希望の方が大分多いというふうには聞いております。
 ただ、実際、学校現場でもですね、しかし一人でも出した場合にですね、その原因がどこであってもどうしようとかいうことと、それについて、窓を開けて何とかと、文科省の通知がありますので、それを全部やったとしても、ということなので相当、学校現場の教職員の皆さんが相当、緊張感でぴりぴりしてたという声は頻繁に耳には入ってまいりました。だから、そこの比較考量をしてということであります。
 でもって一番のベースはやはり愛知県の感染状況がどうかなんですよね。ですから、そこが一番大きいところなので、それが週末にかけてぐっと上がってきたというのは、やはりそこが一番大きなポイントだというふうに思います。ですから、今週ですね、どうなっていくかということをにらんで、また今週末に向けてですね、どうするかということは、私はあると思います。
 政府が緊急事態宣言をですね、出す出さないという形のことを今、言われておりますので、それを出されればですね、確かに緊急事態宣言の対象は首都圏、東京と首都圏ということなのでしょうけど。あと大阪が入るかどうか。入るんでしょうね、きっとね。なのかあれですけれども、そうなると、たとえ我々のところがそうでなくてもですね、やはり日本全体としてはステージは変わるのではないかというふうに思います。
 ですから、そういうことをもう土日、特に昨日の夜の時点、昨日午後ですね、午後から夕方、夜にかけては、やはりそういう状況がデータとして、情報としてどんどん入ってきましたので、そういったことをもろもろ踏まえてということだと御理解いただければというふうに思います。

【質問】 3月のときに、2日からの臨時休校に対して、今回の休校の一つ違いとして、3月の場合は春休みというのがあって、ある程度後ろが区切られていたんですが、今回は、とりあえず19日までということなんですが、そこから先、まだちょっとどうなるか分からない。そうなってくると、学校の給食ですとかいろいろですね、それに対してどういうふうに対応していくのでしょうか。
 また、給食というのは、いろんな家庭事情がありますけれども、非常に重要な要素を占めているというか、大切な役割というのも果たしている部分があると思うんですけども、この辺りについてどのように対応していってほしいというふうにお考えでしょうか。
【知事】 ですから、3月はですね、もう3月の後半ぐらいから、最近は知らん、昔はね、学校は大体、春休みが近くなると半日になって給食がなくなりますよね、最後の1週間ぐらいは。今もそうなのかもしれませんけれども。
 今回は新年度のスタートなので、ずっと給食がある。小学校、中学校はね。という状態の中で、こういう形で臨時休業ということになると、その分が、食材及びそういったものが浮いてしまいますので、その点はやはり何らかのことを考えないといけないということだと思っております。
 これがましてや長引いていくということになるとですね、それはそう簡単な話ではないし、やはり私、3月の前半にですね、文科省にも、給食事業者に対しての補償を含めた対応をということをね、文書で要請をしたのもそういうことでありまして。やっぱり学校給食の関係の事業者の皆さんは非常にコストの安いところでやっていただいているので、その方々が企業体としてやっていけないということになりますと、学校給食に、そこに穴が空いちゃいますから。それは避けなければいけないということだと思っております。
 かつてパン給食を米飯給食に切り替えるときも相当、これは国ですけどね、国から補助金を突っ込んでパン屋さんに米飯のそういう施設まで入れて、それは国が補助して。米飯給食を、週5日でも当然パン食だったのが、今、週3日ですかね、米飯給食がね、という形に切り替えていったという、そういう歴史もありますので。私はやはりそこは実態をよく聞いてですね、聞いた上で、やはり何らかの措置をね、やっぱり講じていかなきゃいけないと思っております。
 一般的に全ての飲食関係の事業者の皆さんに補償も含めてやっていくというのは、これはなかなか簡単ではないと思いますがですね、給食関係はですね、原因がはっきりしていますから、そこはやはり手当てをしていかなけりゃいけないのではないかというふうに思います。

【質問】 緊急事態宣言について、愛知県は先ほどのお話だと対象ではないのではないかという御認識だと思いますが、緊急事態宣言が出た場合、東京圏ですとか対象になった地域から、ある程度の人がですね、愛知県に流れ込んでくるという言い方はちょっとおかしいかもしれませんけども、いらっしゃる可能性があって。そうなったら、感染の更なる拡大ということが起こり得るかなとも思うんですけども、そのあたり知事の御認識はいかがでしょうか。
【知事】 ちょっと、仮定の話にはちょっとお答えはできないというか、控えますけども、あれは地域を特定してね、地域を特定して緊急事態宣言を出して、出した場合は、都道府県知事の権限で移動自粛、自粛ですよね、移動自粛、それからそういったいろんな飲食店等々の営業自粛、それからいろんな公共施設のですね、使用制限、使用停止、それからいろんな物資については供給の確保、供給命令ができるという形の仕立てですよね。
 なので、その人の移動といっても、外出自粛の要請ですから、そうなった場合に、確かにそうでないところに来られる方もおられるのかもしれませんが、それはちょっと今分かりません。分からないので、ちょっとコメントは控えたいというふうに思っております。
 どういう形なのかあれですが、そういう緊急事態宣言を行うということで、その地域を特定するということであれば、事前に国の方からね、お宅のところはこうだという話は来ているんだと思うんですね、もう今この時点で。私どもの方には来ておりません。来ておりませんので。それと、この客観的な数字を見ればですね、これでということにはならないのかなという感じはしますけどね。
 ですから、今、いつも私申し上げておりますように、この客観的な数字を見て、特にこの入院者の数を見てね、やっていく。入院者が、入院者及び若干1日、2日の待機中を入れて130人ということで、これにですね、これに入所施設を加えていきますから。こちらにこう移っていただくということをしたいというふうに思っておりますので、そういう意味では、これで毎日、他の地域まで20人、30人、40人とこう噴き上がっていくとですね、これはなかなか容易ではないなというふうに思いますが、今のところ、この金土がちょっと多かったなという感じはしますが、何とかぎりぎり持ちこたえているんではないかというふうに思います。
 ただ、世の中の雰囲気、状況がこういう緊急事態宣言、それから先週末からも増えているということ、それからどう考えてもこれがぐーっとこう減っていって、入院者もどんどん減っていくということがちょっとなかなか、希望はありますけどもなかなか想定しづらいということの中なのでですね、そういう意味でのその学校のね、休業要請ということだと。あと今週の後半に向けてですね、やはり愛知県といえども、やはり事態、状況は切迫してきていると、緊迫感が増しているということは事実だと思います。それに向けていろんな準備をですね、引き続きやっていくということだと思っています。

【質問】 今、準備という話があったと思うんですが、現段階では特に連絡もないし、愛知が対象になるという根拠もないですけれども、もしものために今、何か準備を進められていることとかありましたら、教えてください。
【知事】 いやもう、あそこに言われていることを全てやるということではないでしょうか。ですから、移動自粛、外出自粛はしっかりやるし、そういう何ですか、飲食店始め、そういったいわゆる外食営業といったことはもうおやめいただくということと、いろんな施設は全部停止をしていくということになるんだろうと。その中には、やっぱり当然、学校もそうなれば停止ということですね。
 だから、学校は停止しても、さっき申し上げたように登校日を設けてね、やっぱり新学期の新しいクラス体制というか、クラスというか、新しいあれはスタートさせないけませんからね。ですから、それはやっていくということでありますから、今日から要請した臨時休業要請が、それはずっと続くということになるんだろうと思います。
 あと、物資云々(うんぬん)という話はですね、これはやはり日常、今、そういった関係のところとは、医薬品業界とかね、そういった様々な企業、団体とも協議はしておりますが、既に様々に協力をいただいておりますので、これ以上というのはあれかもしれませんが、引き続きそれはやっていくということだと思いますので。
 ですから、名古屋というか愛知でマスク関係をフル操業で作っているのは、例えば興和さんとかスズランさんとかね、もう一つ入れて3社あるんだね。ほとんどやっぱり中国で生産しているわけですよ、中国工場フル操業やって。
 もう2月の前半にですね、中国の、我々が友好提携を結んでいる江蘇省政府、広東省政府、上海市政府、浙江省からも来たかな。そういったところからですね、マスクを何とかならないかとかいうことと、あと、愛知の日本企業で中国でマスク生産、マスクのフル増産できないかとかね、要請あったんで、それぞれ話しました。いや、もうとっくに、もうとにかく一切、コロナウイルスが蔓延(まんえん)しようが何しようが一切フル増産やってますという返事でありましたけど。そういったところとはもう日常いつも打合せをしてますので、引き続きそういったとこからまた優先的にお願いをするということはあろうかと思います。
 ですから、いろんな意味でもう、それは別に新しいことがあるわけじゃなくて、決められたことはびしっとやるということだと思っています。それは心積もりなり準備は全部できております。

【質問】 医療関係で使うような場所も、強制力をもって借りるとかそういったことができるようになると思いますが、軽症者の入所施設以外で何か検討されていることはありますか。
【知事】 こちらのシミュレーションはね、幾つもやっております。
 例えば、よくよく新聞報道等々でですね、お宅は病床はどのくらい用意できていますかということをね、厚労省がですね、そういう数字の積み上げばっかりやっているわけですよ。現場、私もかつて厚労省にいたのでですね、特に2009年、新型インフルのときに厚労省にいて責任者をやっていたので、当時もこういうやり方をやってました。
 全国はどうだという話で、こうでこうでこうで、国民の皆さんに安心してもらえるようにそれぞれの各県体制、ここどうだということでぐっと積み上げて数字を出してきましたけども、そりゃ現場の医療をやっている者としてはですね、その数字にあんまり意味はないなと思ってるんですね。日々どのぐらいの患者さんをそこに入れられるかの方が大事なんでね。数じゃないんですよ。数じゃなくて、ちゃんと具体的に、今ここに分かっている陽性者の患者さんを入れられるかどうかなので。
 私は、ですから、今ね、重症者も含めて全ての専門の関係として250床に宿泊施設200足して、今の現状ならしばらくはこれで回す、持ちこたえられるんではないかというふうに思っておりますが、先ほど来申し上げておりますように、宿泊施設はあるんです。あるんです、はっきり言って。政府の方からアパホテルを活用してほしいということで、アパホテルさんあります。ただ、アパホテルさんって、この名古屋の街中ばっかなんでね。私はあそこの社長、会長もよく知っているので、彼らのその営業方針というのは駅前一等地なので、そこを。
 最初はですね、私は、そりゃどんどんどんどん、東京のように街ばっかりだというところと、もう病院に入れないということであれば、それはもう、うんもすんもないと思いますが、我々はやはり、最初に用意するのはやはり名古屋の都心から離れた少し郊外型のところでね、周りにあまり家もないようなところを準備するということかなというふうに思ってね、段取りはしております。
 ただ、シミュレーションはしてますし、何度も申し上げますが、部屋数だけならね、そりゃ何千もありますよ、何千も。ただ、本当にオペレーションできるかというのはありますがね、そりゃ。鍵を渡して、はい入ってくれだけならそりゃできますよ。そりゃすぐに。
 ただ、やっぱりでも、そのホテルの従業員の方は、そりゃまあ、いわゆるあれですね、言葉がいいかどうかあれですが、清潔ゾーン・不潔ゾーンでいったら、いわゆる陽性者の入っているところには入りたくない、入れないということになるかと思いますから、そこを切ったときのマンパワーをどう確保するかというのは、あれは、我々本当に。ただ、200のうち半分弱のものを用意するだけでも、本当に具体的にやっているとですね、大変ですよ、本当に。大変大変。実際、そういう病院に出してもらうわけですからね、医師、看護師のチームを。なので、あれですが、まあまあ、その宿泊施設は。
 もう一つあるのは、よく新聞等々でこんだけ用意します、用意します、用意しますって、病床をね。例えば東京で4,000とかね、大阪で3,000とかね、出されますけど、いや、本当にそうかとかいって私は思いますがね。そういった方々を病院に入れたら、ただでさえ東京は院内感染がうわーっと広がっているのに、他の医療機能は皆ダウンしちゃうんじゃないかということを私は危惧しますけどね。なので、私はできるだけこの今の、この250の病床数に、プラス宿泊施設で軽症の方なりもう治った方をどんどん入れて、それで持ちこたえさせていくということだと思っております。
 ただ、金曜日に厚労省からですね、愛知県についてどうだという問合せがありました。厚労省の試算だと、一番マックス、あの数字もどうかと思うけど、一番マックスのときに愛知県で1万2,000の患者さんが出て、そして重症者が400出ますよと。中等症の方がですね、2割近く出ますよということなので、それどうですかということを言われて、愛知県の医療資源を勘案すればですね、その時に、金曜日にお答えしたのは、400の重症者は受け入れることは可能ですと。可能で、その病院の割り付け、段取りといいますかね、こちらの方での腹づもりは、もうしてありますということはお答えしときました。いざというときは400の重症者。それから中等症については、今の愛知県の救急病院等々の体制を見て、それぞれのところにこういった形でお願いをしていくということになれば、あと中等症だけで1,100病床は、もうこれは可能なんだろうなということで、合わせて1,500ですか。それは可能ですねということは、厚労省にはお答えをしておきました。
 ただ、現実にそれが、そういう場面になるかというとですね、私はそうはならないと思うんですよ。1,500人の方を愛知県の病院にどーんと入れたらですね、そりゃ病院機能は持ちこたえられないんじゃないでしょうかね。重症者はあれですよ、どんなことがあっても受けてもらいます。
 これは愛知県内でですね、我々の調査ですとICUが830以上ありますから、それは。それと、それにプラス人工呼吸器、人工呼吸器はもう相当ありますけど、今回のものについて、この感染症の対応していただける病院の中で460あるので十分確保、対応できます。更にありますから、これは増やしていけますので。そういう意味では十分確保できますのであれですが、数字としては、そういったことは申し上げさせていただきました。
 いずれにしても、日々日々、とにかくその数字、数字で一人一人の患者さんが救えるわけではないのでですね、今ある医療資源をできるだけ十二分に活用し、そして医療関係の皆さんにも本当に不眠不休で頑張ってね、いただいていることをしっかり我々がサポートして、医療機能の確保と、やはり軽症なりもう軽快した方、不顕性の方は入所施設、宿泊施設に入っていただくと。そうでない方はもう自宅療養だということをですね、いつ、どの段階で切り替えていくかということだと思っております。
 東京は、だから僕は、先週オリンピックがあれした後、これはどんどん噴き上がっていくなと思ったら、案の定そうなって。いつ、その重度の方に特化して、あと軽症なり無症状の方は自宅にいていただくのかというふうに切り替えるかといいますとちょっと、それはだからホテルに入れるということですけど、東京で1,000といっても多分すぐ埋まるというか、どうやって医療スタッフを確保するのか。いや、どっかから大量に抜いてくれば、そこの抜かれた病院が医療ダウンしますからね。多分、都立病院からどーんと抜くんでしょうけど、都立病院も都内の中核ですもんね、これ。どういうふうにされるんだろうかなと。本当にそれこそあれですかね、鍵だけ渡して泊まってくれってやるのかな。そう簡単じゃないですよ。
 だからもう、入所された方のホテルに入ってくる動線から、使うエレベーターはここまでと、ここは入っちゃいけないよって、皆さんも取材された藤田の岡崎医療センターがそういうあれをやられてましたよね。入っていく方はここのエレベーター、ここ以上入らない、こうだという、どこのテレビでやってたかな。昨日か一昨日、見た覚えがありますけどね。あれをやらないかんわけですよ。あれをやらんと、感染のリスクを背負いますから。そうすると当然、医師、看護師のやっぱり医療スタッフが要りますからね。いや、だから、そういう意味ではどういう。
 我々は、それは、それができる規模でですね、まずスタートをして、これもあれですが、藤田の岡崎のあの経験がありますので。藤田のあのスタッフ、医師の皆さんにも全部見てもらって、もう既に見てもらってますけど、見てもらって、ここはこうしたらどうか、ここはこう切ったらどうかって全部、全部そこはシミュレーションして、今、それで準備ができております。あと、ちょっと物資を、いろんなもん、生活用品を買わないかんのでね、それはちょっと、今日から取りそろえますけどね、昨日は休みだったんで。その上でやります。やって、そこでまた実際にノウハウを作って、こう広げていこうというふうに思っております。ただ、東京みたいにあれだけ出ると、もうちょっと背に腹は代えられないということだろうと思いますがね、それは。

3 知事発言
(1)新型コロナウイルス感染症について
 お手元に資料がお配りしてありますので、御覧をいただきたいと思います。
 この週末ですね、実は、私どものこの愛知県新型コロナウイルス感染症対策本部のですね、医療専門部会の先生方に、一同にお越しをいただいて、非公式でありましたが、意見交換をさせていただきました。その折にですね、愛知県病院協会さんからですね、風評被害で困っているという切々たるお訴えがありましたので、この機会に、私からですね、是非申し上げたいというふうに思っております。
 この新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たる医療機関、医師、看護師の皆さんが偏見や風評被害に苦しんでます。
 新型コロナウイルス感染症患者を受け入れた病院等で従事される方のお子さんが保育園から登園を拒否されたり、職員の家族が現場の出勤を拒まれるなど、いわれのない差別や偏見を受けております。医療従事者とその家族に対する偏見や差別につながる行為は断じて許されません。誰もが感染者、濃厚接触者になり得る状況であることを受け止めてください。
 医療崩壊を起こさせないためにも、感染症対策に取り組む医療従事者が差別等されることのないよう、県民の皆様には、引き続き御理解と御協力をいただきますようにお願いをいたします。
 また、報道関係者におかれましては、個人情報保護と公衆衛生対策の観点から、特段の配慮をお願いをいたします。
 ということで、2枚目以降がですね、これは愛知県病院協会さんからメールでいただき、聞き取りをしたものの内容でございます。加工しても仕方ないので、それはそのまま生でですね、お示しをしております。若しくはあれであれば、また病院協会さんに取材をしていただければと思います。
 一番多い、まず多いのは、やはり子供が通う保育園等に関すること。
 これ、看護師さんのお子さんなんでしょうね。当院職員の新型ウイルス感染症発症の報道を受けて、他の職員のお子さんが通園している保育園から預かり拒否となったということ。それから、その一つ置いて三つ目ですが、子供の通っている保育園より1週間の登園を禁止された。経営母体の理事長が名古屋市に相談し、最終決定はその理事長がした。それから、その一つ置いて五つ目ですが、子供が通う保育園の園長より電話があり、2~3日子供を預けるのを見合わせてほしいと言われた。母親は手術室の看護師なので接触はないと説明したが、通園に対して母親の同行はやめて、父親か他の人にしてほしいと保育園から言われた。六つ目、保育園の出来事だが、私がコロナ担当をしていることや、私自身が細菌性肺炎になったため、妻や子供が職場、保育園で嫌がらせを受けた。それから七つ目、子供が自閉症でデイサービスに行っており、入所を拒否された。
 それから2ページ目、その他です。
 その他ですが、二つ目ですけど、新型ウイルスが発生した報道を受け、別の職員がその家族から退職を促されて退職した。もうそんなとこやめろと言われて退職をしたということ。それから四つ目ですが、当院に勤めている職員は感染症リスクが高いことから、家族までリスクがあると見られ、家族の職場で就労制限がされた。それから五つ目は、外来患者が減少したということ。それから最後にね、近隣住民と名乗る女性から、入院したこともあり、顔も知っている内科の看護師がスーパーで買物中にべちゃくちゃしゃべったり大声で笑っている。菌が飛び散るでしょと。コロナ患者がいる病院に勤めているという認識がないのですか。要は、菌をまき散らさないでと。家と病院を往復していればいいなどと。パチンコに行っているじゃないかと。そんなもん行くなというような。あなた方、病院の職員全員、外出禁止しないと駄目、菌をまき散らさないように看護婦にも強く言ってちょうだいというような心ない言葉をですね、かけられているということでありまして。
 これはですね、是非、皆頑張っていただいているんです、こういう医療現場の皆さんに。それは是非是非、それはですね、お計らいをいただいて、そういうことのないようにですね、是非お願いをしたいというふうに思います。もし個別に、この保育園等々で個別に分かれば、これはきっちりと指導をしていきたいというふうに思っております。
 私からは以上であります。

4 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 緊急事態宣言について、先ほど、愛知で移動自粛というような話もありましたけど、そもそも、今日あるいは明日にも出されるというそのこと自体に関して御所感を伺ってなかったので、そのこと自体の受け止めをお願いします。
【知事】 何か報道だと、今日諮問して明日とか言っておられますね。
 ですから、国の立場からするとですね、やっぱり先ほど私が申し上げたように、やっぱり医療の、このコロナウイルス感染症の克服と、やはり日本経済というか日本全体のこと。やっぱり日本の社会経済活動をダウンさせること、停止することはできませんのでね、これは。緊急事態宣言で公共交通機関を止める、極端な話、東京の山手線、地下鉄を止めるということはできないということですよね。あと、会社の休業もないということですよね。だから、本当のロックダウンというのは交通機関を全部止めて、東京23区の企業を全部休みにするということですよね。それはできない。それはできないでしょう、現実に。
 ということのバランスを考えてということで、本当にそれはぎりぎりの判断というか、判断というよりも、本当に苦しんでいるというのはよく分かりますよ。分かるのでですね、それは、その総合的にどう判断されるかということではないかというふうに見守っているところでございます。
 ですから、私は、それを何かこの数日来ね、昨日もそうだし、小池さんがですね、小池都知事が先週からずっと、国が早く緊急事態宣言をしてくれしてくれ、そればっかり言うじゃないですか。私、極めて違和感を持っておりましてね。
 そうじゃなくて、国がどうするかは国が判断するんでありますから。そうじゃなくて、それが必要だと思えば東京都でやられればいいんじゃないですか。同じようなことはできると思いますよ、法律に基づかなくても。現に不要不急の外出は自粛してくれ、夜の店は行くなと言っているわけですよね。法律の宣言が出ても一緒ですよね、そこはね。
 それよりも、私申し上げているように、やっぱりもう東京は多分、患者さんが入る病院がないと思いますので、それはいつ重症者に特化して、軽症あるいは自宅療養と宿泊施設にしてくださいと言って明確に宣言をするということが必要なんで、それは早く。それは国を待つんじゃなくて、東京都でやれるんでしょう。だから、ホテルをもう動かすと言うんだったら、それは、それを宣言されてやられたらいいんじゃないでしょうか。そこはやっぱり東京都が責任を持ってやられる話ではないでしょうか。東京都の医療ではもう対応できないということを早く言われて、実際のところを言われて。だから軽症の方は自宅待機なんだと。あと、それでもという方はここに来てください、このホテルに来てください。ただあの、ホテルに行くっていってもどうするんでしょうね。電車に乗って来るんですかね。そうはいきませんよね。誰が搬送してくれるんですかね。タクシー駄目ですよね。どうやって行くんでしょうかね。いや、搬送手段ってあるんですよ。あるんですよ。我々はそれも全部詰めてありますからね、詰めてありますから。
 そりゃそうですよ。だから、電車なんてとんでもないし、家族に乗せていってもらうってとんでもないから。それ専用の車を仕立てないかんのですよ。だから、そういうことも含めて、それは国じゃないんですよね。都なんですよね。東京都の責任なので。国は、だって病院を持ってませんからね。現場を持ってないので、東京都にお願いするしかないんですよ。だから、それは都が責任を持ってやるということではないでしょうか。そういうふうに思って見ております。
 ですから、我々はその状況を注視しながらですね、適切に対応していくということだと思いますが、国が宣言を出したら、やはりたとえ東京の話であっても、やっぱりステージは変わるのではないかというふうに思います。思いますので、その段階でどうするか。我々はもう入所施設は開けますけども、それでもまだ今週、今週の状況だと完全にオーバーフローするというところまではいきませんのでね。ですから、ぎりぎりそれで持ちこたえているということなのかなというふうに思いますが。まあしばらくはできるだけ、できるだけですね、ぎりぎりでもいいから持ちこたえていきたいなというふうに思ってます。
 ちょっと漏れ聞くと、東京はですね、超有名な病院もですね、もう、どことは言いませんよ、どことは言いませんけど、ベッド1,000床レベルの大きな、本当に名の通った病院もですね、もうICUは全部もう、もう通常のあれは止めて、全部この新型コロナの肺炎の患者さんにね、全部切り替えたと。他のその人工呼吸器のあるようなそういうところもね、もう全部他の患者さんは行ってもらって、もう全部その病院はですね、重度、中度とかどんどんどんどんその新型コロナ、もうどんどん特化して切り替えているというのを聞いています。
 ということは、もう他の救急は受けられないということなんですよね。そりゃちょっと私も、その名前、その病院の話を聞いてちょっと驚きましたけど、もう事態はそこまで切迫しているのかと。本当にあれですね、超有名な病院ですよ、名の通った、ベッドが1,000室ある。それがもう一般の患者さん、重い人まで全部このコロナの肺炎だということなので、そういう事態はいずれこちらにも来るのか。もちろんできるだけ時間差があって、もう来ないのがいいんですけど、時間差になるようにできるだけこうじわじわとということをやりますけどね。

【質問】 先ほど、緊急事態宣言が東京とか大阪に出た場合に、愛知がそうじゃなくてもステージとしては変わるよねというお話だったと思うんですが、その際に移動自粛などをしっかりやっていきたいというふうに先ほどおっしゃっていましたが、それはもう、今までみたいに東京・大阪という、もし緊急事態宣言が出たら、緊急事態宣言が出た場所に行かないでという意味なのか、そもそも愛知県からあまり移動しないでねという意味なのか、どちらと思えばいいでしょうか。
【知事】 まずは、そちらに行くなということは更に重ねて言わなきゃいけませんが、それが出たときに、もちろん愛知県内の感染状況というのはありますからね。それが一番ベースなんですけど、より県内でのそういう移動自粛なり夜間のですね、夜間のそういうお店への自粛ということに近づいているというふうに思います。
 だから、それを言うのか、それともまだちょっと状況、若干状況を見てもほんの何日かだと思いますがね、いや今の段階で。もちろん減りゃ別ですよ。
 だから、そういう意味では、本当に客観的な事実に基づいてということにしかなりませんね。

【質問】 ただ、そこで明日もし東京で出た場合、そういった場合は、現時点では東京とかその出た場所への移動を自粛してねという温度感で言うのでしょうか。
【知事】 はい、言います、言います、もちろん。

【質問】 更に様子を見て、これは愛知でも広がっているなとなった場合は、愛知県内での移動自粛も言うのでしょうか。
【知事】 それは頭に入れなきゃいけませんね。頭に入れなきゃいけません。
 だから、それがその段階になるのか、それは数字次第ということでしょう。それ以上、やっぱりやみくもに、やみくもって言葉はあんまりよくないけど、こっちがあれしたからうちもというのはちょっと違うんじゃないでしょうかね。やっぱりそのデータを見てということだと思っております。

【質問】 休校関連でもしかしたら出ているのかもしれないですが、保育園と幼稚園とかの休園とかっていうのは要請するのでしょうか。
【知事】 保育園、幼稚園は、休園要請はしません。3月と一緒です。

【質問】 そのままということでしょうか。
【知事】 ええ、そのままです。
 もちろん、だからそれはそれぞれの保育園であればそれぞれの開設者が市町村ですからね。その市、それから幼稚園、保育園の現場で判断をいただくということだと思いますし、幼稚園も3月の時には一斉休校の対象ではありませんから、それはやっていただく。ただ、現場での御判断はあっていいと思います。

【質問】 気になってしまって申し訳ないんですが、軽症者、それから無症状者の一時入所施設なんですけれども、今週中に開設と同時にもう受入れも始めるのでしょうか。
【知事】 もちろん。開設というのは、受け入れるということです。

【質問】 何名程度受け入れる見通しでしょうか。
【知事】 それは分かりません。先週ですね、先ほど申し上げましたが、意向調査、アンケートを取りましたら9名ということでございまして。今入院されている方でね、もう軽快した方。
 それに、私の個人的なあれですよ、それにやっぱり今度の剣道訓練員の方は、もうほとんどの方が、何か1日か2日で熱は下がって皆元気だと聞いておりますので。そういった方は、だから今、何人かは自宅で待っているんでしょうけどね。しかし、そういった方が入院でベッドねっていうのはどうかなと。もちろん、行って、処方してもらって、処方箋やって薬もらって、あとはもう体力のままにですね、治るのを待つということであれば、その入所施設でもいいのではないか。やることないですもん、他に。熱は下がっているんですから。あとは、だからPCR検査やって、検査やって2回陰性を確認するのを待つということなので。
 ですから、そういう意味では、それを足すと10何人にはなるんでしょうね。分かりません、それは希望を聞いてみないと。
 それと最後にもう一度、この「3つの密」を避けて行動を抑制していただきたいということは申し上げたいというふうに思います。
 今週も、「3つの密」を避けて行動を抑制していただきたい、そのことをお願いを申し上げたいというふうに思います。
 日々状況は変わってまいりますので、その変わった状況に合わせて、きちんと対応してまいりますので、よろしくお願いします。
 ありがとうございました。