知事の記者会見
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令和2年8月31日(月) 午前10時
1 知事発言
 皆さん、おはようございます。8月31日月曜日、8月の最後ということでありますが、午前10時、定例記者会見を始めさせていただきます。
 それでは、私から3点御報告をさせていただきます。

(1)美術品等取得基金の特別枠を活用して愛知県美術館が購入した若手作家の現代美術作品の公開について
(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/bunka0831.html)

 まず、1点目でございますが、お手元の資料に基づいて御覧をいただければと思います。美術品等取得基金の特別枠を活用して愛知県美術館が購入した若手作家の現代美術作品の公開について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、作品発表の場が減っている作家・アーティストを支援するため、愛知県では、今年度から3年間で、美術品等取得基金に通常の購入枠とは別に、1億円の特別枠を設けて、愛知県美術館で若手作家の現代美術作品を重点的に購入することとしております。
 これは4月の末ですかね、に様々な経済対策を、コロナ対策を発表したときに併せて申し上げたものでございます。この県内のいろんな事業者、文化関係、アーティストの事業者を応援するのと併せまして、こうした美術品等取得基金を使っての購入ということを申し上げました。
 1年目となる今年度は、1億円の購入枠の3分の2に相当する6,000万円程度を活用し、約30人の作家から作品を購入する予定でありますが、今回、その第一弾といたしまして、愛知県美術館としては初めての購入となる若手作家15人から41作品を購入をいたしました。これはもう既に、この美術品等取得基金という基金がありまして、もう予算がありますので、もう既に実施をいたしました。
 この基金は、1988年にですね、愛知県美術館と陶磁美術館を作るということで、陶磁美術館は当時ありましたけど、愛知県美術館を作る準備ということで作ったものでありまして、これまでこの基金で1,561件の美術品等の購入をしてきました。それを活用して、この1億円の購入枠を作って、現代作家の若手作家をですね、の作品を購入するということでございます。
 そして、そのうち35作品、41のうち35作品を9月の19日の土曜日から12月6日日曜日まで、愛知県美術館で開催をする企画展「古代エジプト展」と同時開催のコレクション展で公開をしてまいります。
是非、愛知県美術館にお越しをいただき、若手作家の魅力あふれる作品を御覧をいただき、現代美術をお楽しみをいただきたいと思います。
 なお、第二弾の作品購入についても、準備を進めており、年内の作品購入を目指したいと考えております。
 この作家15人の年齢は、27歳から47歳まででありまして、平均年齢は34.7歳ということで大変若い方々。そして、男性が6人、女性が9人ということで、女性作家の割合が高く、そして愛知にゆかりのある作家は15人中11人ということでございます。
 これは、「愛知県美術館美術品収集委員会」というのが県美にありますけれども、そうした学者の先生方のですね、評論家といいますか学者の、美術の専門家の先生方の意見を聞いて、購入をさせていただいたというものでございます。
 今回は、1億円のうち、これで3,000万円、そして今年度の後半にですね、今年度中にまたもう3,000万円で、30人ぐらいの作家のものを買うということに予定をしております。また、来年度、再来年度において、これは3年間の計画でありますから、第三弾、第四弾として作品を購入し、若手作家・アーティストの支援を継続するとともに、愛知県美術館の所蔵作品の充実を図り、コレクション展等で県民の皆様に御覧をいただければというふうに思っております。
 なお、資料でございますが、御覧をいただければと思いますが、この資料の2ページ、3ページは主な購入作品の例ということで、この今村さんとか山下さんの作品が載っけてあります。
 4ページが、こういう形での購入の仕組みということでございます。
 それから、購入作品のリストは5ページ、6ページということでございます。
 そして、最後に「古代エジプト展」。「古代エジプト展」の資料でございますが、これはですね、これはオランダのライデン国立古代博物館の2万5,000点に上る古代エジプト・コレクションの中から、厳選された250点を展示する展覧会ということで、今年4月から全国8か所を巡回の予定でしたが、最初にですね、福岡、札幌が中止になって、愛知が、愛知県美術館が開催の皮切りということでございます。是非、また多くの方にお越しをいただければというふうに思っております。
 これがまず第1点でございます。

(2)みかわ牛銘柄推進協議会の設立及びみかわ牛のブラント力強化について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chikusan/mikawausi-setsuritsusoukai.html)

 続きましてですね、みかわ牛のですね、みかわ牛銘柄推進協議会の設立とそのブランド力強化について申し上げたいと思います。お手元の資料を御覧をいただき、お聞きをいただきたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、牛肉の需要の減少、価格の下落ということで、県内の畜産農家にとって苦しい状況が続いております。
 特に、和牛は4月から5月の販売価格が対前年比75パーセント程度まで落ち込み、6月、7月も対前年比80パーセント程度となっております。
 一方、愛知県では、これまで、JAあいち経済連と生産者が中心となり、「みかわ牛」のブランドで品質の良い牛を生産をしてきましたが、品質に見合った十分な市場評価を得られておりませんでした。
 このような状況を改善するためには、「みかわ牛」のブランド力を強化し、市場評価を高めることで、畜産農家を始めとした業界関係者の収益力の向上を図る必要があります。
 そこで、愛知県では、「みかわ牛」をあいちの和牛ブラントとして確立をするため、JAあいち経済連、和牛肥育農家、食肉流通業者、食肉販売店と連携をし、「みかわ牛銘柄推進協議会」を立ち上げることといたしました。
 今後は、この「みかわ牛銘柄推進協議会」が中心となりまして、販売取扱店の拡大、販売促進キャンペーンなどに取り組んでまいります。
 「みかわ牛」は肉質等級を4等級以上に厳選した、愛知が誇るおいしい和牛肉でありますので、皆様にどんどん食べていただきたいと思います。
 品質におきまして飛騨牛など他県ブランドに負けない「みかわ牛」を、私が先頭に立ってPRするとともに、「みかわ牛」のブランド力を更に強化を図る施策を展開をしてまいります。
 ということでございまして、このお手元の資料のですね、でございますが、この銘柄推進協議会はですね、9月11日の金曜日に、その設立総会を開催をさせていただき、設立をいたしたいというふうに思っております。
 そして、この協議会の概要が2の(1)でございますが、今申し上げましたように、価格の下落、十分な評価が得られていないということで、そして品質も4等級以上に厳選をするということで評価を高めたいと思います。
 そして、資料の4ページが、この団体会員、賛助会員。生産者、そして食肉事業者、様々な方々をですね、関係者をメンバーとしたいというふうに思っております。
 みかわ牛は、1990年に、牛肉の輸入自由化を契機として、JAあいち経済連が黒毛和牛のブランドとして商標登録したものでありまして、この4ページの①から④までの定義を満たすものということであります。県内の認定農場で1年以上肥育をし、肉質を、今は3等級ですが、これを4等級以上にする。JAの飼料を利用し、県内の3食肉市場に出荷をされるものということでございます。
 ちなみに、こういう形のですね、大変立派なお肉でありまして、名古屋の食肉のですね、市場関係者、食肉事業者の皆さんでは、飛騨牛と、全く品質が劣らない、一緒だと。しかし、市場の評価、値段はやっぱりそこに至らないということなので、何とかブランド化をしたいと。
 これがあれですね、当時作ったこの葵(あおい)のマーク、御紋のマークに「みかわ牛」と書いたブランドのロゴですね。というものもありますので、これを是非、お使いをいただきたいと思います。
 そして、今までは、この3等級、4等級、5等級ということでありますが、このさしの入り方ですね、で5等級まで牛肉の場合は分かれておりますが。今まで、どこの産地も、他の産地も、飛騨牛も3等級以上を飛騨牛と言うということなんですが、今回、ブランド化をするということでありますので、みかわ牛の場合は4等級以上、4等級と5等級ということで、大変質の高いものに限ってですね、みかわ牛のブランド化をするということにしたいということでございます。
 それでですね、年間の生産はどのぐらいかといいますと、これはですね、大体2,600頭ぐらいというふうに見込んでおります。
 そして、みかわ牛の主な産地は、知多半島と渥美半島でありまして、市町村別では、みかわ牛ではありますけれども、半田市が一番多くて、半田市、大府市、そして田原市、豊橋市という順番になっております。大きな生産者が半田、大府にあるということでございますね。ということで、徐々に生産も増えてきているということでございます。
 ちなみに、肉質が4等級以上の主な他県ブランドはですね、例えば仙台牛だとか宮崎牛など数件ということで、少ないということでございますが、そういう形で、厳選をした品質のもので「みかわ牛」のブランドを確立をしたいというふうに思っております。
 そして、今はですね、みかわ牛はJAの系列のAコープや一部の食肉販売のお店で、大体50店舗ぐらいで販売されておりますが、協議会設立後は、150以上の店舗で販売をすると聞いております。
そして、販売促進のキャンペーンは、11月から12月にかけて、デパートの地下売場やホテルのレストランなどで行っていきたいというふうに思っております。
 そして、今後のてこ入れですが、みかわ牛の生産流通の活性化を図る取組として、肥育農家に対してのですね、優良な子牛を導入するための奨励金の交付でありますとか、食肉事業者に対しての奨励金の交付などを検討しておりまして、できるだけ近いうちに予算化も検討したいというふうに思っております。
 なおですね、このみかわ牛の名前の由来ということでありますが、古くからですね、三河山間部では、こうした形での和牛の育成、飼育というのがされていたということが伝えられております。古くは戦国時代、徳川家康の父で三河・岡崎城主の松平広忠の頃、既に和牛が飼育されていたということが伝えられております。健康に優れなかった広忠は、妻・於大の勧めで、蘇(そ)、チーズのような食べ物ですね、を食べて健康を回復したという記録が残っているということでございます。
 三河山間部では古くから和牛の繁殖が盛んで、ここから生産される子牛が「三河子牛」と呼ばれていたこともあるようでありまして、そうしたことを踏まえて、「みかわ牛」ということでございます。
で、このロゴマークが「葵の御紋」を使っているということでございまして、しっかりとPRをしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(3)シンガポール国立大学連携事業「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ」の参加者募集について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/startup/singapore-smart-sustainable-city.html)

 それではですね、続きまして、3点目でございます。3点目、ちょっと話題が変わりますが、シンガポール国立大学との連携事業「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ」の参加者募集であります。
 愛知県では、スタートアップのエコシステムの形成を目指して、これまで、シンガポール、アメリカ、フランス、中国の支援機関・大学等とグローバルな連携体制を構築をしてまいりました。
 特に、シンガポール国立大学とは、2018年8月に、科学技術分野における包括的な連携協力の推進を目的に覚書を締結をし、さらには、昨年9月には、新たにスタートアップ支援分野に特化した覚書を提携をいたしました。
 シンガポールでは、国が主導をして、デジタル技術とデータを活用して国全体のスマートサスティナブルシティ化に取り組んでおり、自動運転を始めとした様々な最先端テクノロジーが社会実装されております。その中で、シンガポール国立大学は、テクノロジーの供給等で主体的な役割を果たしております。
 この度、シンガポール国立大学と連携し、愛知県におけるイノベーションの創出と最先端技術を活用して持続可能な社会「スマートサスティナブルシティ」の実現を目的として実施をする、産官学共創型のグローバルプログラム「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ」への参加者を募集いたしますので、お知らせをいたします。
 この事業は、愛知県における「スマートサスティナブルシティ」の実現に向けて設定をしたテーマについて、密接な課題を有する県内企業・団体とスタートアップ等が連携をして、共創による課題解決に取り組むプログラムとなっております。
 記者発表資料の別紙の2「プロジェクトの流れ」というのを御覧をいただきたいと思います。「プロジェクトの流れ」、別紙の2、これですね。「プロジェクトの流れ」を御覧をいただきたいと思います。一番最後の紙ですかな。
 本事業の実施に当たりまして、まず、愛知県内企業や自治体、スタートアップ等へのヒアリングを通じて、スマートサスティナブルシティの実現につながる次の四つのテーマを選定をいたしました。
 まず「ものづくりの愛知県から“本気のDX(デジタルトランスフォーメーション)”を」ということで、デジタルトランスフォーメーションが一つ。二つ目が「新たな移動のエコシステムとビジネスモデルの構築」、三つ目が「南知多町をモデルとした世界・都市・地域に生きる新たな生活モデルの創造」、四つ目が「空港を起点としたSmart Sustainable Cityの可能性追求」ということでございまして、これらのテーマに主体的に取り組むチャレンジオーナーの企業・団体を選定をいたしました。
 それぞれ、ものづくりとデジタルトランスフォーメーションは旭鉄工株式会社、そして新たな移動のエコシステムとビジネスモデルはアイシン精機、そして南知多町をモデルとしたというのが、これは南知多町。空港を起点とした、これは中部空港会社ということでございます。
 今回は、このチャレンジオーナーと連携をして、テーマの実現に挑戦するスタートアップ12者程度を募集するとともに、いずれかのテーマに関する共通の課題を有し、共同チャレンジオーナーとして課題解決に取り組む企業・団体も4者程度募集をいたします。ということでございまして、チャレンジオーナーと連携、このスタートアップ12者を募集するのと、そして、一緒に追求するチャレンジオーナー、共同チャレンジオーナーも4者程度募集をするということでございます。
 なお、シンガポール国立大学やシンガポールの連携機関を通じて、それぞれのテーマに関するアイデアや技術を有するシンガポールを始めとした東南アジアのスタートアップも募集をいたしまして、プログラムに参画をしていただくことといたします。
 新たに選定されたスタートアップには、各テーマに参加するチャレンジオーナーやシンガポールのスタートアップと共に約4か月間程度、課題解決につながる実証実験の実施や、ビジネスモデルの策定に取り組んでいただくということにするところでございます。
 また、期間中、参加するスタートアップは、シンガポール国立大学等による、イノベーションによるワークショップを始め、様々な支援を受けることができます。
 シンガポール国立大学の知見やノウハウを最大限に活用するとともに、シンガポールのスタートアップ、県内外のスタートアップ、本県の企業や自治体による協業を通じて、愛知県におけるイノベーション創出やスマートサスティナブルシティの実現を目指してまいります。
 多くのスタートアップや共同チャレンジオーナーの参加をお待ちしております。
 ということでありまして、この上の四つのテーマに4者、それに12者のスタートアップと、12者程度ですから若干の振れがありますがね、共同のチャレンジオーナーも募集しますし、それをサポートするということで、左側にあるローカルパートナーというものもですね、これも三菱UFJからMTG Ventures、ミッドランドインキュベーターズ、サスティナブル・ストーリー株式会社。それからグローバルパートナーとして、この四つの社もですね、参画をいたしていただきますし、シンガポール国立大学と連携をして、シンガポール、東南アジアのスタートアップ、シンガポール国立大学と連携をして、こうした四つの具体的な課題の解決にチャレンジをしていきたいということでございます。
 そして、その資料の一つ前、別紙の1が「テーマの概要」ということでありまして。
 それがこういう形のもので、テーマの1が、ものづくりとデジタルトランスフォーメーションということで。この旭鉄工という会社はトヨタ系列の、そんなに規模は大きくありませんが、それでもまあまあ、これティア1のですね、会社で、今、こういったITなり、こうした取組でですね、大変注目を集めている会社でございます。それから、移動のエコシステムとビジネスモデルは、これはアイシン精機さん。そして、テーマ3の南知多町について、「ワーケーション」とか「職住融合」といったものなどに取り組む。それから、中部空港のスマート化ということが四つ目ということであります。
 などなど、またお手元にこの資料がありますので、また御覧をいただければというふうに思います。これは大分具体的なものでありますので、また部局の方にですね、個別にお聞きをいただければというふうに思っております。
 いずれにしても、シンガポール国立大学とは、2018年の8月に、科学技術分野における包括的な連携協力の推進のMOU、覚書を結び、2019年9月に、スタートアップ支援分野の連携協力のMOUを結んで、協働のプロジェクトを進めていこうということにしているところでございます。
 そして、こうしたものをやった上でですね、最終的には、来年、今年度の3月にはですね、プログラムを通じて作り上げた事業アイデアを発表するという形にしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(4)新型コロナウイルス感染症について
(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/)

 それでは、お手元に資料がありますので、これは説明だけですけれども、いつものようにデータを説明をしたいと思います。
 まず、最初のカラー刷りのものは、昨日までのですね、この愛知県の新型コロナウイルス感染症患者の年代別の内訳ということでございまして。30歳代以下が57.6パーセントでありますが、だんだん40代、50代、中高年層に増えてきているということ、感染経路不明の割合は53.6パーセントということであります。
 それから、中等症・重症の方の割合が、7月、8月は10.8パーセントということでございます。
 そして、3枚目がその検査陽性者の状況の現状ということでございますが、これは1日前、前の日からの比較を申し上げたいと思います。昨日は36人ですね、陽性者が出ましたが、退院等で62人、そして1人亡くなっておられますので。ということで差引きは若干の減といいますか、これは27人の減か。ということでございます。
 個別に申し上げます。入院が6人増えて331人ですが、中等症の方が22人減って101人、重症の方は18人で変わりません。それから施設入所の方は、健康プラザが2人減って17人、名古屋の東横INNが6人増えて39人、合わせて56人で、4人増えております。自宅療養の方が27人減って286人ということでございます。
 そして、クラスターでありますけれども、医療・高齢者施設でPクラスターが3人増えて38人ですね。これは名古屋の緑市民病院ですね。医療・高齢者施設が、これは岡崎のクラスターが2人増えて23人。Tですね、Tクラスターが2人増えて23人。それから、新たにその他でUクラスターというのが出て、これは豊田の「ペガサス(Pegasus)」というところで、これが3人増えて25人ということでございます。というのが現状でございます。
 それから、検査件数はお手元の数字のとおりということで、医療機関のものは後で拾って入れておりますので、徐々に増えてきているということでございます。大体同じぐらい、1,000件ぐらいは大体、今やっているということです。
 それから、経路不明の方の割合は5枚目ということで、御覧をいただければというふうに思います。
 私からは以上であります。

2 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 新たにできたクラスターというのは、自治体はどちらになりますか。
【知事】 どれですか。
【質問】 Uクラスターです。自治体はどちらになりますか。
【知事】 Uクラスター、これは豊田です。例のお店の名前を公表したという。「ペガサス(Pegasus)」ですね。それがまた増えているということです。
 ですから、1日前から、昨日夜だから土曜日からというか、日曜日で3人増えて25人ということであります。

【質問】 コロナの関係ですけれども。第1波のときに創設された医療従事者応援金ですけれども、第2波で中等症や重症の方がちょっとずつ増えてきている中で、あの予算の中でまだいける感じなのか、大幅に補正をしていかなければいけない状況なのか、見通しとしてはどうなっていますか。
【知事】 100万円から400万円ってやつですね。あれはだから、ええとですね。ですから、あれはだから、100万円は軽症・中等症でしょ。重症の方が200万円。
【感染症対策局長】 重症は200万円です。重篤が400万円です。
【知事】 ECMO(エクモ)が400万円ね。あれは、ですから、年間で2,000人ぐらいの想定の予算だったかな。
【感染症対策局長】 はい。約2,400人ぐらい。
【知事】 だから、そういう意味でいくと、もう大分増えている。
【感染症対策局長】 ただ、入院患者ですので、いけるかと。入院が一月当たり200人ずつ入ってくる計算でやっておりますので。
【知事】 ですから、そこはですね。そうか入院が2,400人なんだな。入院が2,400人なので、そこまではまだいっていないということなんですね。ですから、自宅療養と施設入所はそこへ入らないので。ということでありますので、予算的にはまだ枠の中ということですね。
 ただ、もちろん、それは当然お約束してありますから。それが必要になればですね、当然、補正等で対応してですね、医療機関をしっかり支援をしたいというふうに思っています。