知事の記者会見
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令和3年3月8日(月) 午前10時
1 知事発言

 皆様、おはようございます。3月8日月曜日のですね、午前10時、定例会見を始めさせていただきます。

(1)「高齢者の介護予防に役立つ文化芸術活動」の動画配信(第3弾)について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikihoukatu/genkidaisakusen-no3.html
 今日はですね、私から1点御報告です。
 コロナ禍における「高齢者の介護予防に役立つ文化芸術活動」の動画配信第3弾についてです。
 愛知県では、新型コロナウイルス感染症の影響により、居宅や入所施設で過ごす時間が長くなっている高齢者の方々を対象に、介護予防に役立つ動画を制作しております。
 この動画は、本県にゆかりのある文化人や芸術家の方に御出演をいただいて、文化芸芸術、健康維持活動など、全部で7種類制作をし、県のホームページで配信をするものであります。
 既に、第1弾として、「発声講座」と「狂言体操」の2種類を12月から、第2弾として、「折り紙教室」と「絵手紙教室」の2種類を1月から配信しておりますが、この度、最終となる第3弾として3種類の動画を制作をし、本日から配信を開始をいたします。
 ということでありまして、資料も併せて御覧をいただきますと、資料の2ページですね。2ページが今日から配信する内容でありまして、更にカラー刷り、これも、これも付けてあるのね。
【福祉局長】 はい。
【知事】 資料の裏面2ページと、カラー刷りが3枚付けてありますので、これも御覧をいただきながらお聞きをいただきたいと思いますが。まず、1弾、2弾を12月、1月にやって、今年度最後の第3弾で3種類、全部で7種類ね、ということでございますが。
 今回、第3弾の一つ目は、「タオル1枚でできる・バランストレーニング」です。フィギュアスケーター・小塚崇彦(こづかたかひこ)さんと一緒に、指先足先運動や、タオルを使った体幹を鍛える運動、床の上で氷上のフィギュアスケートの動きを行うなど、バランス感覚と体幹が鍛えられる内容となっております。
 ということで、カラー刷りがいいね。小塚崇彦の「バランストレーニングで、げんき!」ということで、初級編、中級編、そして上級編ということでございまして、またこれを御覧をいただきながらですね、是非またお試しをいただけたらというふうに思います。これは全部で12分ですね。時間12分ということです。
 それから二つ目が「おうちで簡単!リズム遊び!」です。マリンバ&パーカッションアンサンブルグループ・BIRTH(バース)のメンバーと一緒に、手拍子によるリズム運動、体全体を使ったリズム運動、紙コップを使ってリズムを刻むカップスに挑戦をしていただきます。
 ということで、カラー刷りで、初級編、中級編、上級編。上級編があれですね、カップスということですね。ということで、これは全部で14分ということです。
 そして三つ目がですね、「フラダンスで楽しく認知症予防」で、フラダンサー・カピリ助川(すけがわ)氏と一緒に、基本姿勢やハンドモーションを学び、スコットランド民謡の「故郷の空」にのせてフラダンスを踊っていただくものです。
 「フラで、げんき!」ということでですね、カピリ助川さんが講師ということです。初級編・ハンドモーション、中級編・歌声フラダンス、上級編は音楽にのせて踊ってみようということですね。これは18分ということでございまして、また是非ですね、高齢者と言わずにね、多くの方に御活用いただいて、御自宅又は施設等で体を動かしてね、元気にやっていただきたいというふうに思っております。
 そして、更に資料の3ページ、これまでのもの、第1弾、第2弾ですが、第1弾はですね、12月に配信をしたもので、まず一つ目が「声を出して元気を出そう!」ということで、中京テレビアナウンサー・恩田千佐子(おんだちさこ)アナウンサーの発声講座ということで17分。二つ目がですね、「伝統芸能・狂言にチャレンジ」ということで、和泉流野村派十四世当主・野村又三郎(のむらまたさぶろう)さんによる狂言体操16分。そして、第2弾は1月末に配信いたしましたが、三つ目が「認知症予防のためのオンライン折り紙教室」、折り紙作家・竹内ケイさん、22分。そして四つ目が「初めてでも簡単にできる!絵手紙教室」、(絵手紙)作家の小西力也(こにしりきや)さん、18分ということで。
 今回の三つで、七つ全部そろったということでございます。全部これは、今もう配信しておりますので、是非ですね、御覧をいただいて御活用いただければというふうに思っております。要は、高齢者の心身の健康維持が課題ということになっておりますのでね、このコロナ禍で。そのために、居宅や施設内で活用できる介護予防に役立つ動画を作成し、Webサイトで配信ということでございます。
 これは「愛知県新型コロナウイルス感染症対策サイト」の中の高齢者専用ページにおいてオンライン配信を行っておりますので、御覧をいただきたいと思います。また、12月から3月にかけて、本事業の告知CMもテレビでも放送をしております。
 また、今後ですね、この全7種類の動画を収録したDVDを作成をし、この3月中にね、全市町村に配布をしていきたいというふうに思っておりますので、また御活用いただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 これがまず第1点でございます。

(2)新型コロナウイルス感染症について
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/covid19-aichi.html
 それではですね、二つ目といたしまして、この午前中時点での新型コロナウイルス感染症の状況をですね、御説明をさせていただければというふうに思っております。昨日の夜の時点、今朝の時点ということですね。
 まずは、この70歳以上の高齢者の方の割合ということでございますが、18.4パーセント。そして感染経路不明の方の割合が42.3パーセント。
 そして、重症・中等症の方の割合は11.9パーセントということでございます。
 それから3枚目は検査件数と陽性率で、2月の28日まで入りました。ここのところ、2パーセント台、1パーセント、3パーセントというのもありますけどね。平均すると大体2パーセントぐらいということでございます。
 それから、(感染)経路不明の方の割合でございます。
 それと入院者の状況でございます。入院者の状況は、週末若干また減少いたしまして、今入院者は現時点で287人、287人ということでございます。ステージ2のところ、この300人をですね、ステージ3と2の間の基準300人を切ってきております。重症の方は30人、中等症の方は92人ということでございます。愛知病院は11人。
 そして施設入所が78人で、名古屋の東横INNが47人、豊川が5人、三河安城が26人ということです。昨日1人亡くなっておられますので、死亡が541人ということです。
 クラスターは変わっておりません。
 名古屋市内の入院はですね、市民の方が市内病院に入院が104人、市外の方が市内病院(に入院)が3人ですから107人ですね、107人。それから、市内の方が市外の病院で入院しているのが12人ということでございまして、大分これも減ってきているかなという状況でございます。
 という状況でございまして、昨日(の新規陽性者数)は27人ということでございました。30人を切るのが133日ぶりだったかな。
【感染症対策局長】 はい、そうです。
【知事】 ということは、11月の頭以来ということだね。
【感染症対策局長】 10月の25日以来です。
【知事】 10月25日以来か。ということでございますので、4か月半ぶりということですかね。27人と。
 もちろん、日曜日ですからね、検査・検体数が少ないということもありますが、大分落ち着いてきている。そういったことも踏まえですね、先週は半田病院でクラスターが起きて、今このクラスターが、56人という大変大きなクラスターになっておりますが、それがあってもやはり入院が減ってきているということであります。
 ということで、あと今一息、あと一歩かなというふうに思っておりますが。それはそれとして、愛知県はですね、引き続きこの3月1日から14日まで県独自の厳重警戒宣言を発出をいたしております。この宣言に基づく厳重警戒措置を発動をいたしております。飲食店の時短営業は午後9時までということで、外出等も午後9時以降はですね、お控えをいただくように、自粛いただくようにお願いいたします。
 また、イベント・行事につきましても、先ほど申し上げましたが、定員の50パーセントとアッパー1万人、それに午後9時までということでお願いをいたしております。そして、リモートワーク、テレワークも、促進をお願いをいたします。
 引き続き、県民・事業者の皆様には感染防止対策の徹底をお願いをいたします。もうあと一息というところまで来ているのではないかというふうに思っておりますので、引き続き感染防止対策の徹底をお願いを申し上げます。
 それとですね、もう1点御報告をいたします。
 これはですね、もう既に報道等々で出ておりますが、おととい、3月6日の土曜日、正午から午後ですね、オアシス21におきまして、国、内閣官房と愛知県とでですね、連携をいたしまして、新型コロナウイルス感染症のモニタリング検査を行わせていただきました。
 ブース、簡易テントを設けてですね、国からの委託を受けた事業者の方がスタッフをそろえて、通行人に声をかけて、100人に対してですね、検査キットを配布をして、そしてそのキット、御協力をいただける方には、検体、唾液を採取して、その検査会社へ郵送して、そこからまた検査結果が届くという形で、100人の方にモニタリング検査を行ったということでございます。この愛知では初めてということでございまして。
 もともとこれは国の方針として、緊急事態宣言を解除されたようなところにおいてはモニタリング検査をやっていくということで、他県では、まず2月の末にですね、栃木県で県立大学とか私立の大学、専門校、それからJR宇都宮駅のコンコースなどで、100人単位でモニタリング検査を行ったと。試行実施、全部で600人に行ったということでございますが。その後、3月5日に大阪でスポット配布、それから6日の土曜日は愛知と福岡で、それから岐阜は3月4・5(日)ですかね、木・金で岐阜駅に隣接する県有の商業施設といったところでスポット型で配布をしたということでございます。
 なお、今後どうするかはまだ未定ということでありますが、これは引き続き、名古屋市内の繁華街なり拠点の駅といったところでですね、主要駅でそうしたスポット的な検査キットの配布でモニタリング検査をやっていくという方針でありますので、引き続きですね、準備が整い次第やっていくということになろうかと思います。
 ですから、引き続きオアシス21なり久屋大通公園、クリスタル広場といった、こうした栄の周辺、それから名古屋駅のコンコース、また金山総合駅のコンコースといったところでやるということを予定をいたしております。またですね、名古屋市内に拠点がある大学についても、若い人中心にね、モニタリング検査をやっていくということも検討をしているところでございます。
 なお、空港というのも国の方にありましたが、今は利用者が少ないということなので、中部空港は今回は対象にはしないと。空港はどうも羽田空港だけを対象に、ということのようでございます。
 いずれにしても、これは適宜やっていきますので、引き続きまた御理解と御協力をお願いをできればというふうに思っております。
 私からは以上であります。

2 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 新型コロナのですね、県の厳重警戒措置についてお尋ねします。
 今も御発言にありましたけど、3月14日で2週間という期間。今、入院患者が300人を割ってきているという状況だと思いますが、3月14日で終わるのかという点と、もし終わった場合、その後の時短などの措置はどのように現時点でお考えでしょうか。
【知事】 まだ今日は月曜日でありますのでね、また引き続き今週の状況、日々の数値をね、注視をしていきたいというふうに思っております。
 大分、日々の新規のね、陽性者数は大分落ち着いてきたというふうに思っておりまして、7日間平均で昨日時点では42人ということで。昨日の27人ということも含めてですけれども、先週、先ほど申し上げましたように、医療機関のクラスターが起きた上でのやはりこの状況ですから、大分また更に落ち着いていくのではないかというふうに思っております。
 入院患者さんも、この週末でやはり300(人を)切りましたので、もうあと何日かすれば、多分今日の状況なんでしょうけども、今日の状況等を入れれば、300(人)、7日平均でも切ってくるかなというふうに思います。
 ということなので、入院患者さん、重症者の入院患者さん入れて、やはり「ステージ3」が「ステージ2」になっていく状況でありますので、そうした状況をやはりしっかりと注視をした上で、今週の半ばぐらいには判断をしていきたいというふうに思っております。
 ただ、やはり前から申し上げておりますように、規制を緩めていくにおいてもやはり階段を追ってといいますか、段階を踏んで規制を緩和していくということになるんだろうと思います。一遍に全部、何でもフリーですよということにはなりませんね。
 やはり引き続きですね、感染防止対策の徹底を県民・事業者の皆様にはお願いをしていくということになろうかと思いますので、それをどういうふうな形で段階を踏んでいくか、これは引き続き検討していきたいというふうに思います。
 いずれにしても、今日はまだ月曜日、始まったばかりでありますので、これからの、今週の日々の感染状況、数値、入院状況等を注視しながら、今週半ばには何らかの判断をして対応していきたいというふうに思っております。

【質問】 今の質問に補足してなんですけれども。
 例えば、段階を踏んで緩和していくということは、時短要請に関しましても一気に完全に解除とはせずに、例えば今21時までとしている時間を22時までにするですとか、あるいはまたその対象地域というのを限定していくといった、そういった段階を踏んでいくといったことも考えられるんでしょうか。
【知事】 いろんなケースが考えられるんじゃないでしょうか。
 他県では、エリアを限っての時短要請。関西なんかはそうですかね。もともと、あと三重県さんなんかもそうでしたかね、というところもありますし、時短営業をもともと(午後)10時でやっているところもありましたですね。
 ただ、何度も申し上げておりますが、愛知県の場合は、エリアごとの陽性者数をですね、この第3波、特に12月、1月、2月見ていっても、じゃあ名古屋だけが出ているかというとそうでもなくてですね。特に1月なんかは、東三河が人口比で多かったというのもありますのでね、どこかで線を引くというのはなかなか。
 愛知県のその感染状況の実態から見ると、余り合理的ではないかなという感じもありますし、また、東京、大阪だとですね、やはり繁華街の営業も夜10過ぎてもというのがあれですが、名古屋の場合はやはりもうちょっと夜が早いかなと思いますので、(午後)10時で時短になるかという声もありますのでね、そういったことも総合的に考えながらどういうふうにしていくか。
 そもそも、その時短営業を継続するのかどうかも含めてですね、また、先ほど申し上げましたように、週半ばまでのこの感染状況、特に入院の状況ですね。前から申し上げておりますが、愛知県は新規の陽性者数はもうステージ1なんで、50人切ってステージ1ですから、そういう意味では、そこは問題ないんだろうと思いますが、やはり入院状況と重症者の状況でステージ3と2のぎりぎりのところなんで、そこをですね、医療のひっ迫度合いの指標だと思いますので、そこをしっかり注視しながら、日々状況を見てですね、週半ばには適切に判断をしていきたいというふうに思っております。

【質問】 緊急事態宣言が解除されまして1週間ちょっとたったんですけれども、街中ではですね、人がやはり増えたという声が多くあります。気の緩みと感染症とのバランスがとても難しいと思いますが、その点についてどう考えていますでしょうか。
【知事】 何をもって気の緩みと言うかどうかというのはありますけれども、やはりこの感染症を断ち切るというか、感染症を抑え込むためには、やはり人と人の接触をね、これはもう抑え込んでいく、減らしていく、ぐっと抑え込む。
 そして、そのためには人の行動をできるだけこう抑え込んでいくということが、これは鉄則ということになりますが、それをお願いした上でやはり感染者の状況がこうして落ち着いてきているということでありますので、徐々に徐々にですね、段階を追って、段階を踏んでですね、様々な規制を緩和していくということは、これは致し方ないことではないかというふうに思っております。
 ただ、その折にもですね、感染防止対策はもう徹底をしていただきたい。マスクの着用、手洗い、手指消毒、そしてソーシャルディスタンス、人と人との距離を取っていただく、そして密になる場面を避けるということをですね、いつどんな場合でも、これから、春から夏と段々季節が良くなって、感染症的にははやりにくくなる季節にはなりますが、そういう場合でもそれは徹底をしていただくと。これからワクチンも打ってですね、あれしますが、それでも基本的な感染防止対策は徹底をしていただくということを引き続きですね、これはお願いをしていきたいというふうに思っております。
 その上でですね、我々としては、こうした感染防止対策を取った上で、また、2月から申し上げておりますが、3月・4月はやはり季節の行事といいますか、日本の場合は、卒業式、入学式、それから桜の季節、春休みといった形でですね、人が多く出る、そしてまた飲食・会食の機会も多い、そういうときでありますので、引き続きですね、感染防止対策はくれぐれも徹底をしていただきたい。そのことはですね、もう日々日々、毎日毎日そのことは強く申し上げていきたいというふうに思っております。
 そのことで、あと一歩のところまで来ておりますので、県民・事業者の皆様には、また引き続き感染防止対策の徹底をお願いをしたいというふうに思います。
 というのが一つなんですが、それと合わせてですね、やはり第1波、それから特に第2波、第3波のことを考えますとですね、結局我々愛知、この地域はぐっと落ち着いてきたかなとは思いますが、やはり東海道新幹線でですね、東京・名古屋・大阪というのは一本でつながっておりますのでね、やはりここが落ち着いた場合に、やはりどうしても、特に東京・首都圏の方からですね、行き来、行き来がいかんとは言いませんが、それも感染防止対策を取っていただいてね、適切にやっていただければと思いますし、新幹線の中でですね、感染することはまずないというのが、これはもう防止対策を徹底していただいておりますし、換気もね、できておりますから、それはまずないということでありますが、やはり首都圏・東京でですね、やはりあの数値を見ておりますとね、我々はぐっと収まる。最近だと、もう5分の1から7分の1、8分の1、10分の1ぐらいのときもありますもんね、日々の陽性者(数)としては。
 なので、そうなってくると、また人の往来が来てそこからまた広がっていくという可能性といいますかね、おそれといいますか、それは否定できないので、そういったことも含めてですね、やはり感染防止対策、引き続きですね、徹底をお願いをしたいというふうに思っております。

(2)愛知県知事の解職請求に係るTwitter(ツイッター)上でのやり取りについて
【質問】 別件になるんですけれども、昨日、知事のツイッターアカウントでですね、高須克弥氏と、猫をめぐったやり取りをされていたと思うんですけれども、何かこの間高須氏側から、例えばリコール運動の署名の不正問題に関して説明が直接知事にあったりですとか、連絡があったりといったことはあったんでしょうか。
【知事】 いや、そういうことは全くありません。
 ただ、私は、週末は猫のあれを上げておったら何かそういうふうに、何かリツイートしていただいて、書き込みもしていただいていたので。まあただ単に、うちの猫を「かわいい」と書いていただいたので、「ありがとうございます」と。ただそれだけということでございます。

3 知事発言
(1)新型コロナウイルス感染症について
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/covid19-aichi.html
 先ほどのことにも少し関連いたしますが、やはり感染防止対策で感染症が収まってきたらですね、やはり社会経済活動も回していかなければいけないということは、これも事実でありますから、やはり感染症を抑え込んでいくということと、やはり社会経済活動も回していくということをやはり両立をさせていかなきゃいけないということを、我々は常にですね、追い求めていかなければならないと思っております。
 そういう意味で、「ハンマー&ダンス」という言葉がありますが、感染がぐっと上がってきたら、これはハンマーでたたいて抑え込んでいく、そしてこれがぐっと収まってきたらですね、やはり社会経済活動を回していくということだと思います。
 いろいろお声をお聞きしますとね、やはり特に観光地などを抱えている県などではですね、そういったところは大分収まってきていますので、できたら、この春の行楽シーズンを控えてですね、迎えて、観光客にはそういった観光地には来ていただきたいという声はやはり聞きますね。聞きます。
 ただ、我々愛知ではまだまだ今も厳重警戒宣言中でありますし、まだ入院状況もなかなか、まだステージ2まで至っていませんので、厳しい状況なので、我々はまだまだ今感染防止対策に重点、軸足を置いてですね、やっていくということでありますが、国の方も、Go Toトラベル事業は3月8日以降も当面の間これは一時停止ということで関係方面にね、通知をしておりますので、そうした状況を見ながらね、我々も適切に対応していきたいというふうに思っております。
 愛知では観光のところまで踏み込むのはまだちょっと早いなという感じがいたしますが、ただ、あれですね、我々のところ以外といいますか、特に緊急事態宣言が出ていなかったようなところの観光地を抱える、そうした県の方々はやはり、そろそろやはり観光を回していきたいなという声はやはりよく聞きますね。なので、そうしたことも含め、これからもやはり日々状況を注視して対応をしていきたいというふうに思っております。