知事の記者会見
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令和3年3月22日(月) 午後3時10分
1 知事発言

 それではですね、3月の22日月曜日の会見を始めさせていただきます。

(1)「光南(こうなん)水素ステーション刈谷」開所式について 
 今日は、午前中はですね、刈谷に水素ステーションの開所式、テープカットに行ってきました。それはアイシン精機の子会社のですね、光南工業(こうなんこうぎょう)さんというところが作った、前ガソリンスタンドだったものを全面改修して水素ステーション専用のものということでですね、今日はオープン、テープカットということでございました。それがちょうど11時から式典とテープカットだったので、今日はちょっと会見は午後にさせていただいて、コロナの発表と併せてということにさせていただきました。御理解をいただければと思います。
 なお、その折でございますので、アイシンさんなので、アイシンシーホース三河のマスクということでございます。
 ちなみに、今日の水素ステーションのオープンで、ちょうど愛知県内30か所目ということでございまして。もちろん、東京を抑えて日本で一番、全国で一番多い数ということでございますが、30か所目ということで、今現在ですね、あと6か所整備中ということでございまして。これは、予算が繰越しになろうかと思いますがね、6か所。ですから、36(か所)。新年度は、一応もう内定の予算は4か所組んでおりますので、今のところ40か所になるというのは確定ということでございますが、30か所目。
 刈谷の街の中では初めてでございます。刈谷市内では3か所目ですが、刈谷の街中では初めてということで。今回の特色が、やはり水素ステーション、なかなか燃料電池自動車が増えていかないので、これを、鶏か卵かどちらが先かと、こういう話ですけれども。これは、トヨタグループの中でですね、各社さん1台、通勤用のバス、FCバスを4台入れてですね、そこで社員の送迎に使うということなので、そういう大口需要が見込めるということで何とかやっていきますと、こういう話でございました。
 ということで、水素ステーションを更にね、盛り上げて、その数を増やしてネットワークを広げて、水素社会をしっかり、確実なものにしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(2)中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会の決起集会の開催について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kouku/nihonmedoumeikaiyoubou20210329.html
 それではですね、お手元の資料に基づいて、まずは、今日は定例会見、三つございます。
 まず第1点です。
 中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会の決起集会の開催についてであります。
 東海3県1市の自治体、経済団体により構成され、私が会長を務める「中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会」では、3月29日月曜日に決起集会を開催した上で、国への要望を実施をいたします。
 名古屋港におけるしゅんせつ土砂処分場として、空港の西側隣接地等に新たな埋立地を整備する「中部国際空港沖公有水面埋立事業」につきましては、国土交通省中部(地方)整備局を始めとする関係者の御尽力によりまして、1月末に漁業者の理解が大筋で得られました。大枠合意、妥結ということです。今後、埋立承認の手続が進めば、新たな土地が造成されます。漁業者の皆様の思いをしっかりと受け止めて、埋立てにより造成される土地は、将来的には中部国際空港の二本目滑走路の用地として活用したいと考えております。
 中部国際空港二本目滑走路の早期実現は、アフターコロナの世界に備えた必要不可欠な施策であり、未来への希望の旗であります。私どもは、この機会を捉え、同盟会として国への要望を実施したいと考えております。
 当日は、同盟会はもとより、東海三県一市議会や地元知多地域の首長・議員の皆様にもお集まりをいただいて、名古屋市内で決起集会を開催した上で、会場からオンラインで大西国土交通副大臣へ要望を行います。
 今回の要望を皮切りに、地域の関係者が連携して、需要回復と更なる拡大に取り組むとともに、二本目滑走路の早期実現に向けて全力で取り組んでまいります。
 資料は、今私が申し上げたとおりでございまして、出席者はこういう予定でございます。
 ということでございまして、今現段階はですね、これは、公有水面埋立法の手続につきましては、2月の2日で中部地方整備局から埋立承認願書が県に提出されました。形式審査の後、2月9日の愛知県公報で告示、そして同日から3月1日までの3週間、愛知県及び常滑市役所で縦覧。その縦覧期間終了後、常滑市や関係行政機関に意見照会を行っているところであります。
 ちなみに、常滑市では、3月17日に市議会の委員会で「異議なし」とする市の意見について可決をいただいておりまして、今日、3月22日に常滑市議会の意見書が出てくるということだね。ということでいいね。
 ということでございまして、県としては、埋立ての内容が国土利用上適正かつ合理的であるか、埋立てが環境保全及び災害防止に十分配慮されているかなどの内容審査を今行っているところでありまして、関係機関の意見をいただいて、審査をして、「適合」ということであればこの埋立承認を出すということになります。そして工事が始まっていくということでございます。
 いずれにしても、この今のコロナ禍が終わればですね、必ず空港需要は大きく復元すると、V字回復するというふうに考えます。したがいまして、二本目滑走路の必要性は変わっていないということ。それから、この空港の滑走路は供用開始から16年を経ておりますので、大規模改修の必要性が高まっているということで、空港西にですね、土地を造り、それを、空港需要が大きく回復した暁にはですね、それを空港の二本目滑走路ということでしていきたい、そういうふうに地域の関係者と具体的に協議を進めていきたいというふうに考えております。
 それがまず第1点です。

(3)あいち航空ミュージアムの入館料の割引について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kouku/20210322.html
 続きまして2点目は、あいち航空ミュージアムの入館料の割引についてです。
 4月の1日から1年間、入館料の割引を実施いたします。
 あいち航空ミュージアムは、我が国で唯一空港内にあるミュージアムで、天井が高く広々とした展示空間が特徴です。また、大扉を定期的に開放して換気に努めるなど、感染リスクが低く、安心して見学できる施設です。
 新型コロナウイルス感染症による閉塞(へいそく)感が続く中、来場者の皆様にあいち航空ミュージアムの開放感を存分に味わっていただいて、より立ち寄りやすい施設とするため、来月、4月1日からの1年間、個人料金を団体料金相当額まで割引をいたします。具体的には、一般の方であれば、通常1,000円のところを2割引の800円というふうにいたします。
 是非この機会に、あいち航空ミュージアムを訪れていただき、間近に見える飛行機の離発着を楽しみながら、ゆったりと見学いただくとともに、航空機の魅力、空への魅力に触れていただきたいというふうに思っております。
 要は、だだっ広いところで、あそこはいつも開けてますから、飛行機の離発着が見えるように。そういう意味では風も通るし、ぱーぱーなのでですね、そういう意味では、基本的には感染リスクはほぼないということなので、是非この機にお越しをいただけたらというふうに思っております。
 ということで、まずはですね、個人利用、密を避けるということで個人利用の方をこうした2割引という形にしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。とりあえず、まずは1年間ということですね。

(4)障害のある方等を支援するコミュニケーション支援アプリの公開について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogai/communication-support-app.html
 続きまして3点目、障害のある方等を支援するコミュニケーション支援アプリの公開についてです。
 愛知県では、2016年10月に「手話言語・障害者コミュニケーション条例」を制定し、障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に取り組んでおります。
 この度、聴覚に障害のある方、知的障害、発達障害の方、高齢で聞こえづらい方など、会話によるコミュニケーションが困難で支援が必要な方のために、スマートフォンやタブレットを利用し、文字やイラストを指し示すことにより、円滑に意思疎通を図ることができる「コミュニケーション支援アプリ」を開発しましたので、本日から公開をいたします。
 アプリは、避難所等で使用されている「コミュニケーション支援ボード」を参考に開発をし、具体的な使用場面として、「避難所」のほか、日常生活でも使用できるように、「病院・薬局」、「コンビニ・スーパー」及び「交通機関」を設定をいたしました。
 このアプリを使って、障害のある方は、自分自身の障害の特性や、「したいこと・してほしいこと」を相手に伝えることができて、避難所運営者や医療スタッフ、店員の方などは、障害のある方が伝えたい情報を受け取ることができます。
 アプリのダウンロードは無料でありまして、県のWebページからダウンロードの方法や使い方を紹介する動画を確認いただけます。
 アプリ内では、障害の特性に応じたコミュニケーション手段や必要な配慮を紹介していますので、是非多くの県民の皆様にアプリを使っていただいて、障害の特性に応じたコミュニケーションツールとして活用をしていただきたいと思います。
 ということで資料でございますが、資料を見ていただいて、使用者はこういう方々ということで、今申し上げた障害をお持ちの方、そして、避難所、病院・薬局、コンビニ・スーパー、交通機関の関係者であります。
 裏面があります。コミュニケーションアプリでぽっと、こうパターンを入れて示して、一つずつ指でぴっぴとやれば、伝えたいことなどなど、こういうふうに出てくると。だから、これを指し示すということで見ていただくということでございます。
 これは避難所運営の支援ボードをですね、単純に言うと「コミュニケーション支援ボード」ですね。資料3ページ、コミュニケーション支援ボードで「飲みたい」「食べたい」などの意思表示について文字とイラストが記載された紙媒体のボード。これをアプリに入れてですね、使えるようにするということで、2003年に公益財団法人明治安田こころの健康財団と全国知的障害養護学校長会が主催をして、こうしたことを配布したということから始まって、ここから警察版、救急用、災害時用などの支援ボードが開発をされているので、そういったものを取り込んで、使えるようにしたというものでございます。
 これのチラシですね。こういうチラシもございます。ということでございます。
 私どもは、2016年10月に「手話言語・障害者コミュニケーション条例」を制定して以来、毎年度テーマを設定して取組を実施をしております。昨年度は「災害」をテーマとした取組を実施をいたしました。それで、紙媒体の、今申し上げた「コミュニケーション支援ボード」の活用などのセミナーを開催をいたしました。今年度は、こうしたボードを設置していない避難所でも、障害のある方が円滑にコミュニケーションを図ることができるよう、誰でも無料でダウンロードできるコミュニケーション支援アプリを開発し、普及をしていくことといたしました。
 この支援ボードを活用したアプリは、この明治安田こころの健康財団に確認したところ、都道府県での開発事例はないというふうに聞いております。
 文字とイラストでですね、指し示すことで、コミュニケーションを円滑に図るということができると考えております。
 この開発はですね、昨年5月に開発事業者として愛知県立大学を選定をして、大学が進めている「愛県大災害弱者対策・支援プロジェクト」の連携事業の一つとして、情報科学部の教員、学生が開発に携わっていただいたということでございまして、大いにアピールをしていきたいと思います。
 なお、これについては、こうしたチラシを7万枚作成をして、市町村、障害者関係団体、防災関係団体、特別支援学校に配布するとともに、県のホームページにも掲載して、広く周知を図っていきたいというふうに思っておりまして。今後、この開発をとりあえずしましたが、いろんな利用された方から御意見をいただいて、使用場面や項目を追加するなど改善を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

(5)新型コロナウイルス感染症について
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/covid19-aichi.html
 それではですね、引き続き本日の感染者の状況を申し上げたいというふうに思っております。
 感染者の状況、その後、また追加の予算ということで説明させていただきますので、少し長い説明になりますが、お付き合いをいただきたいというふうに思っております。
 それでは、申し上げます。
 3月22日月曜日、本日の新型コロナウイルス感染症、愛知県の陽性者数は31人、31人であります。先ほど、こちらに入るときに確定をいたしました。31人です。県所管分20人、名古屋市5人、豊橋1人、岡崎0、豊田5人の、31人でございます。
 月曜日が31(人)というのは、先週が15。2週間前が8。3週間前が31ですな、(本日と)同じく。4週間前が30。5週間前が42。6週間前が43。7週間前といっても、2月1日ですけどね、79。8週間前が1月25日で89。それから1月18日、9週間前が151。1月11日が196。1月4日が152と、こういうことでありまして。
 月曜日はですね、やはり日・月といいますか、検査・検体数が少なめなはずなので、それが31(人)というのは、ちょうど3週間前と同じ数字ということでありますので、少しなかなか下げ止まりの感があるかなということでございまして、まだまだ予断を許さないということだと思っております。そういうことでありますので、なかなか下げ止まりの感があろうかと思います。
 ということでありますので、愛知県は、本日3月22日から第3波終息に向けての警戒領域、警戒領域ということでございます。引き続きですね、名古屋市内のお酒を提供する飲食店さんに午後10時までの時間短縮をお願いをいたします。3月31日末日までです。
 ということで、そうした形、段階を踏んでですね、そろりそろり慎重にですね、緩和をしていきたいというふうに考えております。また、不要不急の外出、県をまたぐ移動は控えていただく、イベントの開催制限は50パーセント、1万人のアッパー、テレワークの推進といったことで、引き続きですね、県民・事業者の皆様には感染防止対策の徹底をお願いを申し上げます。
 そして、資料の裏面ですが、4の①は34人、昨日の内訳です。
 ②、過去7日間平均は、新規陽性者数が38.1(人)、入院患者が196(人)、重症者が12.6(人)。大分落ち着いてはきておりますが、新規陽性者が、多分この調子だと、やはり週半ば以降は少し増えるかもしれませんので、そうなると、40人今は切っていますが、その前後なのかなという感じがいたします。
 それから、70歳以上の方は18.4パーセント、(感染)経路不明の方は42.2パーセント。
 そして、重症・中等症の方の割合は11.9パーセント。そして、検査件数は3月14日日曜日まで入りまして(陽性率は)1.9パーセント。(感染)経路不明の方の割合が、ここにあるように43.6(パーセント)ということでございます。
 そして、入院者の状況でございますが、補足をいたしますと、入院は、本日は182人ということでございます。これはちょうどですね、金曜日の時点で191でありました。それが、土曜日で10人減って181、日曜日で3人減って178。そして、今日4人増えて182ということでございます。ですから、金曜日が191が、結局13減って4(増)だから9減って182(人)ということですね。180(人)がちょうどステージ2と1のボーダーなので、ちょうどそこの辺をぎりぎり、行ったり来たりということかなと思います。いずれにしても、日曜日はちょっと退院の方が少ないのでですね、こういうことかなというふうにも思います。
 重症の方はですね、10人ということで、大分減ってきております。ちょうど金曜日は12人だったので、2人減ったということですかね。
 愛知病院は4人で変わりません。施設入所は85人。金曜日は91人なので、ちょっと減っていますね。今日の段階、名古屋の東横INNが56人、豊川5人、三河安城24人ということです。死亡者が570人、変わっておりません。
 それから、クラスターが二つ発生をいたしております。
 5Xのクラスターでございまして、12人、これは豊田市の医療機関。5Yのクラスター、名古屋市の保育施設13人。この二つのクラスターが出ております。
 それから名古屋市内の入院者、市民の方で市内入院が63人、市外の方の市内入院が7人ですから、70人今入院中。そして、市外へ(の入院)は2人ということでございます。大分落ち着いてきているということかなというふうに思っております。いずれにしても、そういう入院の状況ということでございます。
 そういうことでありますので、もう1枚、本日から、刈谷ハイウェイオアシス観覧車のライトアップを、本日夜からオレンジからイエローに変更をいたします。午後10時から午前0時までということで、これまで午後9時からでありましたが、1時間ずらすと。これは観覧車の営業ですかね。大分季節がよくなってきたので、遅くまでやるということかなということだと思っております。
 このように、レッド・オレンジ・イエロー・オレンジ・レッド・オレンジと、こういう形で、その度ごとの宣言に合わせてこういう形で周知をさせていただいております。
 なお、テレビ塔については、御案内のように9月から新たにホテルが開業いたしましたので、お願いはいたしましたが、なかなか難しいということでございますので、今、刈谷ハイウェイオアシスの観覧車のみのライトアップをさせていただいているということでございます。
 最後に1点ちょっと御報告でありますが、新型コロナウイルス感染症の変異株について申し上げたいと思います。
 これは、毎週月曜日にですね、検査をし、発表してまいりました。今週から県の衛生研(究所)も水曜日もやることにいたしておりまして。これまで名古屋市は、今月ぐらいからかな、月・水とやっていましたけれども、報告を我々に月曜日に来るということでやっておりまして。もちろん、ここで陽性が出ればですね、その都度発表するということでありましたが、この本日のですね、いわゆるこの1週間で陽性になった方の県市の衛生研究所と藤田医大(、愛知医大)、これは県が委託しておりまして、そこでやっているものについて、陽性者をこの変異株に当たるかどうかをもう一度調べるということでやってまいりましたが。今までは出ておりませんでしたが、先週まで約500件をですね、検査をして出ておりませんでしたが、本日、現時点で8件の変異株の陽性の確認があったという報告が来ております。今現段階ですね、8件、8人の変異株のこの陽性があったという報告が現時点では来ております。
 なお、個別のですね、年代とか性別だとか、そうしたことについては、今まだちょっと資料を作成中でございますので、本日夜までにはですね、作成をして、(記者)クラブの皆様にはお届けをしたいというふうに思っております。
 なお、どこの変異株か、イギリス、南アフリカ、ブラジル、フィリピンと、今この四つですけども、どこの変異株かは、これはですね、我々県の衛生研(究所)の試薬ではですね、判定できないのでですね、これは国の感染症研究所に送って、そこで鑑定をしてもらうという、こういう段取りになっております。
 いずれにいたしましても、本日この時点でですね、8件、8人分の変異株が確認をされたということでありますので、まずは、いち早く御報告をした方がいいということで、今口頭で申し上げさせていただいたということでございます。
 おって、夜までにはその資料を取りまとめて御報告できる内容のものにしてですね、御報告をしたいというふうに思っております。御報告するのは大体、年代とか性別とか、あと、いつ判明したのかとか、どういう状況なのかとかですね、ということ。また、海外滞在歴、渡航歴があるかとかいうことになろうかと思いますけれども、そうしたことを取りまとめて、また御報告をさせていただきたいと思います。
 ということでですね、今申し上げたように、年代、性別、居住地。まあ居住地は愛知県ですけどね。年代、性別、それから症状、経過、それから海外滞在歴がありやなしや。今のところ、海外滞在歴はないと聞いております。ということで、現段階では、全員ではありませんけどね、今のところ報告が来ているのはそういうことで。なので、暫定で現段階で8人の変異株の陽性者が確認をされているということを御報告をいたします。
 まあいよいよかなという感じですね。先週まで500件近く検査をして、周りが出てて、愛知県だけ0というのは、これはちょっとどうかなと思い、ただ、そう思っておりましたが。ただ、これはやっぱりしっかり検査した上での結果ですから、そういうふうに受け止めておりましたが、そういうことでございますので、よろしくお願いをいたします。
 後ほどこれは、取りまとめ次第、御報告をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

(6)令和3年度補正予算(追加提出)について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/zaisei/r-3hosei.html
 それでは、続きましてですね、予算について申し上げます。
 お手元の資料です。令和3年度補正予算追加提出参考資料を、A4の横を御覧いただきたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、ひとり親子育て世帯の生活を支援するため、特別給付金を支給をいたします。
 この給付金は、支給対象はここにあります(1)、(2)、(3)でありまして、まず、児童扶養手当受給世帯は申請不要で、こちらから振り込みます。そしてもう一つは、公的年金給付等により児童扶養手当の支給を受けていない世帯、それから、感染症の影響で直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準まで下がった世帯、いわゆる所得が低くなった世帯ということでありまして、こういった方々はお住まいの町村へ申請をしていただく。そして、児童1人当たり5万円を支給をいたします。
 ということで、これまで、参考にこうした形でのひとり親世帯臨時(特別)給付金などで、児童1人当たりなど支給をしてまいりましたが、それは6月補正でね、3億2,000万強、11月補正で1億7,000万などの支給をしてきましたが、今回は議会、もう今日提出するのか、これ。
【総務局長】 議案は明日です。
【知事】 明日ね。
 ということでありますが、25日の議会最終日に議決を頂きたいということでお願いをしております。
 予算額約2億円ということを先週申し上げましたが、精査をいたしまして、2億1,633万6,000円ということでございます。
 ちなみに、前申し上げましたが、児童扶養手当の支給ということで、町村分は県がやる、市(の分)は市がやるということでありますので、あと、この他に市の分があります。県の町村分が2億円、他が39億円で、大体愛知県全体で41億円、こういうことで先週御報告をいたしております。
 そして、この資料にありますように、総額でですね、この資料の13ページでございますが、新型コロナウイルス感染症対策予算の累計額は、今回の2億円、これ、当初予算の補正になりますので、2億追加して1,311億円、累計で5,850億円ということでございます。
 あとは参考資料ということでございます。
 まずは、私からとりあえず以上です。まだ他にもありますので、あとはまた質問が済んだら、後でまた申し上げますけどね、まずは以上です。

2 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 新型コロナウイルスの変異株の感染の確認についてなんですけれども。県内では、県の衛生研究所とそれから名古屋市の衛生研究所でそれぞれ検査をしていたと思うんですが、8人というのは、いずれも県の衛生研究所での検査分になるんでしょうか。
【知事】 それは、内訳は申し上げませんということにいたしております。合わせて発表いたします。本日、この段階では暫定で8人が確認をされております。また、夜までにその資料を精査して、また御報告をいたします。

【質問】 今後、夜の発表までに、この8人という数が更に増える可能性というのもあるんでしょうか。
【知事】 あるかもしれません。分かりません。

【質問】 最後に1点。この8人は、例えばいずれも同じクラスターに含まれる方だったりするんでしょうか。
【知事】 違うと思いますね、多分。そこまでの報告は私のところにはまだ来ておりません。ただ、年代が大分ばらついているので多分違うんだろうなと思いますが。

【質問】 新型コロナの感染状況について、下げ止まりしている感じもあるというふうにおっしゃいましたが、その下げ止まりの背景というか原因など、何か分析していることがあれば教えていただけますか。
【知事】 なかなかエビデンスのあるような確としたことを申し上げられるほどの材料は持っておりませんが、ここのところの少し、先週、先々週ぐらいからの傾向でですね、先々週ぐらいからかな、3月入って2週ぐらいから、入院患者さんがぐーってやっぱり減ってきましたよね。それはやはりですね、何が起こっているかというと、やはり高齢者の新規感染者が減って、若い方が増えてきているということなので、そういう意味では、1月2月に入院された高齢者の方が退院をし、若い方はやはり(症状が)軽い方が多いということなどなどでですね、入院患者さんが減ってきているということでは聞いております。
 なので、傾向的には、一番のあれはやはり季節が良くなってですね、高齢者の方の感染が減ってきて、その代わり、若い方がいろいろ活動されて、そこで感染をしているということなのかなという感じはいたしますね。
 なので、これから、もう桜も咲き出しましたので、春休み、春の季節、行楽シーズンということもありますので、是非ですね、引き続き、若い方を中心に感染防止対策にはしっかりと取り組んでいただきたい、感染症にはしっかりお気をつけをいただきたいということを、引き続きPRをしていきたいというふうに思っております。
 なので、昨日の時点で、3月21日で厳重警戒宣言は解除ということになりましたが、今月いっぱい、10日間はですね、名古屋市のお酒を出す飲食店さんは午後10時まで、申し訳ありませんが営業時間短縮ということで、段階を踏んで緩和をしていきたいということであります。
 また是非ですね、引き続き感染防止対策への協力をお願いをいたします。

3 知事発言
(1)宮城県沖を震源とする地震について
 それではですね、ちょっと私から何点か追加で申し上げます。
 ちなみに、一つ、土曜日にありました宮城県沖を震源とする地震については、その後ですね、私どもの方に被災県及び全国知事会等からのですね、応援要請というのはありません。また、県警察、陸上自衛隊においても、応援の依頼はないというふうに聞いております。ということで、現段階では大きな被害ではなかったということかなと思っております。

(2)「新城ラリー2021」の大会結果について
 それから御報告ですが、3月20日・21日、土・日でありました「新城ラリー2021」の大会でありますが、これはですね、20日は全行程を行い、21日については、第6(スペシャル)ステージまでやってですね、その後、雨による走行路面悪化ということで、第7、第8(スペシャルステージ)を競技を中止して競技終了ということで報告を受けております。全日本ラリー選手権の第1戦が中止になったので、初戦ということであったということでございます。
 こういう形で、こういう行事、イベントを少しずつ再開をしていければというふうに思っております。

(3)LINEの利用による個人情報の取扱いへの対応について
 そしてもう一つですね、週末に報道等々がありまして、私も大分これは注視をしておりましたが、このLINEのですね、利用による個人情報の取扱いへの対応ということで新聞報道等がなされておりましたので、私ども県のそうしたですね、アカウントにおいてもですね、そうしたLINEを使ったものがありますので、それについて、個人情報との関係はどうなのかということをですね、精査をさせていただきました。
 その状況を申し上げますと、愛知県のこの情報発信、相談業務等のアカウントのうち、LINEを使ったものにつきましてはですね、県税の支払にLINE Payを利用しているというのも加えますと全部で七つ。ですから、県税以外は六つということでございます。
 うちですね、うち、情報発信だけやっているのが、愛知県LINEアカウントと愛知県警の採用LINEアカウントということで、これは情報発信だけなので、個人情報を扱いません。それから、LINE Payについても徴収業務ということなので、個人情報は扱わないということなので、この三つを除いて、個人情報に関係するものが四つ、アカウントでありました。
 一つはですね、「新型コロナ対策パーソナルサポート」ですね。これは、(2020年)3月からいち早くLINEさんからこういうのを使ったらいかがでしょうかということでですね、お申し越しをいただき、(2020年)3月からいち早く使わせていただいたものでございますが、これが一つ。これは「新型コロナ対策パーソナルサポート」ということで、これはですね、業務としては情報発信ということで、これは年代、性別、郵便番号などを入力していただきますが、個人が直ちに特定されるものではないということでありますので、これは利用を継続したいということでございます。これが一つ。
 二つ目がですね、「あいちUIJターン支援センターLINEアカウント」ということで、就職イベント、求人等に関する情報発信ということでございまして。これはですね、LINEでの個人情報の取得は取りやめた上で利用を継続するということにいたします。これは、各個人に合った情報提供のために、氏名、年齢、学歴などを登録をしていただいておりましたので、LINEを使ってのこういう登録はやめると。その上で、LINE(での個人情報取得)除きで、このあいちUIJターン支援センターのアカウントは継続をいたします。これが二つ目。
 三つ目は、愛知県のとある県立高校で、LINEアカウントで、いわゆる生徒さんと先生、教師のですね、学習課題に係る質問応答にLINEを使っていたところが1校ありましたのでですね、これはLINEの利用を停止しました。停止しました。代替手段は、メールでの対応に切り替えるということにいたしました。要は、生徒を特定するため、氏名をやっぱり書いてもらっていましたのでね、それはやめましょうということで、他の手段に切り替えたということでございます。これは全て本日、そういう形で切り替えました。
 四つ目はですね、これは「あいちこころのサポート相談LINE」ということで、心の不調、自殺防止に係る夜間・深夜帯の相談ということでございますが、これはですね、氏名、住所など個人情報を預かる場合があるために、これは代替手段を検討をいたしております。他のSNSなどといいますかね、個人情報が引っかからないようなものに。ですから、LINEはやめて、他の手段で代替するということにしたいということでございます。
 LINEの関係で私からは以上であります。