知事の記者会見
メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


令和3年8月10日(月) 午後3時30分

1 知事発言
 それではですね、本日8月10日、3連休、休み明けの火曜日でありますが、定例会見を始めさせていただきます。
 今日は午前中ですね、10時から今年度8回目の臨時県議会がありまして、680億円余のですね、補正予算を計上させていただきました。ということで午後になったということでございますので、よろしくお願いいたします。

(1)台風第9号による被害状況について
 まずはですね、台風9号による被害について私からも御報告をいたします。
 もう既に報道されているとおりでありますが、今日の午後1時現在で、被害はですね、昨日突風が発生をいたしました豊川市においての被害ということで、人的被害はありません。建物被害が26棟、26棟ありました。その他、車両被害が22台ということでございまして。また、停電は復旧済み。豊川市内で延べ9,000戸が停電ということでありましたが復旧済みということでございます。
 公的なものとしては、私どもの東三河運転免許センターの車庫のシャッターだとか、看板だとか、窓ガラスとか、そうしたものが破損したと。それからまた、報道でも取り上げられておりましたが、豊川市立金屋(かなや)中学校の体育館の側壁といいますか、壁が一部破損したとか、そういったもの。あと民家がね、何棟か被害があったというふうに聞いております。
 豊川市以外では、被害の情報は今のところありません。
 これが竜巻かどうかはですね、昨日の午後から名古屋地方気象台が調査をしている。今日も引き続き調査しているというふうに聞いております。あんな市街地で竜巻が起きるということは、ちょっと驚きですけれども、事実関係をしっかり分析をしていただきたいというふうに思っております。

(2)新型コロナウイルス感染症について
(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/covid19-aichi.html)

 まずは、本日のコロナ感染者の陽性者数から申し上げます。
 本日、8月10日火曜日の陽性者数は259人、259人です。県が122人、名古屋市89人、豊橋2人、岡崎27人、一宮5人、豊田14人で、259人ということであります。1週間前より少し減るかなと思ったんですが、ちょっとだけ増えてしまいました。
 いつも大体、速報値は県と名古屋市が来ますので、これは1週間前より少し減るなと思っていたんですが、ちょっと中核市の岡崎と豊田、特に岡崎が多かったですね。ということでございまして、259人。1週間前の火曜日は257人、2週間前が172、その前が92、70、51、49ということでずっと2桁でありまして、この水準というのは、6月1日の火曜日が305人、8日の火曜日が169人ですから、その6月の頭ぐらいまで戻っているという状況かなということでございます。
 いずれにしてもですね、大変厳しい状況でございますので、愛知県はですね、まん延防止等重点措置ということでですね、8月8日日曜日から8月31日までまん延防止等重点措置でございます。名古屋市を始め12市町村が重点措置区域ということで、こちらは午後8時まで、飲食店も大規模商業施設もそういった形で時短要請をお願いをしております。そしてお酒の提供はですね、この12市町村の重点措置区域はやめていただきます。そして、その他の区域は午後9時まで、午後9時までということでございます。また、イベント・行事などにつきましては、50パーセントの定員、そして5,000人のアッパーということで、よろしくお願いを申し上げます。
 感染防止対策の徹底を引き続き、そして今一度、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 オリンピックも終わりました。県をまたぐ移動を、そしてこれからお盆ですが、帰省や旅行といったことはですね、是非自粛、やめていただきたいということでお願いを申し上げたいというふうに思っております。このお盆休み期間中も、是非、感染防止対策の徹底をお願いを申し上げます。
 そしてあわせて、今日もですね、熱中症警戒アラートが出ております。熱中症警戒アラートが出ております。明日はどうかというのは、今日夕方5時に発表ということでありますが、本日は熱中症警戒アラートが出ております。是非ですね、熱中症にもお気を付けをいただき、熱中症・感染症の両方ですね、お気を付けをいただきますようによろしくお願いを申し上げます。
 それでは、感染症関係の資料の2ページ、3の②が過去7日間平均でございます。新規陽性者が352、これがステージの4、レッドゾーンであります。そして、入院患者が360で、これはステージの3、オレンジゾーン。そして、陽性率が6.7パーセント、これもオレンジゾーン、ステージの3。重症者数が12、これはですね、ステージの1。そして、陽性者の(うちの)高齢者数は10.4で、これはステージの2ということになっております。やはり全体的に上がってきているということであります。
 それから年代別ですが、70歳以上の方、高齢者の方が第5波は2.8パーセント。そして、65歳以上の高齢者としてもですね、昨日8月9日は255人で(うち65歳以上は)10人なので、3.9パーセントということであります。
 そして、経路不明は52.6パーセント。
 重症・中等症の方の割合は5.5パーセント。第5波ですね、5.5パーセント。
 そして、検査件数は2日の月曜日まで入ってきております。平日はやはり4,000件前後ということです。
 それから入院患者さんでありますが、補足をいたします。
 8月6日金曜日に発表した資料からの変化ですね、4日間の変化を申し上げますと、6日発表の資料では入院者が365人でしたが、81人増えて446人となりました。そして、コロナ病床以外の方が、21人だったのが7人増えて28人となりましたので、差引きコロナ病床の入院者が344人から74人増えて418人。今日は418人です。なので、418人をコロナ病床で割りますと26.6パーセント、病床使用率26.6パーセント。そして重症の方は、13人が1人増えて14人で8.2パーセント。そして中等症の方も申し上げますと、中等症の方が、139人が3人増えて142人ということでありますので、そんなには増えていない、横ばいかなと。やはり入院者の多くの方が、やはり軽症の方が多いと。ただ、リスクが高いということで、医師の判断で入院されているというふうに承知をいたしております。ということでございます。
 そして、愛知病院の入院者が、8月6日時点では31人でありましたが、ここは中等症の方に入っていただいておりますが、ここはですね、9人増えて40人、9人増えて現時点で40人ということになっております。
 そしてですね、ホテル・入所施設の方は、6日金曜日の発表だと498人でしたが、ここはですね、75人減って423人、423人。名古屋が324人から50人減って274人、豊川が42人から2人減って40人、三河安城が132人から23人減って109人、合わせまして、498人から75人減って423人ということでございます。
 それからもう一つ言いますと、自宅療養の方がやはり増えております。自宅療養の方が6日金曜日は1,289人でありましたが、877人増えて2,166人、2,166人です。
 そして、この4日間で3人が亡くなっておられますので、死亡者は1,010人が1,013人ということになっております。
 これが入院状況の変化でございます。ということでございます。
 そしてですね、この資料の真ん中が、重症の方14人の年代別でございます。
 それから下の表、クラスターでございますが、この間、クラスターがですね、四つ発生をいたしております。
 一番上が、9Iのクラスター、9Iのクラスター19人ですが、これは豊橋市の医療機関、豊橋市の医療機関19人。そして次が9J、9J。これは名古屋市の高齢者施設11人、9J。そしてその次9K、これは美浜町の大学の運動部10人、9K。そして9L、9L、これは名古屋市の保育施設10人ということで、四つ発生をいたしております。
 そして、右、真ん中、9Fが24人、これが終息しております。9F、豊橋市の高校の部活動が、終息ということでございます。それが変化です。
 それから、名古屋市内の入院者の状況を申し上げますと、名古屋市内はですね、6日金曜日の発表のときは133人でしたが、9人増えて142人、9人増えて142人であります。ということです。これが入院状況でございます。
 なおですねホテルとそして宿泊施設とですね、自宅療養の方がだんだん増えてきております。ということで、私どもは、この間、先週も説明いたしましたが、6月16日から、保健所が医療機関と訪問看護センターと契約をしてですね、医療機関なり訪問看護センターに連絡をいただければ、すぐ診察を受けられるという形を取らせていただいておりますが、それぞれの方にですね、検温器や、それからまたパルスオキシメーターもお渡しをしてやっておりますが、パルスオキシメーターもですね、保有台数として、保健所におきまして現段階で4,586のパルスオキシメーターを保有をいたしております。そして宿泊施設用では875を用意しておりますのでですね、合わせまして愛知県全体では5,461のパルスオキシメーターを、保健所とホテルに、宿泊療養用に確保しております。
 ということでありますが、更に今発注をかけておりまして、保健所ではあと3,540買おうということで、順次発注をかけております。それから宿泊施設も400を追加をして、合わせて3,940追加をしようということで、そういう予算組みです。これは、県と、あと保健所担当のところが、それぞれに計画的にメーカーさんに発注して調達をして、その費用は、これはコロナ関係の医療資機材ということでありますので、県の方で財源負担をするという形で確保させていただいております。
 ということで、今、自宅療養とホテル入所で大体2,600弱ですね。2,600弱ですから、現段階では足りておりますが、やはり一番多かったときにですね、入院患者が一番多かったのが、1,044人というのが5月24日で、自宅療養者が一番多かったのが、5月23日の4,624というのがありますので。ですから、一応それぐらいは対応はできますがですね、できますが、やはり今はまだ、2,600なので十分ありますけれども、引き続き計画的に発注はして、対応していきたいというふうに考えております。
 それがまず感染状況でございます。
 ちなみに、昨日現在でですね、8月9日時点での人口10万人当たりの感染者数は、愛知県は全国で22番目、22番目ということでございます。
 それがまずは感染状況でございます。
 それとあわせましてですね、続きまして、新型コロナウイルス感染症デルタ株の陽性者について、今日は火曜日なので、いつも月曜日に数だけ申し上げて、そして分析ということですが、昨日から分析をさせていただいて、今日火曜日に分析したものを御報告をさせていただきます。お手元の資料を御覧をいただきたいと思います。
 この1週間でですね、新たに449人のデルタ株陽性者が確認をされました。1週間前は171人でしたので、倍以上になっていると。2週間前は33人でありましたのでですね、その10倍以上になっているということでございます。
 そして、変異株での検査したもののうち、デルタ株の割合が62.4パーセントということで、前回1週間前が45.7パーセント、2週間前が18.1パーセントですので、相当上がっている。ですから、実際は62パーセントというか、もっともっと大きくなっているというふうに思っていいんだろうというふうに思います。相当感染力が強いということなので、もう今あれですね、東京・首都圏は9割ですか、置き換わっているのは。という学者さん、専門家の分析ですけれども、それにだんだん近づいてきているということで、これは容易ならざる事態だというふうに考えております。
 そしてですね、それを分析したのが資料の2ページ、裏面を御覧をいただきたいと思います。
 1が62.4パーセントのデルタ株の率ということで、そして、2の(1)が年代・性別。年代別でございますが、30歳代以下がですね、63.3パーセント。1週間前が70.2パーセントなので、ちょっとこれは減っている。じゃあ、その分どこがというと、40歳代、50歳代が31.0パーセント。その前の週が24.6パーセントなので、ここが上がっていると。60代以上は5.8パーセント、これは前の週は5.3パーセントなので、ここは変わっておりません。ですから、40代、50代が増えているということでございます。
 男性・女性の割合は58と41でございますが、前の週はそれぞれ53.2パーセントと48.6パーセントなんですが、これは変異株の検査の数の男女比が大体このぐらいになっているので、従いまして、そのとおりの率になっているので、男女比で特に見られる所見はないということでございます。
 そして、(2)症状別ですが、軽症・無症状を足して94.2パーセント。前の週は91.2パーセントなので、むしろ増えていると。軽症・無症状は増えているということでございます。
 海外滞在歴は、1人ありました。
 3がデルタ株のこれまでのですね、検査の累計実績ですが、これを見ていただきますと明らかでございますが、2週間前まででですね、100人ちょっとだったのが、前の週で171人。そしてこの1週間で449人。率もですね、ぐぐぐっと上がってきているということでございます。
 大変厳しい状況だと、やはりデルタ株は相当感染力が強いということでありますので、この後もですね、じゃあ愛知県でこれが下がっていくか、感染状況が改善されていくかって、なかなか厳しい状況ではないかというふうに考えております。要警戒でありますので、このまん延防止等重点措置でですね、期間中、県民・事業者の皆様には、行動の自粛・変容を引き続きお願いを申し上げます。
 そして、続きましてワクチンでございます。お手元の資料に基づきまして申し上げます。
 新型コロナワクチンの第13クールの県内市町村への配分について、考え方をまとめまして、こういう方針でやるということでございますので、御覧をいただきたいというふうに思います。
 なお、第13クールというのは8月の30日及び9月の6日の週、2週間を一つのクールといいますかね、ワクチン供給のクールとしておりますので、ということでございます。それは3枚目の表になっておりますね。第13クールは8月の30日及び9月6日の週。今はですね、第11クールですね、8月の2日、9日の週ということで、11クール、12クールの配分計画はもう既に発表してありますし、こういう形で配分もしておりますが、第13クールについてはこの3枚目の表のように配分をしていくということに決定をいたしました。
 その考え方でございます。
 まず1ページ、上からですが、64歳以下の県民の皆様を対象とした新型コロナワクチンについては、第9クールの7月5日の週から、各市町村への供給が進められております。
 今般、8月の5日付けで、国から通知があり、第13クールのワクチン供給量が示されて、愛知県には545箱のワクチンが供給ということになりました。
 前回の第12クールでは、基本計画枠465箱、調整枠107箱で、計572箱となっておりましたので、27箱の減であります。これは、県の大規模集団接種会場及び職域接種へ配分したモデルナ社ワクチンが考慮されて、その分が差し引かれたことによると考えられます。
 また、第13クール以降は、全て県の裁量により市町村に対し配分する枠組みとなりました。
 愛知県の第13クールの配分につきましては、各市町村が接種計画を立てやすくすることを考えて、第11クール、第12クールと同様の配分方法といたしました。
 具体的には、今回本県に配分された545箱のうち、基本計画枠に相当する分として、8割に当たる436箱を、各市町村の12歳から64歳の人口をベースにして按分をして、調整枠に相当する分として、残りの2割に当たる109箱分を、接種実績から試算される在庫量を踏まえて、各市町村に必要量を配分いたします。
 109箱の配分に当たりましては、各市町村の8月3日時点のワクチン在庫量を基準にして、供給されるワクチン量と、8月3日時点の接種実績、7月7日から8月3日の4週間分・2クール分をベースとして、4クール先の在庫見込量を試算をしております。その時点で足らないというところを、補填をしていくということでございます。
 なお、8月3日から数えて4クール先の9月28日は、次回第14クールが明けたタイミングというふうになります。
 この試算の結果、9月28日時点で在庫見込量がマイナス、その時点でですね、マイナスになったら困りますので、その可能性のある27市町に対しまして、調整枠相当分109箱を按分をして、配分をすることになりました。というふうにいたしました。
 27市町の内訳は、ここにありますように、豊橋、岡崎、一宮、瀬戸、豊川、碧南、豊田、安城、西尾、蒲郡、犬山、常滑、江南、小牧、新城などなどでございます。各配分量は、お手元の一覧表のとおりということで、この一覧表のように545箱を配分をいたします。
 今回の調整によりまして、今後、8月3日時点の接種ペースを続けたとしても、次の第14クールの第1週の時点、つまり9月中旬の時点で、在庫が不足する市町村は出ないというふうに見込んでおります。いずれにしても、14クールは来ますのでね。ですから、理論的にはマイナスにはなりませんが、一応国からそういうふうな形で配分が来ましたので、我々はこれまでも、先週も先々週もその前も、こういう形で配分をしております。
 なおですね、今回、国からは第13クールと合わせて第14クール、第15クールの配分量も示されて、14、15クールとも、13クールと同じ545箱が配分されるということになっております。
 そして、第14クール以降の配分につきましては、各市町村における大規模集団接種や職域接種によるモデルナ社ワクチンによる実績も加味した残りの接種回数を試算し、調整をいたします。第14クールでは、8割を市町村の残接種回数をベースに配分して、残る2割を市町村の在庫見込量に基づいて配分をいたします。
 また、15クールでは、ワクチンの供給は最終段階に入ってきますので、市町村の残りの接種回数のみの配分とすることで、より実態に即した配分をいたします。
 国はですね、第15クールまでに12歳以上の人口の8割に2回接種するために必要な量のワクチンを供給する方針だということでございます。要は、15クールまでですよ、とりあえずワクチンの供給は15クールまで、ということで連絡が来ております。なので、9月28日の週でありますから、それから2週間ですから、10月の10日ぐらいまでということかな。12日ぐらいか、11日か12日ということですが、そこまで。でも、その時点でも多分在庫はあるでしょうから、実質的には9月の後半ぐらいまではですね、まだずっと続くということかなと思っております。
 その時点で、多分9月の半ばぐらいでどうするかというのを、また改めて判断をするのではないかなというふうに思いますが、いずれにしてもですね、県といたしましては、市町村の接種状況や県の大規模集団接種、そして職域接種の状況も踏まえながら、しっかりと調整を行っていきたいというふうに考えております。
 なお、考え方について今私が申し上げたのは、2枚目の紙でございまして、こういうふうに割り当てていくということでございます。
 そして、裏面の2ページ目に、前回は24市町、今回は27市町ということですね。そして、14・15クールの配分の考え方は、今申し上げたとおりということで、実態に即して配分をしていきたいと思います。
 なお、1箱で1,000何人分になるんだ。1,100か。
【ワクチン接種体制整備室長】 1,170です。
【知事】 1,170。最初5回だったんで970ぐらいだったのが、6回になったんで1,170ね。1,170回分ということでございますので、掛け算をしてください。ということでございます。
 なおですね、これまでは、その基準になる日の直近の2週間分の接種ペースをですね、接種実績をベースにしてきましたが、今回、7月の半ばぐらいでちょうどですね、高齢者接種と一般接種の切替えどきがあって、その折に市町村の中でやはり接種券の配布が少し遅れたり、国の方から、要は在庫がたまっていると見られるところはワクチンを削りますよというようなこともあってですね、7月になってから、ぐっとこうワクチン供給が6月までよりも減ったので、接種の予約を見合わせたところもありましてね、極端に減っている市町村もあったりするので、そういう意味では、それがばらつきになるとうまく実態を反映できませんので、ちょっと2週間じゃなくて、4週間の実績で今回はやらせていただいたということでございます。より実態に即してということで対応させていただきました。ということで、配分をさせていただくことといたしております。
 なおですね、これに併せてですね、国の方から県の大規模接種会場に対するモデルナのワクチンの供給量も、今週はですね、9日の週ですから、昨日も来ているのか、今日か、この今週の5万200回というのは。
【ワクチン接種体制整備室長】 今日です。
【知事】 今日来るのね。今日5万200回来ると、先週申し上げましたが、来週、8月16日の週については、これも増えましてね、5万7,000回分来るということの連絡が来ました。ということで、順調に回っております。
 ちなみにですね、今日の時点で、これまでに累計でどのぐらいモデルナのワクチンが愛知県に来たかといいますと、累計で、今日の5万200回も入れてですね、44万7,700回分が来ております。累計でね、44万7,700回分が来ております。昨日の9日も入れてですが、昨日の9日も6,390回打っていますので、それも入れて、昨日までの接種累計で36万593回打っておりますので、差し引きいたしますと、今日の時点で8万7,078回分の在庫があると。先週8月2日の週ですね、ですから8日の日曜日までですが、4万9,752回打っております。要は5万回打っておりますので、ちょうど5万回来ると、ちょうどちょうどかなと。ただ、どんどんこれが増えたりいたしますので、ですから、大体1日平均すると7,000回ぐらい打っているとすると、今日の時点で8万7,000回の在庫というのは、大体12日分ぐらいはあるということですね。12日分ちょっとあるということで、来週また5万7,000回来るという連絡がありましたので、引き続き、この県の大規模接種のところは順調に進んでいるということを申し上げたいというふうに思っております。
 これは、私どもは早めに計画を出して国の承認をもらって、9月までは確約するという確約をもらっていますので、そういう意味では、別に2回目の在庫なんか持っていたらまた削られますからね、それではいけないので、どんどん打つと。市町村にもですね、もうどんどん打ってくれと。2回目の在庫なんかと言うなというふうに口を酸っぱく言っているんですけど、なかなかやってくれないところもあるので、歯がゆいところがありますけども、どんどん打ってもらうということで進めていきたいというふうに思っております。
 ちなみにですね、昨日の時点で65歳以上は、愛知県はもう、1回目(の接種)が89.84パーセント、2回打った方が85.02パーセントです。2回打った方が85パーセント、65歳以上はいきましたので、そういう意味では相当進んできているということが言えるのではないかというふうに考えております。ということで、引き続きしっかりと進めていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
 これがワクチンでございました。

(3)あいちスタートアップキャンプ事業の成果について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/startup/result-camp20.html)

 続きまして、あいちスタートアップキャンプ事業の成果について申し上げたいというふうに思っております。お手元の資料を御覧をいただきながらお聞きをいただきたいと思います。
 愛知県では、2018年10月に策定をした「Aichi-Startup戦略」に基づきまして、スタートアップと、愛知の強みであるモノづくりの生産システムや優れた技術・技能との融合による新たなイノベーションを誘発し、本県産業の成長を拡大させるスタートアップ・エコシステムの形成に向けた取組を進めております。
 その一環として、これまで4回にわたって御報告をしてまいりました海外のスタートアップ・エコシステム先進4地域との連携事業に加えまして、スタートアップの各成長ステージで生じる経営課題の解決に向けた支援プログラムを、国内事業として展開をしております。本日から、その成果を順次報告をいたします。
 国内事業については4回ぐらいで報告したいと思いますが、今回は、あいちスタートアップキャンプ事業であります。
 あいちスタートアップキャンプ事業は、この「Aichi-Startup戦略」の策定に先立つパイロットプログラムとして、2018年の4月から実施しております。
 本事業は、新しい市場を狙ったビジネスアイデアや解決したい課題を持って、愛知県内での起業を考えている、又は起業間もない社会人・学生に対しまして、起業に必要な知識やノウハウと、事業化のための仮説検証やピッチスキルなどの実践力を身に付けるプログラムを実施する事業であります。
 記者発表資料を順次御覧いただき、1ページはそういう事業をやっていると。
 2ページは、国内事業の一覧で、四つありますので、(ステージが)Seed(シード)、Seed、Early(アーリー)、Expansion(エクスパンション)と、こうありますので、今回はSeedの事業ですね、これを順次4回に分けて御説明いたします。
 それから3ページはこれまでの経緯で、こういうふうにやってきましたということでございまして、それの4ページの2でございます。そこに事業概要があります。①、まずはですね、起業に必要な知識を身に付けるとともに、各自のアイデアを先輩起業家等によるアドバイスを受けながらブラッシュアップする「起業家育成プログラム」。②プログラム参加者が、起業支援者に向けてビジネスプランを発表する場である「名古屋ピッチイベントの開催」。③プログラム参加者のうち、特に優れたビジネスプランを有する者について「東京等で開催されるピッチイベントへの登壇支援」を展開をしております。
 これまでの成果につきましては、具体的な成果事例も含めて、記者発表資料5ページの「3 これまでの成果」に記載をいたしております。
 (1)はですね、支援概要の一覧にありますように、「①起業家育成プログラム」には、2018年度からの3年間で計144名の方が参加し、事業化や対外的に有効な事業説明ノウハウであるピッチスキル等を習得いたしました。
 「②名古屋ピッチイベントの開催」では、3年間で22組が、投資家、金融機関、事業会社等に向けて、ビジネスプランを発表しました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンラインでの開催となりましたが、投資家の方を始めとした140名以上の起業支援者に向けて、6組が発表して、事業提携に向けた面談機会を得た参加者もおられます。
 そして「③東京等で開催されるピッチイベントへの登壇支援」では、プログラム参加者のうち、3年間で6組が注目度の高い東京でのピッチイベントに登壇をいたしました。
 そして、「(2)具体的な成果事例」の記載のとおり、参加者のうち7社が、ここにある7社が、WeWorkグローバルゲート名古屋内に開設をいたしましたスタートアップの支援拠点「プレ・ステーションAi」に入居し、実際の起業や、事業化のためのブラッシュアップに取り組んでいただいております。
 また、これまでの参加者が各種ビジネスプランコンテストに登壇をして、2018年度は、「第16回キャンパスベンチャーグランプリ中部大会」で最優秀賞を受賞したり、2020年度では、東京で開催されたピッチイベント「ECF ROUND PITCH Vol.02(イーシーエフ・ラウンド・ピッチ・ボリュームゼロツー)」で企業賞を獲得するなど、高い評価を得ております。
 今年度の施策については、6ページ「4 2021年度事業について」を御覧をいただきたいと思います。
 今年度のあいちスタートアップキャンプについては、今月末まで参加者を募集をしております。新型コロナウイルス感染症の影響で新たな働き方が求められる中で、企業で働きながら自身で新たなビジネスを興(おこ)す潮流が生まれていることを踏まえて、副業・兼業、第二創業の要素を加えた起業家育成プログラムを実施をしていく予定であります。
 また、今年度から、事業化のための仮説検証に必要な試作品の作成を重点的に支援するメニューも盛り込んで、アイデア段階から起業行動へのブレイクスルーを図ってまいります。
 引き続き、国内支援事業の充実を図ることで、愛知発スタートアップの創出を促すとともに、愛知独自のスタートアップ・エコシステムの形成を推進してまいります。ということでございまして、スタートアップ支援をしっかりと進めてまいります。
 国内事業については、これから4回で分けて御説明をさせていただきたいと思います。今回はまずSeedステージの形成ということでありまして。これはですね、社会人・学生、大体計30人を対象として、9月から10月にかけて、まず基本講座【BASIC(ベーシック)】を実施をいたします。それから、更なるビジネスプランのブラッシュアップを希望する参加者6組程度を対象として、10月から11月にかけて実践講座【ADVANCE(アドバンス)】を実施をいたします。6ページにあるとおりですね。
 その後ですね、来年の1月から3月には、名古屋ピッチの実施や注目度の高い東京等でのピッチ登壇の支援も行うということで進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

(4)東京2020オリンピックにおける愛知県ゆかりの選手の活躍について
 そしてですね、最後に、オリンピックが終わりましたので、オリンピックについて申し上げたいと思います。総括でございますので、御覧をいただきたいと思います。
 東京2020オリンピックにおける愛知県ゆかりの選手の活躍について総括して御報告をさせていただきます。
 日本選手のメダル獲得数は、合わせて58個ということで、過去最多ということでありました。アスリートの活躍はですね、大変素晴らしいものでありました。心から拍手喝采(かっさい)を送りたいと、お祝いをしたいというふうに思っております。
 そして、愛知県ゆかりの79名の選手も素晴らしい活躍をしていただきました。お手元に『愛知県ゆかりの選手』の入賞者一覧と競技結果一覧、そして次の東京2020パラリンピック出場が内定している愛知県ゆかりの選手の一覧をお配りをしております。
 まず、金メダリストはですね、14人でありました。6種目ですね。ここにありますように、まずレスリング女子で3人、向田真優(むかいだまゆ)選手、川井梨紗子(かわいりさこ)選手、川井友香子(かわいゆかこ)選手。そして、川井梨紗子選手と友香子選手は、夏のオリンピックでは日本初の姉妹での金メダリストで、川井梨紗子選手は見事な2連覇でありました。続いて、フェンシング史上、初の金メダルを獲得した、男子エペ団体の加納虹輝(かのうこうき)選手。そして、2008年の北京オリンピックに続き金メダルに輝いたソフトボールのですね、後藤希友(ごとうみう)選手、峰幸代(みねゆきよ)選手、渥美万奈(あつみまな)選手、山崎早紀(やまざきさき)選手、川畑瞳(かわばたひとみ)選手、山田恵里(やまだえり)選手。それから、野球ですね、栗林(くりばやし)選手、源田(げんだ)選手、千賀(せんが)選手、大野(おおの)選手。チームを率いた稲葉(いなば)監督も愛知県出身ということでございます。六つの種目で14人の金メダルということで、おめでとうございます。
 続いて銀メダルは、バスケの女子でありました。男女を通じて初めてのメダル、素晴らしい決勝戦でしたね。感動いたしました。アメリカをあそこまで本気にして立ち向かっていった、立派な素晴らしい試合だったと思います。髙田真希(たかだまき)キャプテンを始め、三好南穂(みよしなほ)選手、長岡萌映子(ながおかもえこ)選手、馬瓜(まうり)エブリン選手、赤穂(あかほ)ひまわり選手、東藤(とうどう)なな子選手ということで、素晴らしい活躍でありました。
 そして銅メダリストがお二人でありまして、陸上競技・男子20キロ競歩の山西利和(やまにしとしかず)選手、そして、アーチェリー・男子団体の武藤弘樹(むとうひろき)選手。おめでとうございました。
 それから入賞者もですね、大勢おられました。その資料の2ページでございますが、4位入賞は、まず、水泳・アーティスティックスイミングのですね、吉田萌(よしだめぐむ)選手がデュエットとチーム2種目で4位入賞。そして、サッカー男子の吉田麻也(よしだまや)選手、相馬勇紀(そうまゆうき)選手、スケートボード・パーク女子の岡本碧優(おかもとみすぐ)選手でありました。
 そして5位入賞が、バスケットボールの3×3の西岡里紗(にしおかりさ)選手、馬瓜(まうり)ステファニー選手、山本麻衣(やまもとまい)選手。そして、レスリング女子の土性沙羅(どしょうさら)選手、テコンドー女子の山田美諭(やまだみゆ)選手。
 6位が、バスケット3×3の男子の富永啓生(とみながけいせい)選手。
 そして7位入賞は、バレーボール男子のですね、西田有志(にしだゆうじ)選手、山内晶大(やまうちあきひろ)選手、石川祐希(いしかわゆうき)選手、高梨健太(たかなしけんた)選手。
 そして8位入賞は、水泳の女子4×100メートルメドレーリレーの小西杏奈(こにしあんな)選手。そして、新体操の団体総合の杉本早裕吏(すぎもとさゆり)選手、竹中七海(たけなかななみ)選手ということでございました。8位入賞でした。
 この他もですね、多くの選手が活躍いただきました。心から拍手を送りたいと思います。
 そして、2週間後の24日からはですね、パラリンピックが開幕いたします。愛知県では、15日の日曜日夕方に、県庁前で、県内49市町村が採火した火を集めて、「愛知県のパラリンピック聖火」として東京に送り出す集火式・出立式を行い、その模様をインターネットでライブ配信をいたします。
 現時点で、愛知県ゆかりの15名がパラリンピックに出場予定でありまして、選手の皆様の活躍を期待するとともに、応援していきたいと思います。
 そして、東京オリンピック・パラリンピックが閉幕いたしますと、いよいよ次は、2026年に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会が、日本における国際スポーツ大会の次なる大きな目標となります。愛知県ゆかりの選手の活躍は、地域全体の盛り上げや元気につながるということで、またアジア大会に向けてしっかりと力を尽くしていきたいというふうに考えております。
 私からは以上であります。

2 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 先ほどパルスオキシメーターの数の話がありました。保健所がそれぞれ持っていると思いますが、数字は県内全部の数字という理解でよろしいですか。
【知事】 パルスオキシメーターですか。そうです。
 保健所というのは愛知県の県内の保健所ですから、県所管分も政令市も、中核市も全部足して。
【記者】 全部足した数ということですね。分かりました。ありがとうございます。

【質問】 コロナの感染状況についてお尋ねします。デルタ株の割合がまた高くなってきていて、東京・首都圏は9割ということですけれども、愛知県も今後、デルタ株が更に拡大することが懸念されますが、例えば1日に1,000人だったり2,000人だったりとか、そこら辺の感染者数まで拡大することも想定していらっしゃるのでしょうか。今後、どの辺りまで拡大していくのか、現時点のお考えがあれば教えてください。
【知事】 どのぐらいになっていくか、それは分かりません。分かりません。
 我々としてはですね、とにかく、どこかで頭を打ってですね、やはり一旦また、第5波といいますかね、終息に向かってほしいというふうには思っておりますが、残念ながらですね、今日も(新規陽性者数が)250を超えておりますから、そういう意味ではですね、本当に厳しい状況ではないかというふうに思っております。
 お盆休みには入りましたのでですね、職場等々、やはり愛知県はトヨタ関係、自動車関係が多いところでありますので、そういったところはみんな休んでおりますのでね。そういう意味では、人の流れ、人流は、そういう面では減っているということだと思いますが、一方で、やはりこのお盆休み・夏休みということですので、帰省とか旅行とか人の動きも、そういった面ではあるんだろうと思います。そして東京と大阪に挟まれているということ、それから東海道新幹線という大動脈でですね、つながっているということなどなどを考えますとですね、なかなか厳しい状況だというふうに考えております。
 ということなので、引き続きですね、毎日毎日、日々緊張感を持ってこの感染状況を注視し、とにかく入院、宿泊療養を含めてですね、また自宅療養の方も含めて、しっかりとですね、チェックしながら、そして必要な方には医療・治療に結びつけられるように、医療体制を確保できるようにしっかりとやっていきたい。そのためにですね、万全を期していきたいというふうに考えております。
 ですから、県民・事業者の皆様には、とにかくいわゆる新規の陽性者をどこまで減らしていくかということにかかっておりますので、そういう意味で、行動の自粛・行動の変容を何とぞよろしくお願いを申し上げたい。そしてあわせて、感染防止対策の徹底をですね、お願いをいたしたいというふうに思っております。
 あわせてあれですね、やっぱりワクチン接種をどんどんどんどん進めていくということではないでしょうか。愛知県が東京、神奈川、首都圏や大阪に比べですね、明らかに水準が低い、低くとどまっているのは、やはりですね、私どもの大規模集団接種、それからまた職域接種なども加えるとですね、間違いなくそういった大都市圏域では一番ワクチン接種が進んでいるということが、功を奏しているというふうに、明らかにそう思われますので、引き続きですね、このお盆休み中も、現場の方は大変でありますが、ワクチン接種をどんどんどんどん進めていくと、どんどんどんどん進めていきたいと、そういうふうに思っております。

3 知事発言
(1)東栄町長選挙の結果について
【知事】 私の方から最後にちょっと付言をいたしますと、一昨日ですね、東栄町の町長選挙がありました。結果はですね、皆様御案内のとおりでございますが、前職の村上町長さんがまた当選をされたということでございます。
 当選された村上前職町長さんにはお祝いを申し上げたいというふうに思っておりますが、その中で東栄病院について、争点といいますかね、テーマになっていたということでございます。これにつきましてですね、私どもとしては、やはりまず地元の東栄町さんがどうされるか、それからまた同じ北設の3町村さんがどうされるか、そして、私ども県はですね、愛知県内のですね、12だったかな、の二次医療圏を単位としてですね、この医療体制の確保、救急体制の確保、病床の確保、病床の規制も含めてですね、対応をしております。そうなりますとですね、これは新城を含めた東三河北部医療圏ということになっておりますので、そうした中でどういうふうに対応していくかということをいつも考えております。
 ちなみにですね、愛知県は、こういった山村なり離島、そうしたですね、いわゆるへき地医療といいますか、そうしたところに派遣をする医師を確保しようということで、自治医科大学というのを各都道府県でですね、お金を持ち寄って作ったという経緯がありまして。自治医大の派遣医師の枠を一番たくさん持っているのかな、愛知県は確か。ということでございますが、2011年度はですね、東栄町の東栄医療センターには3人、そして新城市民病院にも3人で、合わせて6人ですね、この東三河北部医療圏に県の方からこの自治医大卒の医師派遣をしておりました。
 それで、その後ですね、診療所化ということでありましたので、東栄医療センターへの自治医大派遣医師は、その後、3人が2015年から2人になり、2017年度からは1人ということですが、一方で、新城市民への派遣をそれ以上に増やしておりまして、2012年度が4人、13年度が7人、それから8人、9人、10人、今11人と、こういうふうに増やしておりまして。東三河北部医療圏だけ考えますとですね、2011が6人、2012年度が7人、2013年度が10人、2018年度が11人、そして2021年度が12人。ですから、今、新城市民病院は11人、東栄医療センターに1人ということで、合わせて12人。要は倍に増やしております。私ども県としては、そういう意味では、東三河北部医療圏の医療をしっかり支えるようにですね、自治医大の医師を倍増しているということでございまして、そういう中で支えております。
 ということでありますので、今後、村上氏もですね、救急ベッドでありますとか人工透析とかですね、いろいろ公約されておられますので、今後、東栄町さんがどういうふうに具体的にしていかれるか、そういうことをよくお話をお聞きしながら、私どもとしてもですね、こういう医療圏ごとでの対応、それからまた三河山間部での医療の確保を、私どもは全力でやっておりますので、そのお話をよくお聞きしながら協議をして、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。
 なお、その折にですね、やはり東三河北部医療圏だけ考えますとですね、これは全国一斉に作ったんですが、各県単位で作った地域医療構想ですね、それに向けても、やはり東三河北部医療圏というのは人口減少地域でありますので、病床が過剰となっているということもあります。ということでありますので、医療を考えますときに、やはり豊橋を中心とした東三河南部医療圏ともですね、やはり連携しながら、その医療の確保をしていく必要があるというふうに考えております。
 ということで、引き続き、そこはよくよくお話をお聞きしながら、協議しながら、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(2)東京2020オリンピック・ソフトボール日本代表選手の金メダルについて
 そしてもう一つですね、オリンピックがらみで最後に申し上げますと、女子ソフトボールで金メダルを取られた後藤希友選手の金メダルを、河村市長がかじったという事件がありました。大変残念な事件、事案だというふうに思っております。
 御本人には反省というか、要は、河村氏には、当事者である後藤選手にどういうふうに謝罪されるか。それはしっかりと対応して、けじめをつけていただきたい。また、トヨタ自動車さんからもですね、大変厳しい抗議文が突きつけられておりますので、それをどういうふうに対応されるのか、それは真剣に考え、真摯(しんし)に向き合って、そして対応して、けじめをつけていただきたい。そのように思っております。
 それはそういうことなんですが、このメダルの件ですが、この件については、自分としてもですね、可能であれば再発行してほしいというふうに思っております。ということでありますので、前例がないとは聞いておりますが、その点について、これから関係者とは話し合っていきたい、そういうふうに思っております。自分としても話をしていきたい、そのように考えております。
 以上です。