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令和3年9月6日(月) 午後3時

1 知事発言
 それではですね、今日は9月6日月曜日でありますので、月曜日の定例記者会見を始めさせていただきます。
 なお、いつも午前10時でありましたが、今日は午前10時に、皆様にも取材に来ていただきましたが、愛知入院待機ステーションをですね、開設し、スタートいたしました。愛知県武道館におきまして、今日からオープンということで、今日は10時にね、そちらでスタートいたしましたので、午後からということにさせていただきました。御理解をいただければというふうに思っております。

(1)東京2020パラリンピックにおける愛知県ゆかりの選手の活躍について
 発表事項の前に、パラリンピックについて申し上げます。お手元の資料を御覧をいただければというふうに思っております。
 東京2020パラリンピックが、昨日閉会をいたしました。8月24日火曜日にスタートをし、ほぼ2週間でありますが、13日間ね、熱戦が繰り広げられた東京2020パラリンピックが閉幕をいたしました。
 日本選手のメダル獲得総数は、金13個を含む51個で、金メダルを獲得できなかったリオパラリンピックの24個を大きく上回る成績でありました。困難を乗り越えて世界に挑む日本選手の活躍、世界の選手の活躍、パラアスリートの活躍に、大きな感動と勇気、そして元気をいただきました。
 本県ゆかりの16名の選手も、大変素晴らしい成績、心に残る活躍を見せていただきました。お手元には、『愛知県ゆかりの選手』の入賞者一覧(A4)と競技結果一覧(A3)をお配りをいたしました。
 愛知県ゆかりというのは、ここに書いてあるとおりでございます。
 メダリストは4人でありました。まず、銀メダリストはお二人で、ボッチャ混合ペアの河本圭亮(かわもとけいすけ)選手と、男女を通じ初のメダル獲得を成し遂げた車いすバスケットボール男子の宮島徹也(みやじまてつや)選手です。
 銅メダリストもお二人で、陸上競技400メートルユニバーサルリレーの大島健吾(おおしまけんご)選手と、バドミントン女子ダブルスの伊藤則子(いとうのりこ)選手。どちらも今大会からの新種目です。
 そして、10人の選手が入賞されました。まず、陸上競技男子100メートルの石田駆(いしだかける)選手が、日本記録を更新して5位入賞。陸上競技女子走り幅跳びの前川楓(まえがわかえで)選手と、バトミントン男子シングルスの今井大湧(いまいたいよう)選手も5位入賞。
 陸上競技女子1,500メートルの蒔田沙弥香(まきたさやか)選手、パワーリフティング男子72キロ級の宇城元(うじろはじめ)選手、車いすバスケットボール女子の土田真由美(つちだまゆみ)選手が6位の入賞。
陸上競技女子1,500メートルの山本萌恵子(やまもともえこ)選手と、車いすフェンシング男子フルーレ団体の恩田竜二(おんだりゅうじ)選手が7位入賞。
 さらに、陸上競技の大島健吾(おおしまけんご)選手は、男子200メートルでも8位入賞し、ボッチャ混合ペアの江崎駿(えさきしゅん)選手も8位の入賞ということでありました。
 この他の選手も、世界の舞台で大いに健闘されました。全ての選手に心から拍手を送りたいと思います。
 また、このパラリンピックを契機として、バリアフリー社会、共生社会が更に進むことを期待したいと思います。
 来年2月には、北京冬季オリンピック・パラリンピック、そして9月には杭州アジア競技大会が開催されます。そして2026年に、ここ愛知・名古屋でアジア競技大会を開催をいたします。
 東京2020オリンピック・パラリンピックの感動を引き継いで、日本の次なる目標として、アジア競技大会の開催に向けた準備をしっかりと進めていくとともに、本県ゆかりのアスリート・パラアスリートを多く輩出できるように、より一層力を尽くしてまいります。ということで、引き続きしっかりと取り組んでまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 なお、こうした選手の皆様にはスポーツ顕彰を、オリンピック・パラリンピックを合わせまして、授与することといたしておりまして。表彰式はね、それぞれの選手にいろいろ御都合がおありでしょうから、秋頃を予定しております。前回もそういう感じでございました。
 ということでございまして、引き続きしっかりと応援をしていきたいと思います。
 なお、この愛知県ゆかりの選手16名のうち、愛知県の強化指定選手数は11名ということでありまして。要は、活動の拠点をですね、愛知に持っている方を応援するということでございます。

(2)「J-Startup CENTRAL(第二期)」参加スタートアップ及びスタートアップをサポートする企業等の公募について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/startup/j-startup-central2-koubo.html)

 それでは、今日の発表事項1点目でございます。スタートアップ関連でございます。「J-Startup CENTRAL(ジェイ-スタートアップ セントラル)(第二期)」参加スタートアップ及びスタートアップをサポートする企業等の公募について申し上げます。
 愛知県、中部経済連合会、名古屋大学、名古屋市、浜松市等で構成するスタートアップ支援のための地域コンソーシアム「Central Japan Startup Ecosystem Consortium(セントラル ジャパン スタートアップ エコシステム コンソーシアム)」では、「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」の活動の一環として、当地域の前途有望なスタートアップを強力に支援する集中支援プロジェクト「J-Startup CENTRAL」を実施しております。
 「J-Startup」とは、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、経済産業省が中心となって2018年6月に立ち上げたプログラムです。有識者等からの推薦に基づき、優れたスタートアップを選定し官民で集中支援を行うもので、現在、全国で138社が選定をされております。
 「J-Startup CENTRAL」はその地域版でありまして、昨年度、第一期として、愛知・名古屋地区14社、浜松地区6社の計20社を選定し、集中的な支援を行ってまいりました。
 支援を受けたスタートアップの中には、「J-Startup CENTRAL」選定以降、総額2億円の資金調達を実施し、事業拡大を進めるスタートアップも出てきております。
 今年度も「J-Startup CENTRAL(第二期)」として、地域に根差した有望なスタートアップを選定することとし、行政と支援機関等が集中支援を提供することで飛躍的な成長を目指すスタートアップを本日から公募することといたしましたので、お知らせをいたします。
 募集対象は、愛知県内及び浜松地域に本社があり、起業後おおむね10年以内のスタートアップで、公募後、審査を経て10社程度選定をする予定であります。
 選定されたスタートアップには、サポーター制度による企業連携の強化を始め、Webサイトなどでの積極的なプロモーションや、「J-Startup CENTRAL」のロゴの使用を通じたブランディング、内閣府の「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム」への推薦など、あらゆる側面から集中的な支援を行います。
 なお、内閣府へのプログラムの参加については、別途、申込みが必要でありますので、御留意をいただきたいと思います。
 また、今回、「J-Startup CENTRAL」の支援メニューの一つとして、スタートアップとの連携を促進する「サポーター制度」を新たに開始いたします。それに当たって、当地域のスタートアップに対する具体的な支援をしていただける企業・団体を、併せて募集をいたします。
 この制度では、このコンソーシアムが、スタートアップに対する具体的な支援が可能な企業・団体を「サポーター企業」として認定をいたします。支援を必要とするスタートアップにサポーター企業の情報提供を行い、必要に応じてスタートアップとサポーター企業とのマッチングを支援いたします。
 サポーター企業には、情報発信、会費割引、人材派遣などの事業活動に係る支援、実証実験フィールドなど場の提供に係る支援、スタートアップとの協業に対する相談窓口設置などの協業に係る支援、メンタリングに係る支援などを提供いただくことを想定をいたしております。
 こうした新たな制度の創設も含め、スタートアップの成長や、グローバルな展開を促していくとともに、サポーター企業との連携による地域のコミュニティを拡充していくことで、国際的なスタートアップ・エコシステムの形成やイノベーション創出につなげてまいります。
 当地域のスタートアップや、スタートアップを全力でサポートする意欲のある企業・団体の皆様は、是非御応募をいただきたいというふうに思っております。
 ということで、今私が申し上げたことが、この資料に出てきております。
 「1」が「J-Startup CENTRAL(第二期)参加のスタートアップの公募について」ということでありまして、2ページはその公募の仕組みでございます。これに応募いただいて、選んでいきたいということでございます。
 そして、サポーター制度について、サポーター企業の公募も併せて行わせていただきます。この公募概要が、対象は①です。「②スタートアップへサポートしていただく内容」でございます。こうした事業をやっていただく方にですね、応募をいただければというふうに思っております。そうした方々をしっかりとサポートをしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。ということでございます。
 あと、5ページ以降は参考で、制度の概要ということでございますので、よろしくお願いをいたします。ということでございます。
 なお、「J-Startup CENTRAL」についてはですね、様々に、内閣府の「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム」へ参加してもらったり、海外展開の加速化を支援をしたりということもしておりますが、昨年度の成果として、この「J-Startup CENTRAL」選定後に、その一つの企業さんがね、2億円の資金調達を発表したスタートアップなども出てきております。それからまた、愛知県の海外展開事業や、新型コロナ感染症対策の補助事業においても採択されている企業も出ているということで、そういったスタートアップ、ここに選ばれた企業の活動をね、更に後押しをしていきたいというふうに思っております。
 ということでございまして、引き続きしっかりとやっていきたいというふうに思っております。
 これが「J-Startup CENTRAL(第二期)」の公募と、そしてスタートアップ「サポーター企業」の公募ということでございます。

(3)新型コロナウイルス感染症について
(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/covid19-aichi.html)

 続きましてですね、今日のコロナの状況ですが、本日のものはまだでございますので、昨日までの状況を申し上げたいと思います。昨日までといいますか、今朝までといいますかね。
 まずは年代別の内訳でございますが、70歳以上の方の割合は第5波2.7パーセント、(感染)経路不明51.1パーセント。
 重症・中等症の方の割合が4.6パーセントで、変わっておりません。
 そして検査件数は、8月29日日曜日、やはり土日ですね、28、29(日)はやはり少し、これはもうちょっと上がってきますけれどもね、少なくなっている。その前は、23日の(週の)平日はもうずっと1万件を超えておりますので、それに比べれば、土日は少し件数は落ちるということですが、また月曜日以降に増えていくのでしょう。
 そして入院状況等の補足をいたしますと、これだけでは分かりませんのでですね、申し上げたいと思います。
 金土日、3日分でございまして、金曜日の発表の時点では入院者が1,007人、1,007人でございました。3日を経て、金土日を経て、35人増えて1,042人、1,042人。そして、コロナ病床は975人でありました。したがってこれも31人増えて、1,006人。病床使用率は64.1パーセント、64.1パーセント。
 そしてですね、重症の方は、82人が、金土日を経て6人増えて88人。病床使用率は51.8パーセントということになりましたということでございます。
 そして、コロナ病床以外の入院者が、32人が4人増えて36人、36人ということになっております。
 (重症者)88人の内訳が、下の表でございます。
 愛知病院の入院者は、46人から7人増えて53人、53人でございます。
 ホテル入所は、567人から19人増えて586。
 自宅療養の方が、1万7,276人から1,739人増えて1万9,015人ということでございます。
 この間、金土日で5人が亡くなっておられますので、死亡者1,053人ということです。
 名古屋市内の入院者はですね、315人から1人増えて316人。コロナ病床以外の入院者は、2人が1人増えて3人ですので、コロナ病床での入院者が313人で、3日間、金土日も変わらず313人ということでございます。という状況でございます。
 それからクラスターはですね、新たに四つ確認されておりまして、一つはですね、職場のクラスター10G、12人。10G、12人、これは名古屋市の職場12人。それから、10I、10Iがですね、これも名古屋市の職場13人。続いて高齢者施設等は10H、10Hは名古屋市の障害者施設ですね、10Hで17人。それから10J、10Jが名古屋市の学校で、14人が新たに出ております。
 それから終息したのが、9Mが小牧市の職場19人。そして9T、9Tが名古屋市の職場14人。それから9G、9Gが蒲郡市の高齢者施設14人。9R、9Rが12人、常滑市の保育施設12人。終息ということでございます。ということが入院状況等でございます。
 そして、今数字が入りましたので、申し上げます。
 愛知県の、本日9月6日月曜日の新規陽性者数は1,190人、1,190人です。うち再感染3人です。
 県所管分519人、名古屋市495人、うち再感染3人。豊橋市14人、岡崎46人、一宮79人、豊田37人で、1,190人。うち再感染3人です。なので、明日からは1,187という形で整理をさせていただきます。
 ということでありますので、月曜日で見ますと、先週は1,503人でありますのでですね、1,190人というのは、やはり先週、先々週に比べれば、先週の方が少し、少し頭打ちといいますかね、ピークは越えたかなとは思いますが、ただ、1,190人で1,000人台ということでありますから、大変厳しい状況でございます。やはり、じわじわと入院患者さんも増えてまいりますし、重症病床(使用率)も5割を超えておりますので、そういう意味では、愛知県はですね、大変厳しい状況でございます。
 緊急事態宣言、そして緊急事態措置の発出中ということで、9月の12日まで緊急事態宣言、緊急事態措置であります。感染防止対策の徹底をお願いいたします。飲食店は午後8時まで、大規模商業施設も午後8時まで、お酒の提供はやめていただきます。そして、イベント・行事等は午後9時まで、定員の50パーセント、5,000人のアッパー規制。そして、県をまたぐ移動は自粛、控えていただきたいと思います。
 パラリンピックも終わりました。オリンピック・パラリンピックという大行事がですね、終わりました。是非ですね、また改めて感染防止対策の徹底をお願いを申し上げたいというふうに思っております。
 そして、今日からですね、愛知入院待機ステーションもスタートいたしました。入院状況等が大変厳しい状況になっておりますので、この愛知入院待機ステーションですね、機能を発揮をしていただいて、そして円滑な入院調整にね、向けてやっていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。ということでございます。入院状況、感染者の状況でございます。

(4)「あいちワクチンステーション栄」における予約受付の開始について
(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/wakuchin-sakae-yoyaku-uketuke.html)

 「あいちワクチンステーション栄」における予約受付の開始について申し上げます。
 先週8月30日月曜日に、9月11日土曜日、今週の土曜日から開設をいたします「あいちワクチンステーション栄」において、当面の間、無料通信アプリ「LINE」を活用した、予約システムを導入することを発表させていただきました。
 この度、予約受付の開始日や予約方法が決まりましたので、お知らせをいたします。
 予約開始は、9月の8日水曜日からで、毎週水曜日と土曜日の正午に、受付を実施します。
 まず、9月8日水曜日正午には、11日土曜日から14日火曜日までの4日分の予約、そして11日の土曜日の正午には、15日から17日までの3日分の予約受付を開始をいたします。要は、4日受け付けて、次に3日受け付けてという形で、1週間を半分に分けましてね、できるだけ多くの方に予約できるチャンスを得ていただこうということで、させていただくことにいたしました。
 なお、予約枠数は、1日500人と言っておりましたが、1割増やして550人という形でスタートをいたしたいというふうに思っております。
 予約方法は、LINEの愛知県公式アカウントを友達登録していただいて、画面の質問に順次お答えいただくことで、簡単に予約することができます。予約方法の詳細については、別添「操作手順」のとおりです。
 愛知県のLINE公式アカウントの友達登録する場合は、IDの検索、若しくは別紙の二次元コードを読み込むことで登録できます。
 なお、「あいちワクチンステーション栄」では、他の大規模集団接種会場同様、妊婦の方は、予約なしでワクチン接種を受けることができます。
 引き続き、9月11日土曜日の「あいちワクチンステーション栄」の開設に向け、若者の皆様が、気軽に、安心してワクチン接種を受けられるように、万全の準備を進めてまいります。
 ということで、今申し上げたことがこの資料になっております。
 予約を水曜日と土曜日の正午にして、そして4日間、3日間を予約をしていくということでございます。
 2ページの2が「予約の方法について」ということでありますが、それが次の2枚目の資料でね、LINE予約システムの操作手順ということで、トーク画面下部の「ワクチン接種予約メニュー」を選択をしていただいた上で、「予約する」を選択し、「県内在住」「県内在学・在勤」といったものを選択した上で、「1回目」、「接種会場」、「予約日時」とやりますと、この裏の面ですが、「予約日」、「予約時間」というのが出てきますので、「市区町村名」を選択をして、接種券番号を入力して、予約内容を確認をして、予約完了と、こういうことになります。
 さらに、参考でもう1枚、3枚目の紙は、これは(予約枠の)時間帯。12時から(午後)8時までの8時間やりますけれども、割り振りですね。ちょうど(外に)出やすい昼ぐらいの時間と、あと夕方以降の時間を少し多めにしてという形で、この割り振りで当面、スタートをいたします。
 もちろん、そこにいろんな御意見があって、もうちょっと昼と夕方を厚めにしてくれという意見があれば、そちらの方に少し厚めにしてもいいかなとは思いますが、ただ、医療スタッフはやっぱり一定なので、なかなかこんな極端なシフトはできないというのも御理解をいただければというふうに思っております。段々段々、手慣れてくればですね、まあちょっといけるかなという感じはいたしますが、最初はこういう形にさせていただいて。
 特に妊婦さんにつきましては、この会場もですね、予約なしで受けていただけますので、どのくらい来られるかというのはちょっと分かりませんが、多分、交通の便はいいので、そこそこの数の方が来られるかなとは思いますが。ただ、一方で、妊婦さんで、夫・パートナーの方と一緒に来られる方が、最近は8割ぐらいかな、とすると、やっぱり車で行くとすると、ナゴヤドーム、バンテリンドームナゴヤが、イオンさんの駐車場も使えるということなので、そっちの方が便利がいいかもしれませんね。というか、そこはもう好き好きといいますかね、お好みだと思いますが。そういう形でありますので、妊婦さんの分もありますので、まずは550人ぐらいでスタートさせていただければというふうに思っております。ということで、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。

(5)妊婦に対する新型コロナワクチン接種について
 続きまして、夫・パートナー含む妊婦さんのワクチンの接種状況を申し上げます。
 木曜日までのことは申し上げたんですね。金土日とありまして、金曜日はですね、9月3日の金曜日は267人でした。(妊婦が)152人・(夫又はパートナーが)115人。4日土曜日は429人でした。256、173。5日日曜日は224で、130と94でありました。
 ということでありますので、1週間前の土日がね、949、397でありましたから、ちょうどその半分ぐらいかなということで、少し落ち着いてきたかなという気はいたします。
 ただ、これで全部合計いたしますと、2週間ですね、8月23日の月曜日からですから、ちょうど2週間で、4,747人の方を7か所の県の大規模会場で打たせていただきました。内訳は、妊婦さんが2,792人、夫・パートナーの方が1,955人ということでございます。4,747人です。
 会場ごとにいいますとね、一番多いのが(名古屋)空港ビルで1,764人、次が藤田医大本院で950人、3番目がバンテリンドームナゴヤで774人ということで、みんな、たくさん来ていただいております。
 ちなみに、全部言うと、次、4番目が安城更生病院で397、豊橋中央会場が333、藤田医大岡崎医療センターが287、愛知医大メディカルセンターが242というふうに、2週間でこれだけということでありますから、本当にね、それぞれの会場での医療従事者の皆様に感謝を申し上げたいというふうに思っております。

(6)新型コロナワクチン(第15クール)の県内市町村への配分について
 続きまして、新型コロナワクチン(第15クール)の県内市町村への配分について申し上げたいと思います。
 第15クールというのは、9月の27日の週、9月の27日と10月の4日の2週間の週ということで、そのときにどこに送ったらいいかということを調整して、送らせていただいているということでございます。私から考え方を申し上げたいと思います。
 新型コロナワクチンの第15クールの県内市町村への配分について、64歳以下の県民の皆様を対象とした新型コロナワクチンにつきましては、第9クールの7月5日の週から、各市町村への供給が進められております。
 今回の第15クールでは、545箱のワクチンが愛知県へ供給されることになりました。
 県は、今回配分された545箱のうち、417箱を「残り必要接種回数相当分」として、28市町へ配送をいたします。
 「残り必要接種回数」は、市町村における12歳以上人口の8割の方が2回接種できる分のワクチン数から、ファイザー社製ワクチンの供給量とモデルナ社製ワクチンの接種実績を差し引いて、算出をしたものであります。この配分により、各市町村に対し、12歳以上の8割が2回接種するために必要なワクチンを配分することとなります。また、この配分に加えて、更に上乗せ希望をしている44の市町に対しては、1箱ずつ、合計44箱のワクチンを配分いたします。
 そして、残る84箱につきましては、10代への感染が広まっている状況から、高校生へのワクチン接種に御協力をいただく医療機関が所在する14市へ、生徒の受入予定人数で按分(あんぶん)して配分をいたします。残りは84ということですね。配分いたします。
 各市町村への配分量の詳細は、お手元の表のとおりであります。
 これにより、本県へは、第15クールまでのファイザー社製ワクチン及び9月6日の週までに供給が予定されているモデルナ社製ワクチンを合わせて、12歳以上人口の約88.5パーセント分に当たるワクチンが供給される予定であります。
 なお、市町村によっては、接種率に差が出てまいりますので、今後は、接種状況や在庫状況など各市町村の動向を随時確認をしながら、必要に応じて、市町村間のワクチン調整を実施をしてまいります。
 県内には十分な量のワクチンが供給されることになりますので、今後も引き続き各市町村と連携を密にしていきながら、ワクチン接種をより加速をしてまいります。
 ということで、お手元に資料があります。そのとおりでございまして、国の考え方を踏まえまして、各市町村に対し12歳以上の8割が2回接種するために必要なワクチンを配分するということで、まずこの1枚目の紙ですが、28の市町に対して、「残り必要接種回数」に相当するワクチンを配分するということでございます。
 これは右の表にありますね。例えば名古屋市を見ますと、①が、12歳以上の8割が2回(接種する)ということになりますと、(必要なワクチン数が)332万回分で、ファイザーワクチンの供給量が14クールまでで270万回、モデルナの供給量が、職域と大規模で42万1,000。引きますと18万9,950、19万回が残っているので、それを残り接種が必要な分の配分数が163箱で、それに追加配分の1箱を入れてですね。そして⑦高校生のワクチン接種協力医療機関が、やっぱり名古屋市内は多いのでですね、病院が。だから84箱のうち49箱を名古屋市内の医療機関へ。ということを上乗せして、213箱ということでございます。他のところも、そういう考え方でございます。という形で配分をいたします。
 それから2枚目の紙が、これまでのですね、配分の実績ですね。9クール、9、10、11、12、13、14、15ということで。いわゆる高齢者以外へのですね、接種の供給が第9クールから始まったということで、9クールはね、639箱ということでどんと来ていたんですが、問題になったのは、この7月19日、第10クール。ですから、それがアナウンスされたのがちょうど7月の2週間ぐらい前、5日か6日ということでしたかね。そこで確かに、こういう形での供給になったので、そこでちょっと、7月の半ばというかね、前半ぐらいからブレーキがかかってしまったということですね。
 ですから、それから再開するまでに、やっぱり1か月ぐらいは少しペースダウンをぐっとしましたので、それがちょっと響いているかなということですね。ですから、名古屋市で見れば215箱が136でどんと減って、これだけ減るとちょっとびっくりしちゃって、しばらくあれだったというのが、段々増えてきて、最後は213箱を名古屋市には配分をさせていただきます。
 そうやって実際の接種の状況を見ながら、最後、15クールで調整をさせていただきました。
 ただ、これでもまだ、市町村間で余ったやつは、それは返してもらわないけませんのでね。それはまた余ったということであれば、10月の半ばぐらいに調査をして、横の調整をしていきたいというふうに思っております。
 今回の15クールでですね、供給のワクチンの箱数で大分ばらつきがありますが、少ないところはですね、接種を加速して、もう先にどんどん打っちゃったと。打っちゃったところには先に、足らなくなっちゃいかんということで供給してありますので、今回、最後の供給が少ない、少ないと。これは実績でやっておりますから、ということでございます。なので、少ないところが足らなくなるということはありません。ありません。それはありませんので、というものでございます。
 そして3枚目のA3の紙は、これは先週もお渡ししましたが、第15クールまでの愛知県の供給箱数で、左の枠囲みのところですが、トータルで、全部で(12歳以上人口に占めるワクチン供給率は)88.5パーセント。9月の6日の週、今週のモデルナの供給量までですが、来週以降もモデルナが来ますのでね、これはもっと来るんですよ。もっと来る、もっと来る。県の必要な分は11月まで送ると。こういうことになっていますから、必要供給量の90数パーセントぐらいは優に来ますので、対応できるということでございます。
 それがワクチンの供給でございました。

(7)高齢者施設における新型コロナウイルス感染者の状況について
 続いて最後に、月初めでございますので、いつも高齢者施設のですね、感染者の状況を、月単位でまとめて御報告しておりますので、御報告いたします。資料を御覧いただいて、お聞きをいただきたいと思います。
 まずは、資料の1にありますように、昨年の7月14日以降の高齢者施設の新型コロナ感染症の発生は、本年8月末までに1,159施設、利用者・職員の感染者は3,424人となっております。そして、この8月の1か月間は、新たに214施設、348人の感染が発生しており、県・中核市で135施設188人、名古屋市で79施設160人となっております。
 次に、感染者数の規模別ですが、いわゆる1か所で何人が感染したかということですが、8月に新たに発生した214件のうち、9割近い187件が利用者・職員1人の感染で抑えることができております。利用者・職員合わせて10人以上となった、クラスターとなったケース69件のうち、1件が8月、7月が2件でありましたので、1件減少しております。今回の1件は名古屋市内の施設です。
 次に、これまでの月別の感染者数の推移について、参考の1を御覧をいただきたいと思います。これが一番、月別でね、分かりやすい表ですけれども、7月の1か月では27施設、58人でありましたが、8月は214施設、348人と、どっと増えております。
 それは、7月末から、7月21日から第5波ということでありまして、今回の第5波は過去最多を更新をしておりますので、そういうことになろうかと思います。大幅に増加しております。
 中でも、施設・事業所数は、これまで最も多かった第4波の今年5月の177施設を大幅に上回って、1.2倍となっておりますが、一方で、高齢者施設におけるワクチン接種が大きく進んでいるので、感染者数は5月の759人の半分以下にとどまっております。348ですからね、半分以下ということでございます。
 施設における8月の感染者数は大きく増加しており、大変厳しい状況が続いております。高齢者は重症化リスクが高いことから、引き続き、県民の皆様、高齢者施設の皆様には、「参考2」にあります「高齢者を守る8つのポイント」による感染予防の徹底をお願いを申し上げたいということでございます。「8つのポイント」でございます。これはもう既に昨年出させていただきました。
 それはこの八つでございまして、自分が感染しない、(人に)うつさないということで、「手指衛生の励行」、「個人防護具の着用」。施設に持ち込まないということで、③面会・プログラムの制限、休止。④職員の健康管理の徹底。そして、施設内で拡(ひろ)げないということで、⑤利用者の健康管理の徹底、⑥換気、⑦環境・器材消毒、⑧給食、リネン管理の徹底。この八つをですね、高齢者を守るために励行をお願いを申し上げます。
 なお、本県では現在、県全域の入所系施設・通所系事業所を対象に、高齢者施設等職員への集中的なスクリーニング検査を実施しております。この検査は早期に感染者を発見することで施設内感染を予防し、新たなクラスターの発生を防ぐことを目的としており、7月12日から8月末までとしていた実施期間を9月末まで1か月延長をしたところであります。検査の頻度につきましては、これまで2週間に1回を基本としておりますが、これもそのまま基本なんですが、ワクチン接種状況も踏まえて、施設ごとの状況に応じて期間中1回、要は月に1回の検査にしていただくことも可能であります。対象の施設、事業所におかれては、スクリーニング検査の意義を御理解いただき、引き続き積極的に検査を受けていただくようにお願いいたします。
 スクリーニング検査とともに、ワクチン接種を推進することにより、高齢者施設等における感染拡大防止に、引き続きしっかりと取り組んでまいります。
 ということでございまして、補足をいたしますとですね、愛知県内の今年の7月と8月の新規感染者数は、7月が3,000人、ちょうど3,000人。8月が2万9,628人で、ちょうど10倍であります。一方で、70歳以上の高齢者は、7月が163人、8月が783人で、約5倍ということであります。それから、今回は高齢者施設での感染者数も、7月の58人から8月は348人でありまして、増えてはおりますけれども、今年5月の759人に比べれば、半分以下ということでございます。
 ということで、他にもですね、8月に感染者が発生した214施設のうち、9割近くの187施設が(感染者は)1名だったと。クラスターも発生件数は1件ということで、ワクチンの効果は出ているというふうに思っておりますが、引き続きですね、やはりデルタ株のブレークスルー感染も報告されておりますので、引き続き、これはしっかりと気をつけていきたいというふうに考えております。よろしくお願いをいたします。
 デルタ株については、もう先週申し上げましたように、90何パーセントを超えましたので、もう、ほぼほぼ置き換わったということで、今週から無しということで申し上げたところでございます。

2 質疑応答
(1)新型コロナワクチン(第15クール)の県内市町村への配分について
【質問】 第15クールのコロナワクチンの配分の件で1点お伺いいたします。44箱については、接種率が8割を超える見込みがある等、上乗せを希望する44市町に1箱ずつ配分をするということですけれども、この44市町はいずれも12歳以上接種率が8割を超える見通しが立ったという理解でよろしいでしょうか。
【知事】 これは「見込みがある等」なんで、そういうところもありますけど、希望があったところ全部ということ。要は、逆に言うと、54のうち10の市町は、もう希望がなかったと、上乗せのね。もうちょっとちょうだいというところは44あったので、そこには、すみませんね、1箱ずつ(配分する)、という意味です。

(2)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 2点質問がありまして、まず1点目です。今日のコロナの新規陽性者数が1,190人ということで、先週、先々週に比べると落ち着いてきたのかなという感じはしますが、一方で、知事もおっしゃっていたように、重症者用の病床使用率が50パーセントを超えていたりだとか、入院患者数が1,000人を超えていたりという状況がある中で、改めて感染状況について、どう見ていらっしゃるかという見通しを教えていただけますか。
【知事】 先ほど申し上げましたようにですね、確かに新規の陽性者数は、8月末のですね、先々週、2週間前を一番ピークにして、先週、今日の月曜日と、やはり頭打ちはしたと思いますが、ただそれでもずっと1,000人台を超えておりますので。また、今日は月曜日ですから、やはり検査・検体数も持ち越しが少ないということもありますので、引き続き厳しい状況には変わりがないと思います。多分明日以降、また今日よりは増えるだろうというふうに思いますので、大変厳しい状況であります。
 一方で、入院状況もですね、病床使用率64パーセント、また、重症の病床使用率も50パーセントを超えました。両方とも大変厳しい状況であります。
 ということでありますのでね、先週の2日の木曜日には、私から医療機関に通知を出して、病棟を1棟空けてほしいと。その上でですね、コロナ病床の上積み確保をお願いをしたい。そのように病院内のですね、人員のシフトをお願いしたいという通知を出させていただきました。明日7日の火曜日までに御返事をいただくということになりますので、個別に御相談をさせていただいて、今、上積みをさせていただいております。
 そして、本日ですね、6日月曜日から入院待機ステーションもスタートをさせました。これでもって円滑なですね、入院調整をやっていきたいということでありまして。
 医療現場、医療のひっ迫状況は厳しさを増しております。厳しさを増しております。ということでありますので、県民・事業者の皆様には、引き続きですね、感染防止対策の徹底をお願いを申し上げたいというふうに思っております。

【質問】 もう1点ですが、緊急事態宣言の期限が今週末の12日だと思います。知事は先週、宣言解除はなかなか難しいのではないかとおっしゃっていたと思いますが、その考えに変わりはないのか、宣言の延長の要請をするつもりがあるのかどうかをお伺いできますか。
【知事】 現状ですね、まだ新規陽性者は1,000人を超えている。そして入院状況、入院患者さんはまだ増えて、1,000人を超えた。重症患者さんの病床使用率も50パーセントを超えたという、この厳しい状況の中でですね、あと1週間、1週間といっても今週週半ばと、あと二、三日ですね、水曜日か木曜日にはもう決定しなきゃいけないということでありますと、この状況で緊急事態宣言を解除するということは、これは難しいというふうに考えております。
 国に対してどういうふうにこの話をするかというのはこれからでありますけれども、前から申し上げておりますように、全ての情報は共有しておりますし、全てのですね、認識も共有しておりますので、そこは、うちの事務方・部局は、日々、情報交換・意見交換しておりますから、そういう中でどういうふうにしていくかは、よくよく話をしていきたいというふうに思っております。
 いずれにしても、今申し上げたとおり、情報と認識は共有していますから、今私がこういうふうに申し上げているということもですね、共有しておりますので、毎日毎日、相談しながらやっていければというふうに思っております。
 だから、改めて要請という形を取るかどうかはですね、またよく相談かなというふうに思っておりますけどもね。これまでの感じでいくと、やっぱり今までも、国も、国といっても、政治家なり役所の方がですね、行政の方がこうだという判断をするというよりも、厚労省のアドバイザーボードといい政府の分科会といい、学者・専門家の皆様がね、データを見ながら、ここはどうだ、ここはどうだとやっていますから。そういうことからすればですね、もう既に報道されておりますが、首都圏なり関西圏、そして私どものこの東海3県というのは、なかなか厳しい状況ではないでしょうか。というふうに考えております。

【質問】 自宅療養者数が1万9,000人ということで、連日、過去最多を更新しています。先月、県に伺ったところ、パルスオキシメーターの数が5,900個ほどというふうにおっしゃっていましたが、その数などが、今どういうふうになっているのか教えてください。また、自宅療養者の今の数について、改めて知事の受け止めや対策などを教えていただけたらと思います。
【知事】 あれ、何か1万個ぐらいあったんだろう。
【感染症対策局長】 1万1,000個あって5,000個追加して、1万6,000個です。
【知事】 今、手元にね。
【感染症対策局長】 はい。1万6,000個です。
【知事】 1万6,000だそうです。
 だから、前言ったときには、1週間、もうちょっと前かな。何か1万個ぐらいありますよと。更に5,000個追加していますということを申し上げたと思うんですが、これで1万1,000に5,000が来たんだな。で、1万6,000。家族で感染されている方はですね、やっぱり増えていくときにはお一人に一つずつというわけにいきませんので、そうしますと次の方ということになるので、御家族でお一つずつということで。治った方はもちろん回収して、また使ってという形で、今やらせていただいております。
 ということなので、これだけ増えてきますと、中にはすぐに手元に行かないという方もおられるかもしれませんが、そこはできるだけそういうことがないように、運用も含めて工夫してやっていきたいというふうに思っています。

(3)自民党総裁選挙について
【質問】 話は変わりますが、自民党総裁選挙についてです。現段階で複数の候補者が立候補すると見られていますが、もともと自民党にいらっしゃった知事は、今、混戦模様となっているこの状況をどんなふうに御覧になっていますか。
【知事】 ちょうど先週の金曜日、3日にですね、お昼前に、菅総理が急きょ、不出馬の表明をされて、その後、2時半でしたかね、私はここで会見をし、考え方、所見を申し上げさせていただきました。
 急なことで大変驚いておりますということでありますが、いずれにしてもですね、政権を担う自民党のトップ、リーダーを選ぶ総裁選挙でありますから、我こそはと思う方がですね、推薦人の20人を確保した上でですね、政策と政治理念を語ってですね、日本の運営をこうしていくんだということをですね、やっぱり議論して、議論した上でですね、進めていくということは望ましいことだと思いますので。何人かの方のお名前がね、取り沙汰されておりますが、是非、私はできるだけ多くの方が手を挙げていただいてですね、政策議論、政策論争をね、戦わせていただければいいのではないかというふうに思います。
 日本はどこまでいってもやっぱり民主主義の国ですからね。民主主義の国は、やはり政策議論の中でより良い方向を見いだしていくということになりますから、それを訴えられる方がですね、私は多ければ多い方が、これはいいのではないかというふうに思います。
 是非、我こそはという方はですね、名乗りを上げて、大いに国民に分かりやすい言葉でですね、議論を戦わせていただければと、そういうふうに期待をいたしております。

(4)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 高校生のワクチン接種について伺います。第15クールから高校生へのワクチン接種に協力する医療機関がある14の市へ配分ということですが、実際の県が協力して行う高校生への接種開始は、9月27日以降になるという見通しなのでしょうか。
【知事】 いや、この14クールの後半にですね、もう84箱だったっけ、先週発表したのは。追加配分は今回が初めてじゃなくて、14クールの後半に、国から、愛知県はたくさん打っているから追加であげますとか言ってですね、(配分が)来たので、それをあらかた回したんですけど。だから、追加配分は、医療機関は今回2回目になりますね。
 なので、結局それは今あるやつを高校生に回して、後から来れば、もう全然ワクチン接種に影響はありませんので、そういう意味では、今週からでもできるはずですよ。できるはずです。
 ただ、やっぱり御本人の自署の希望を取って、人数をまとめて、スケジュールを決めてということなので、9月1日からね、新学期・2学期が始まったばっかりなんで、それは1・2・3の3日間でしょ。だから土日があって、月でしょ。平日4日目だから、まああんまり、まだもうちょっとかかるんじゃないでしょうかね。
 (第14クールの追加配分は)幾らだったか。
【ワクチン接種体制整備室長】 76箱です。前回の追加で。
【知事】 76箱を医療機関に配るので、今回84箱だから、足すとちょうど160箱だな。ということです。

(5)Aichi Sky Expoで開催された野外音楽イベントについて
【質問】 先日少し問題になりました常滑市での音楽フェスティバル「NAMIMONOGATARI(波物語)」についてですが、その後、参加者のPCR検査なども行ってきたかと思います。その後、参加者の中に感染が発生しているとか、そういった状況を把握していれば教えてください。
【知事】 先週も申し上げた、9月1日から8日までなので、6、7、8、明後日までですね、この参加者に対しまして無料PCR検査をやると。お申し出いただければですね、Webで申し込んでいただければ、そちらの方に検査キットを送らせていただいて、そして、それを検査機関に郵送していただければ検査結果が届くと。こういうことになっておりますが、今日6日月曜日13時までのこのお申込みの数は、愛知県に対しては443、うち県内424で、県外が19ということであります。ちなみに、名古屋市の方には515ということで、合わせて958の申込みがある。あるというか、あったということでございます。
 ということなので、そこからキットをね、郵送して、その個人の方からまた検査会社に唾液を取って郵送するということでありますので、何日かのタイムラグはあります。
 ちなみに、その検査を委託した委託業者からの報告でありますが、どこまでの検査というのは、ちょっとまだ私のところには報告がありませんし、この958がまだ全部検査したわけじゃないので、これからだよな、むしろな。これからだと思いますよ。2日って木曜日ですからね。ですから、そういう意味ではまだこれからだと思いますが、委託業者からの報告の中に、陽性件数は1件あったという報告は来ております。これは県の方にね。名古屋市の方にも、委託業者からの報告として陽性件数は1件あったということですから、足して2件の陽性報告が、今日のこの時点までにあったということでございます。それ以上の情報はまだありません。
 これ、委託業者は、県と市で一緒だね。一緒ということでございます。

(6)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 高校生のワクチン接種はもう間もなく始まるとのことですが、中学生についてはあまり聞こえてこないなというふうに思います。中学生のワクチン接種は、この前、市町村と連携してやるということでしたが、どういう状況になっているのか教えてください。
【知事】 これも最初から申し上げておりますけれども、12歳以上はワクチンの接種対象なので、そういう中で、中学、高校とあります。
 私ども県は高校の管轄という形になりますから、まず高校3年生、受験・就職を控えた高校3年生からやるということで、3、2、1、教職員ということで、これは公立も私学もですね、県が責任を持ってこれをやりますということを申し上げております。
 あわせて同時に、中学生につきましてもですね、これは市町村教育委員会の管轄になりますので、これは市町村の皆様にですね、県はこういう形で高校生(の接種)をやるので、市町村も、特に受験を控えた中学3年生を先頭にしてですね、これはもうとにかく何らかの形でまとまって打っていただくようにお願いをしたいと。そのやり方等については、我々県がやっているやり方を、こういうふうにやるからそれを見てね、それになぞってやっていただくか、若しくはそれぞれの市で一番やりやすいやり方でね、やっていただくということで、これは市町村の方には、併せて同時に要請をさせていただいております。(県は)このようにやるので、市の方も検討してほしいということで、働き掛けはずっとさせていただいております。そこはしっかりと連携をしてですね、やっていければというふうに思っています。

【質問】 近々でなくてもいいのですが、その中学生のワクチン接種の実施状況等々を県で取りまとめるお考えはないですか。
【知事】 状況はやはりあれですね、高校生は我々がどんどんやって、どこかでまとめてあれ(公表)しますから、中学生についてもですね、どういう形になるか、これは聞き取り調査というか、現状を報告してくれと言ってフォーマットを作って、報告してもらうということになるんだろうと思いますね。そこは把握したいと思います。
 というのは、やっぱり市町村でばらつきが出るというのは、これはあんまりよろしくないので。でもって、当然、打てばワクチンが必要になりますから、そのワクチン調整という意味で、我々もどこの市でどのぐらいの中学生が打っているか、やっぱり把握したいと思いますのでね、それはやっていきたいと思います。
 ただ、今はまだ2学期がスタートしたばかりなので、もうちょっと先になるんではないかなと思いますけど。

(7)Aichi Sky Expoで開催された野外音楽イベントについて
【質問】 常滑市の音楽フェスの関係で、9月3日に主催団体の代表者が謝罪文を再度出し直して、県の説明のとおりということで謝罪をしました。それについて、県にどのように報告が上がっているのかということと、知事の受け止めをお願いします。
【知事】 まずはですね、この謝罪文が9月3日付けでホームページですかね、ネットに出されておられるということで、私も拝見をさせていただきました。
 事実関係も含めてですね、こうしたことになったことについて心からおわびをすると。全ては自己の認識の甘さが原因だということで、謝罪をされておられます。また、この度のイベントについてですね、県の第三者委員会で事実確認をする旨を述べていると。それについて、万難を排して御協力申し上げますと。事実関係も、その内容も客観的に明らかにしていただきたいと、こういうことでありますので、私どもも、実態として何があったかということはしっかり明らかにした上でですね、その上で、引き続き感染防止対策の徹底をね、しっかりと訴えていきたい。そういうふうに考えております。
 この文書は、ネットに(掲載される)その前にこちらに提示ってなかったよな、特に。金曜日に来たんだっけ、社長さんが。先週の確か火曜日の夕方に来て、我々がこの点が間違っている、事実と違うということを指摘をした上で、木曜日か金曜日に、県の方にこの代表の方がみえて、大変申し訳ありませんでしたと。とにかくそういうことで、県の指摘も踏まえたこの謝罪、おわび文とそうしたものをですね、出させていただきたいと思いますということは、発言はされて帰っていかれたと。
 ここに書いてあるとおりですよ。大変申し訳なかったと、本当に申し訳ないということと、以後二度とこんなことはないように、しっかりと感染防止対策をやっていきますよということをですね、言っていかれたというふうには、事務方からは報告は受けております。

【質問】 今の「NAMIMONOGATARI(波物語)」の関連で、先ほど2件陽性があったと伺いましたが、その陽性の方たちは参加者の方なのか、県内在住、名古屋市内在住なのか、分かる範囲で教えてください。
【知事】 参加者だよね。
【感染症対策局長】 県からキットを送った人で間違いありません。
【知事】 だから、うちからキットを送ったので、あそこに参加した人はどうぞということで。しかし、その人が本当に参加したかどうか、それはチェックのしようはありません。最初から申し上げているとおり。県からキットを送った方がお一人、市から送った人がお一人と、こういう意味でございます。
 住所がどうのこうのというのは、いずれその情報は検査会社からもらえるのか。
【感染症対策局長】 いえ。東京都に報告、発生届が出ますので、東京都からうちへ情報が回ってきます。
【知事】 そういうことか。検査会社が東京だからな。
 だから、住所は本人の名乗りがなきゃ分からんということですね。分かりませんね。
 ただ、どのくらい出たかということしか分からないのかもしれませんね。

(8)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 緊急事態宣言のことで確認を2点、お願いします。現段階では解除は難しいという知事のお考えでしたが、今の指標の数字で見ると、7日間平均の新規陽性者がステージ4、入院患者がステージ4、重症者数がステージ4に近いステージ3のような数字になっています。それから人口10万人当たりの感染者が、確か47都道府県で3番目という報道もあります。
 これらの数字がどの辺に来ると次のステージが見えてくるのかというのを、改めてお願いします。
【知事】 それはあれですよね、緊急事態宣言というのは、様々な指標がステージの4相当で、レッドゾーンだということでありますから、基本的にはステージの3になっていくということが必要ということではないでしょうか。
 ただ、政府の専門家会合、分科会のね、皆様の議論としては、ちょっと新規陽性者数がデルタ株で軽症・無症状の方も含めてこんなに多いので、実際問題、そこがステージの3にならなければというのは、ちょっと現実的ではないのではないかと。なので、入院患者さんと重症者の方がステージの3になるというのが目安ではないかということも言っておられますね。
 なので、それは参考にしてということではないかと思います。まずは、やはり入院患者さんと重症者の方が少なくともステージの3にならなければ、それは難しいということだと思っております。
 その上で、新規陽性者が、うちの指標でいくと、これは国の基準に基づいてですが、260人まで減らなきゃいけませんからね。東京でいうと500人ですからね。そうすると、そこまでは、そう簡単ではないのかなというふうには思います。

【質問】 三重県知事が、緊急事態宣言の解除について、東海3県は面的な対応をしてほしい、これは多分、国には1県1県ではなく東海3県で考えてほしいという意味だと思いますが、会見でそんな話をされたようです。大村知事にもお伺いしますが、緊急事態宣言を解除するしないは、やはり東海3県まとめて国に要請したいのか、その辺りはどうでしょうか。
【知事】 これまでは、確か第4波は愛知と岐阜でしたよね。第3波もですね、愛知と岐阜。第1波のときもですね、そういう議論がありましたが、やはり愛知と岐阜が非常に距離が近いということと、経済圏的にも人的な流れもですね、一体だということで、やはり愛知と岐阜を一体と見るという国の専門家会合のね、皆様の意見は前からありました。
 ということでありますので、そこはよくよく連携をして連絡を取ってということでありますが、今回はやはり三重県さんも大変厳しい状況でありましたので、そういう意味からすれば、私の立場からも、やはり愛知・岐阜・三重ね、一体として対応していくということが必要ではないかとは思いますが、今の状況の数字を見ても、愛知県はなかなか高止まりで結構厳しいんですが、岐阜県・三重県さんは、大分、ちょっと数値的には落ち着いてきたということもあります。ということなので、私の方からね、愛知県が厳しいから、岐阜も三重も一緒にというのはなかなか言いづらいところはありますね。
 ですから、個々の県の数値を見てということではありますが、現実問題、岐阜県さん・三重県さんの新規陽性者の方も、基本、半分以上は由来をたどると愛知県由来ということが、これまでの傾向でしたので、そういう意味からすると、愛知が下がらなければ、なかなか岐阜も三重も下がり切っていかないというのはあるんだろうなとは思います。
 ですから、私から3県一体というのはちょっと言いにくいところがありますが、感染防止対策はやはり3県一体でやっていきたい、そういうふうには申し上げたいと思います。

【質問】 重症者の年代別内訳の中で、88人のうち10歳代が1人いますが、これはどういう状況なのか、基礎疾患があるような子なのかどうか、分かる範囲で教えていただけますか。
【知事】 どういう人、どういう状況かはちょっと申し上げられないです。これまでも言っております。
 ただ、今回初めてなのか、これはいつからか。
【感染症対策局長】 重症者の表に載ったのは8月25日です。
【知事】 8月25日。それじゃ、もう2週間近くということだな。そうだろうな、同じ人だろうな、きっとな。
 それ以上のことはちょっと申し上げられませんね。