- 1992年11月3日、愛知県生まれ。子どものころからモデルとして活動。2011年、BOYS AND MENに加入。バラエティー番組や情報番組などのテレビ出演、舞台、ラジオなどで幅広く活躍している。特技は弓道(弐段)、おしゃべり、世界遺産検定2級。趣味はマーベル、マーベルグッズ集め、実況、格闘技、日本舞踊。
取材日:2023年9月29日
愛知県は11月11日の「介護の日」に合わせ、11月9日に「介護の日」特別番組「ボイメン本田の介護の現場におじゃまします!」を放送しました。今回は9月に名古屋市港区で行われた番組収録の模様をお伝えするとともに、出演したBOYS AND MENの本田剛文さんのインタビューを紹介します。
※番組はYou Tube「愛知県・介護の魅力発信チャンネル」でご覧いただけます。
本田さんと東海テレビの速水里彩アナウンサーが訪れたのは社会福祉法人愛港福祉会が運営する特別養護老人ホーム東茶屋御苑。利用者の皆さんがレクリエーションをする様子を見せてもらったり、散歩やゲームに参加して利用者さんと一緒に楽しいひとときを過ごしました。東茶屋御苑では癒やし犬、オンリーを飼っていて、2人も時折癒やしてもらいながらの体験となりました。
2人は利用者さんや職員さんにインタビューも実施。施設での過ごし方や、介護の仕事のやりがいについて話を聞きました。東茶屋御苑では介護職員の負担軽減のための機器導入も進んでおり、2人は移乗サポートのためのリフト、入浴サポート設備、そして見守り支援システムを体験。職員さんたちの「体の負担がかなり減る」との話に納得の表情でした。

番組収録を振り返って

本田剛文さん
介護現場で活用進む機器や設備に感動

介護のお仕事は大変なイメージ、きついんだろうなという印象を持っている人が多いと思うし、僕自身もそういう部分がありました。でも今日、機器やシステムを体験させてもらって、働く方の目線に立ち、肉体的にも精神的にも負担をどうやって軽くするかが考えられていると感じました。そして、それ以上に思ったのは利用者の方と職員の方の心の繋がり、空気感がいいなということです。きつい仕事というイメージが先行しがちですが、芯の部分、核になる部分は心の繋がりなのではないかなって思いました。
移乗サポートのためのリフトにも初めて乗って驚きました。働く側の負担が少なくなるようにというのが前提だと思いますが、利用者さんが圧迫されて苦しいなんてことになったら元も子もないこと。利用者さん側もむしろ楽だし安心です。ちょっと感動しました。
この番組やYou Tubeで動画を見てくださる方には、他人事ではない、遠い話ではなく、もしかしたら家族とか、将来の自分が介護を受ける立場になるかもしれません。特別なことではないという感覚がもっと世の中に広がっていけばいいなと思います。この番組・動画で知らなかった世界を覗き見してもらって、楽しくて充実感のある世界なんだということを知ってもらえたらいいですね。

介護の仕事を目指している方には、皆さんが今期待していることよりももっとたくさんのハッピーなこと、嬉しい気持ちになれるお仕事だと思います。そして苦しいことは皆さんが思っているよりちょっと少ないと思うので、ますますワクワクドキドキしながら目指していただきたいと思います。