第6回
在宅で生活する要介護者に、通いでリハビリや生活支援を提供する「デイケア」
取材協力:北医療生活協同組合 生協わかばの里 介護老人保健施設
通所リハビリ介護課長 亀井昭彦さん

通いで個別リハビリと生活支援

 デイケアは通所リハビリテーションとも言い、要支援1から要介護5までの自宅で生活する高齢者が日中だけ施設に通ってリハビリや生活支援を受ける介護サービスです。マシーンを使った運動や歩行訓練、生活支援などを行うことでご本人が現在持っている能力を維持し、自立した日常生活が続けられるよう支援します。内容はそれぞれに合わせた個別リハビリで、医師の指示のもと、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がご家族と調整しながらメニューを組みます。
 デイケアは日中のみ通う場所で、夕方には自宅に帰ることが大きな特徴です。入所施設は入居者さんにとって生活の場であって24時間施設で生活します。入所施設の介護職員も24時間体制で夜間のケアも行いますので、職員の勤務体制にも大きな違いがあります。

施設外観写真

リハビリの視点を持った介護を実践
人を支え、自分も成長できる仕事

 デイケアでの介護職員には、観察力やリハビリの視点を持った介護が必要です。歩行状態や筋力、意欲といったところを見る力です。常に利用者さんを観察し、見守り、変化に気付くことが大切。そういった力や知識を身に付けるために私たちの施設では毎月学習会を行っています。
 デイケアでは1日のプログラムが決まっているので、スケジュール管理も重要。フロアマネージメントをする職員やリハビリ職員、介護職員がチームとなって入浴や食後の口腔ケア、排泄介助などの生活支援とリハビリを、全体を見ながらチームワークで行います。
 利用者さんがデイケアに通ってリハビリしたことで、できなかったことができるようになったり、人と触れ合うことで表情が増えるのを見ることがデイケアで働く介護職員のやりがいです。ご家族から、感謝の言葉をいただくこともよくあります。
 介護の仕事は、その人の人生や生活を支える仕事であると思っています。不安もあるかもしれませんが、利用者さんからの感謝や、あなたがいてくれて良かったとの言葉を励みに頑張っていただきたいです。相手を思いやる気持ちと、学び続ける姿勢があれば必ず成長できる職業だと思いますので、ぜひチャレンジしてください。

施設内写真

デイケアでの1日の仕事

今回学んだ入所施設との違いは…

北医療生活協働組合 生協わかばの里 通所リハビリテーション(デイケア)

在宅生活をしている方が、日帰りで利用できるリハビリテーションサービスを提供しています。ご希望に応じて食事・入浴も利用可能。デイケアにはリハビリマシンと平行棒があり、利用者の状態に合わせたリハビリを行っています。

問い合わせ先:北医療生活協働組合 生協わかばの里
名古屋市北区城東町5−114
TEL:052-914-3008
URLhttps://kita.coop/kaigo/wakaba