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介護のお仕事を知ってみよう!

介護福祉士になる方法と 受験資格が得られる学校・大学
介護福祉士になるにはさまざまな方法があります。ここでは主な進路を紹介します。


介護福祉士を目指している方には”介護福祉士等修学資金貸付”や”補助金”制度があります。
介護福祉士を養成する 大学・短大、専門学校の一覧
養成施設名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
あいち福祉医療専門学校 | 名古屋市熱田区金山町1-7-13 | 052-678-8101 |
慈恵福祉保育専門学校 | 岡崎市大和町中切1-9 | 0564-32-8811 |
田原福祉グローバル専門学校 | 田原市田原町中小路11-1 | 0531-22-3939 |
中部福祉保育医療専門学校 | 豊川市馬場町上石畑61 | 0533-83-4000 |
同朋大学 | 名古屋市中村区稲葉地町7-1 | 052-411-1114 |
ナゴノ福祉歯科医療専門学校 | 名古屋市東区泉1-17-17 | 052-951-0121 |
名古屋医療秘書福祉専門学校 | 名古屋市西区名駅2-27-28 | 052-561-1148 |
名古屋経営短期大学 | 尾張旭市新居町山の田3255-5 | 0561-55-3076 |
名古屋福祉専門学校 | 名古屋市中区丸の内1-3-25 | 052-211-2231 |
日本福祉大学(半田キャンパス) | 半田市東生見町26-2 | 0569-20-0111 |
日本福祉大学中央福祉専門学校 | 名古屋市中区千代田3-27-11 | 052-339-0200 |
保育・介護・ビジネス名古屋専門学校 | 名古屋市中区丸の内2-6-4 | 052-222-5631 |
養成施設に通う学生インタビュー


Q. 介護・福祉系の学校を目指すきっかけは何でしたか?
もともと人と関わる仕事に就きたいとは思っていました。高校ではインターアクト部というボランティア系の部活に所属していたので、高齢者施設へ行ったり、地域の福祉施設が開催している福祉まつりに参加したりする中で高齢者の方とお話をしていると、「ありがとう」という言葉をたくさんかけていただきました。それで私も話すのが楽しくなり、お年寄りの役に立つ仕事がしたいと思ったことがきっかけです。


Q. どんな授業があるのか教えてください。
介護の基本、高齢者の方や障害のある方たちの特徴や代表的な病気、認知症などについて学びます。コミュニケーションの取り方や社会福祉制度についての授業もあります。学内に介護実習室があり、移動や移乗、食事、排泄、入浴の介助方法や衣服の着脱といった日常生活に必要な介助技術について勉強します。学生同士で介助し合って、みんなの前で発表する機会もあり、改善点を指摘してもらいながら演習しています。演習のおかげで、実習に行ったとき物怖じせずに介助できますし、自分も介護される側の役割をすることで、どんな声掛けをされると分かりやすいとか、どこを支えてもらうと動きやすいのかなど学べることが多いと感じました。
Q. 実習はどんなことを行うのですか。
実習は1年生の冬、2年生の春、夏、秋と2年間で10週間行います。長い実習は4週間。1日だけの通所介護事業所で行う実習もあります。私も施設で実際に食事や入浴、排泄の介助を行い、職員さんの介助も見学させていただきました。利用者さん一人ひとりに合った支援をしていてすごいなと思いました。


Q. どんな介護職員になりたいですか。
卒業後は介護福祉士として病院で働きたいと思っています。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士ら専門の医療職がいて、多職種と連携しながら介護ができます。いずれは老人保健施設や特別養護老人ホームなどへ移り、病院での知識と経験を生かして働きたいです。そして一人ひとりの利用者さんの日々の様子を観察し、残存機能を活用できる支援が行える介護福祉士になりたい。利用者さん、患者さんのサポートはもちろんですが、ご家族の悩みや思い、こういう支援をしてほしいという願いにも向き合える介護福祉士になりたいと思っています。
Q. この記事を読んでいる方へエールやアドバイスをお願いします。
介護は体力仕事で大変だと思っている方もたくさんいると思います。大変は大変ですが、大変と感じる以上にやっていて良かったと思える仕事だと思います。実習のとき、入浴を拒んでいる利用者さんがいました。職員さんが無理に入浴させようとするのではなくて、入りたくない理由を聞いたり、入浴する順番を変えてみたりして工夫しながら支援していました。拒んでいた利用者さんも入浴してくれて「すごい気持ちいい、ありがとう」って笑顔で言っていました。自分の工夫で利用者さんが喜んでくれていると、もっと嬉しくなるし、やっていて良かったと思うはずです。そういった介護の楽しさややりがいにも気付いてくれたらいいな、知ってほしいなと思っています。
若手職員インタビュー


Q. どのような仕事をしていますか。
私はショートステイ(短期間だけ施設に入所して食事などの介護を受けることができるサービス)で、高齢で介護が必要な利用者さんに対し、食事や排泄、入浴などの生活に必要な手助けをしています。利用者さんが自宅に帰ってからも、また行きたいと思ってもらえるようなサービスを提供することを目標に仕事をしています。


Q. ほかにどんな仕事をしている職員さんがいますか。
介護職員のほかにお医者さん、看護師さん、歯科衛生士さん、理学療法士さんたちがいます。たくさんの職種の職員が協力、連携して利用者さんのために頑張っています。


Q. 働きながらでも資格が取れますか。実際に取得した資格や今後、取得を目指している資格があれば教えてください。
今は介護福祉士の資格取得のために実務経験を積んでいるところです。介護福祉士の国家試験受験資格を得るにはいくつかの方法があるのですが、私は働きながら資格を取得することを目指しています。また、私が働いている法人では資格取得のためのサポート体制も整っていて、資格取得を応援してくれています。


Q. 高校生のころに考えていた進路を教えてください。また、介護職員を目指したきっかけを教えてください。
高校生のころは進路について特に考えていませんでした。絵が得意で油絵部に入っていたので進学先を決める際に両親や先生と相談し、美術の先生になるため教育系の大学に進学することにしました。教員免許取得のための介護実習で障害のある高齢者の方がいらっしゃる介護施設に行き、失語症の方と「あいうえお板」を通して会話して信頼関係を築けた体験が、介護職員になろうと思ったきっかけです。
Q. この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
社会人2年目の私が言える立場ではないと思いますが…。いつも、いくらでも進路の方向転換はできるということを伝えたいです。私も大学で新たな出会いがあり、やりたいことが見つかって介護職員として日々楽しみながら経験を積むことができています。やりたいことがまだ決まっていない高校生の方や、転職しようと思って介護業界に進もうか悩んでいる方がいたとしたら、介護をやってみたいという気持ちを大切にしてチャレンジしてみるのもいいんじゃないかなあと思います。
一日の仕事の流れ
早番・日勤・遅番・夜勤のシフト制で利用者さんの一日の介助を行います。
介護職はご利用者さんが一日快適に暮らすことをサポートする仕事ですが、全て同じような介助の仕方ではなく、
一人ひとりに合った最適な方法で介護を行います。
早番のお仕事(一例)



夜勤のお仕事(一例)



医療法人としわ会 中区複合型介護施設
金山総合駅から市バスで3分という便利な立地で、隣接の医療施設「としわ会診療センターレクリニック」と連携。施設入所、ショートステイ、デイケア、運動型通所サービス、居宅介護支援サービスにおいて幅広い要望にお応えするとともに、お一人おひとりの生き方を尊重した質の高いサービスを提供しています。住み慣れた地域でいきいきと暮らし続けられるよう、利用者さまの生きがい、人生を応援。ご本人やご家族と一緒に悩み、考えていきます。

名古屋市中区金山5-8-1
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