愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

トップページへ戻る

黒笹七号窯(くろざさななごうよう)

分類 県指定
種別 史跡
所在地 東郷町諸輪百々51-23
所有者等 尾三衛生組合
指定(登録)年 昭和50年(1975)
時代 平安

※ 別ウインドウで開きます

黒笹7号窯

黒笹7号窯

猿投山西南麓古窯址群(猿投窯)の中心地域に遺存の古窯で、すでに発掘された11世紀代の官窯(内豎所に納めた製品を焼く)である黒笹九〇号窯の西に隣接している。
昭和49年(1974)、尾三衛生組合による東郷美化センター建設時に名古屋大学により発掘調査が実施され、窯体が発見された。保存状態の良好な窖窯で焚口から煙出しまで完全に残り、中央部附近の天井も一部を残存し、焚口前面の排水施設も検出された。西暦800年前後と推定されている。
猿投窯は平安期、灰釉陶器を焼いたわが国唯一の窯業地で、黒笹七号窯はその初期に属し、長頸瓶、平瓶、硯、鳥鈕蓋などすぐれた製品を出土し、また小形の仏器も出土している。奈良興福寺一条院址、岡山県笠岡市の大飛島祭祀遺跡からの出土品中にこの地で焼かれた製品が含まれていたことは注目される。

前へ戻る