
冨田一里塚(西塚)
東海道と中山道とを結ぶ美濃路(中山道垂井宿と東海道宮の宿間)の萩原宿と起宿の中間に築かれたもので、道の両側に塚がある。現在の塚の規模は、両塚とも高さ1.8m、底部の幅、奥行とも9.2mの方形で、東側の塚上に胸高囲1.7m、西側の塚上に胸高囲2.2mの榎がみられる。美濃路の起渡船場跡(県指定史跡)が北西1.5kmのところにあり、両者の存在によって、近世の交通関係の歴史を知ることができる交通関連史跡として貴重なものである。なお、美濃路で両方の塚が現存するのは当塚だけである。
冨田一里塚(西塚)
東海道と中山道とを結ぶ美濃路(中山道垂井宿と東海道宮の宿間)の萩原宿と起宿の中間に築かれたもので、道の両側に塚がある。現在の塚の規模は、両塚とも高さ1.8m、底部の幅、奥行とも9.2mの方形で、東側の塚上に胸高囲1.7m、西側の塚上に胸高囲2.2mの榎がみられる。美濃路の起渡船場跡(県指定史跡)が北西1.5kmのところにあり、両者の存在によって、近世の交通関係の歴史を知ることができる交通関連史跡として貴重なものである。なお、美濃路で両方の塚が現存するのは当塚だけである。