愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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坪崎の火鑚神事【つぼさきのひきりしんじ】

分類 県指定
種別 無形民俗文化財
所在地 豊田市坪崎町
開催日 旧暦6月14日
所有者等 坪崎火鑚神事保存会
指定(登録)年 昭和34年(1959)

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坪崎の火鑚神事

坪崎の火鑽神事は旧暦6月14日の津島神神社祭礼の日に、神社下にある地蔵堂で行われる。この神事に必要な、火口(ほくち)の材料となるハバヤマホクチの採取・乾燥、あかし(松明)作りは祭りの約1年前から準備される。祭り当日は垢離取り場や火鑽神事の祭場にしめ縄が張られ、清められる。
神事では酒や肉を絶って精進潔斎をした若者が、交代で火鑽臼(ヒノキ材)を火鑽杵(ヒノキ棒)で揉(も)んで火を起こす。何度も何度も繰り替えさなければ火は起きない。発火すると火口をあてて起こした火種を付け木に移し、松明に点火する。その松明をタイ串に挿して、地蔵堂から津島神社まで灯す。松明は本来、百八タイ(百八本の松明)灯す。
一方、女性たちは火鑽で起こした浄火で小豆飯を炊き、一口大ずつ柿の葉に移す。この小豆飯と御神酒を津島神社に供え、一同津島神社に向かって七度参りをする。七度参りが終わると津島神社に供えた御神酒と小豆飯を下げ、地蔵堂に上がって直会となる。

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