愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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尾張の虫送り行事(矢田)【おわりのむしおくりぎょうじ(やた)】

分類 県指定
種別 無形民俗文化財
所在地 常滑市矢田
開催日 6月下旬から7月上旬
所有者等 矢田虫送り保存会
指定(登録)年 昭和59年(1984)

※ 別ウインドウで開きます

尾張の虫送り行事(矢田)

矢田の虫送り行事は、「うんか送り」と「虫送り」が別々に行われる二つの行事からなる。「うんか送り」は田植え後間もない6月下旬に行われる。氏神八幡神社で祈祷した後、平家の武将斉藤別当実盛に見立てたサネモリの麦わら人形と孔雀に似たフウフの鳥の紙人形を先頭に高くかかげ、太鼓や鉦を打ち鳴らしながら矢田川堤防に沿って進む。最後に人形を川へ流す。
「虫送り」は7月初旬に行われる。日が暮れると、青竹の芯にワラ束を巻いた太さ20~30cm、長さ3mのタイマツに、八幡神社で貰い受けた「神火」を移し、最後尾で太鼓とホラ貝を打ち鳴らしながら、矢田川沿いを練る。矢田橋に到着後、残ったタイマツを一箇所に集めて燃やす。
この行事は、祖父江の虫送り同様、非業の死を遂げた斉藤別当実盛の怨霊を鎮めるために行われたと伝えられている。

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