愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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知立の「からくり」【ちりゅうの「からくり」】

分類 県指定
種別 有形民俗文化財
所在地 知立市西町
所有者等 知立からくり保存会
指定(登録)年 昭和42年(1967)
知立の「からくり」

知立のからくり(人形)は、隔年に開催される知立神社の祭礼に曳き出される5輛の山車の内、西町に搭載されて演じられるものである。知立は江戸時代には東海道の宿場町池鰡鮒宿として栄えた所で、山車が祭礼に登場したのは承応2年(1653)からと伝えられる。当初から山車に人形を載せていたかどうかは定かでないが、江戸時代中期には当時参加していた4輛で、「からくり」と「三人遣い(文楽)」の二種類の人形芸を演じていた。現在からくり人形を演ずるのは西町の山車だけに残され、その特色は、からくり人形による人形浄瑠璃芝居が山車を舞台として演じられることである。
西町の演目は「一の谷合戦」で、熊谷直実、熊谷小次郎、岡部六弥太、平山季重の人形が浄瑠璃に合わせて芝居を演ずるものである。これらの人形が、雲道(くもみち)(走線戯)、弓引き、桜渡り、大廻し、槍刺し、変身など、多くのからくり芸を駆使して見せてくれる。

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