愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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長岡の産小屋【ながおかのさんごや】

分類 県指定
種別 有形民俗文化財
所在地 東栄町本郷
所有者等 東栄町
指定(登録)年 昭和42年(1967)
長岡の産小屋

三河山間地域では、生理やお産の女性が、家族と寝食を別にする、月小屋や産屋をコヤと呼んでいた。生理やお産を不浄として、ことに火に対する忌みの意識は強く、期間中はコヤで煮炊きして自炊生活を行なった。
コヤは先に産屋として利用されなくなり、月小屋としては明治時代までは一般的で、昭和初年頃まで利用していたところもある。ムラによっては母家に付属して建っていたが、共同で使うこともあった。そして主屋より少し下がった位置に建てた。
現在東栄町の花祭り会館に移築されている産小屋は、東栄町三輪字長岡の個人が所有していたコヤである。指定当時、愛知県下では唯一のものであり、隣接する静岡県の天竜川流域にわずかに残るのみであった。

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