愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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木造十一面観音菩薩立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)

分類 県指定
種別 彫刻
所在地 名古屋市南区
所有者等 笠覆寺
指定(登録)年 昭和33年(1958年)
時代 平安

高さ163cm、桧材、一木造(いちぼくづくり)。
頭頂の化仏(けぶつ)は左方の一個が残存するだけであるが、全体に豊満で、寺伝によると天平年間の作だが、作風は藤原初期、貞観(じょうがん)期風の佳作と見られ、県下では古い時代の極めて少ない作品例として貴重である。また、この仏像には、後に藤原関白基経(もとつね)の三男兼平中将の夫人になった乙女の玉照姫が、雨露にさらされているのを見て自分の笠をかぶせたという伝承があり、笠覆寺の本尊にあたるものである。

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