愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

トップページへ戻る

鋳鉄地蔵菩薩立像(ちゅうてつじぞうぼさつりゅうぞう)

分類 県指定
種別 彫刻
所在地 名古屋市熱田区
所有者等 観聴寺
指定(登録)年 昭和35年(1960年)
時代 室町
鋳鉄地蔵菩薩立像

鋳鉄地蔵菩薩立像

鋳鉄地蔵菩薩立像

鋳鉄地蔵菩薩立像

高さ(イ)160.5cm、(ロ)156.5cm。
(イ)の像は鼻の部分を欠損し、前後2枚の鋳型によるが火に当たったためか、背面が甚だしく損傷し、かつて銘文があった由だが、現状では判明しない。頭頂は丸く、顔は下部が豊かである。
(ロ)の像の鋳型は4段になっているが、継目が露出しすぎて稚拙の感がある。頭部は(イ)の像よりやや平板で低い。背面に「熱田地蔵本願道永大脇新衛門我夫々へ観進大工炭人迄帰真上野太郎左衛門範家享禄四年辛卯十一月廿四日」(1531)の陽鋳銘(ようちゅうめい)がある。
ともに当地方独特の鋳鉄造地蔵像の貴重な資料である。戦災に遭ったが、幸いにも滅失を免れたものである。

前へ戻る