分類 | 県指定 |
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種別 | 絵画 |
所在地 | 一宮市大和町 |
所有者等 | 妙興寺 |
指定(登録)年 | 昭和30年(1955) |
時代 | 室町 |

紙本著色鷹の図
一幅 100.0×35.0cm 萬里集九賛
画面中央に鷹が頭を右に向け、背を見せて台に止まって、鷹の足から長い紐が下っている様が精緻に描かれる。萬里集九(1428~1506?)京都臨済宗東福寺で僧となり、相国寺雲頂院で修行、大圭宗价に師事する。建仁寺や南禅寺の講席、蔭涼軒季瓊真蘂にも師事する。五山詩僧の実力者として有名。応仁の乱で相国寺焼失後都を離れ、近江などへ移る。1471年には美濃国に住み、斎藤妙椿と交友。その後は尾張・三河国へ移り、1485年頃太田道灌に招かれて江戸城にはいったりした。