分類 | 県指定 |
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種別 | 絵画 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和43年(1968) |
時代 | 室町 |

紙本著色熱田神宮古絵図
十一枚 各28.0×39.0cm
本図は元来28枚存在したうちの11枚の残欠である。熱田の本宮部分を欠き、海上門以南の神宮寺や八剣宮あたりが残る。桜春爛漫のころの境内や町内の賑わいを描くものである。海上門が元亀2年(1572)信長改築以前の楼門形式であることや古様な描法で描かれる人物の風俗から、製作年代は16世紀前半のころと考えられる。享禄2年(1529)製作の徳川黎明会所蔵の≪熱田社古図屏風≫によく似た図様である。