愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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紙本墨画淡彩秋色半分図〈浦上玉堂筆〉/紙本墨画淡彩酔雲醒月図〈浦上玉堂筆〉/紙本墨画山水図〈浦上玉堂筆〉/五言絶句〈浦上玉堂筆/七十四歳の款記がある〉
(しほんぼくがたんさいしゅうしょくはんぶんず/しほんぼくがたんさいすいうんせいげつず/しほんぼくがさんすいず/ごごんぜっく)

分類 国・重要文化財
種別 絵画
所在地 愛知県美術館
所有者等 愛知県
指定(登録)年 昭和63年(1988)
時代 江戸 文政8年(1818)
紙本墨画淡彩秋色半分図〈浦上玉堂筆〉

紙本墨画淡彩秋色半分図〈浦上玉堂筆〉

紙本墨画淡彩酔雲醒月図〈浦上玉堂筆〉

紙本墨画淡彩酔雲醒月図〈浦上玉堂筆〉

紙本墨画山水図〈浦上玉堂筆〉

紙本墨画山水図〈浦上玉堂筆〉

五言絶句〈浦上玉堂筆/七十四歳の款記がある〉

五言絶句〈浦上玉堂筆/七十四歳の款記がある〉

a)秋色半分図 一幅  紙本墨画淡彩  40.7×46.0cm b)酔雲醒月図 一幅 紙本墨画淡彩  40.0×46.0cm c)山水図(深山渡橋図) 一幅  紙本墨画  41.0×22.8cm  d)五言絶句(書) 一幅  (74歳款記)  37.9×22.2cm  本作品は浦上玉堂晩年の基準作である。もともと一幅の同一画面内あったものを分断したものである。一画面に矩形や円形の枠を設けその中にそれぞれ山水を描き込んで複数の山水図が存在する作品を、玉堂は晩年によく作った。  a)円形の枠内に下半分に描かれる。前景部中央には、高木群の間にある橋を老師の渡る場面が最下端に描かれる。その奥の水景を挟んで対岸に民家の広がる村落があり、すぐ後ろには高い主山が聳える。主山右方向に並ぶ山々は比較的低い。その中に少し抜き出る高さの山に施された黄色が秋を印象つけている。山々の上部は大きく広がって明るい空になっている。その左端に、周囲の円形線に沿って「秋色半分」「玉堂」の文字と「酔郷」白文長方印「武内大臣之孫」朱文方印がある。 b)矩形の枠内中央に、擦れた筆で短線を重ねて象る主山が聳える。画面の構成はその右手前の近景から漸次左へと奥まっていく。近景部分には朱が点じられている。主山の左側に、「酔雲醒月」の文字と「武内大臣之孫」朱文方印がある。 c)縦長方形の枠内上半分に 中央高く屹立する主山と高山の並ぶ後景が描かれる。下半分の前景は中央に高い木を描いて、全体に高さを強調している。主山と高木には中墨が塗られているほかは濃い墨線で表現される。前景部と山裾である中景部の間には水景が広がる。左上に「玉堂」の文字と「武内大臣之孫」朱文方印がある。 d)「同知心登山趺坐浪談談 倦仰臥草根両眼見青天 白雲遶半空中或者羨余 之閑適乎 当年七十有四」の書である。「玉堂」の文字と「武内大臣之孫」朱文方印と「酔郷」白文長方印がある。

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