愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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浄照寺本堂・庫裏・書院(じょうしょうじほんどう・くり・しょいん)

分類 国・登録文化財
種別 建造物
所在地 豊田市若林西町向屋敷62
所有者等 浄照寺
指定(登録)年 平成17年(2005)
時代 本堂:明治31年(1898)
庫裏:万延元年(1860)
書院:昭和9年(1934)

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本堂

本堂

■登録理由

本堂

南東を向いて建つ。正側面ともに約20mと規模が大きく、入母屋造、桟瓦葺、向拝付で、平面は吹放の縁、外陣、矢来と続き、内陣は本間とその両側の余間及び飛檐(ひえん)間からなり、後堂がつく。伝統的な形式を踏襲しつつ、絵様細部や彫物等に近代の造形が窺える。

登録の基準 造形の規範となっているもの
庫裏

本堂東にある。長大な平入建物で、屋根は切妻造段違、桟瓦葺である。正面の南面東端を玄関、その奥の土間は豪放な梁組を見せ、床上部は3室を2列に配する。軸部は差物を多用した堅固な構法である。墨書から年代と棟梁が明確で、この地域の庫裏の指標となる。

登録の基準 造形の規範となっているもの
書院

本堂の北方にある。東西棟の切妻造で、四面に下屋を廻し、桟瓦葺とする。平面は8畳2室と6畳2室を田の字形とし、四周を縁で囲む。規模が小さく、下見板張の外観は素朴であるが、良材を吟味して用い、繊細な板欄間など瀟洒な数寄屋風のつくりとする。

登録の基準 造形の規範となっているもの

■詳細解説

庫裏

庫裏

書院

書院

浄照寺は真宗大谷派の寺院。本堂は、南東を向いて建つ。正側面ともに約20mと規模が大きく、入母屋造、桟瓦葺、向拝付で、平面は吹放(ふきはなち)の縁、外壁、矢来(やらい)と続き、内陣は本間とその両側の余間及び飛檐間からなり、後堂がつく。伝統的な形式を踏襲しつつ、絵様細部や彫物等に近代の造形がうかがえる。
庫裏は、本堂東にある。長大な平入建物で、屋根は切妻造段違、桟瓦葺である。正面の南面東端を玄関、その奥の土間は豪放な梁組を見せ、床上部は3室2列に配する。軸部は差物を多用した堅固な構法である。墨書から年代と棟梁が明確で、この地域の庫裏の指標となる。
書院は、東西棟の切妻造で、四面に下屋を廻し、桟瓦葺とする。平面は8畳2室と6畳2室を田の字形とし、四周を縁で囲む。規模が小さく、下見板張の外観は素朴であるが、良材を吟味して用い、繊細な板欄間など瀟洒(しょうしゃ)な数寄屋風のつくりとする。『「文化庁登録説明資料」参照』

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