分類 | 県指定 |
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種別 | 工芸 |
所在地 | 一宮市博物館(寄託) |
所有者等 | 中嶋宮 |
指定(登録)年 | 昭和33年(1958) |
時代 | 桃山 |
六角形全長36.9㎝
青銅製で現在は鍍金のあとをとどめるだけである。笠は円形の反花、その外部に、葵唐草を毛彫し、火袋は六角、4枚の扉は七宝すかしに、三巴と長方形のすかしを入れ、欄間に飛雲をすかし、腰間框に荒波を毛彫し、火人口の2枚の扉は花唐草をすかし、観音開きとする。台は六角形雲形の足を付し、葵唐草を毛彫してある。
底部に天正十年うんぬんの銘が切ってあるけれども、これはそのまま信用はできない。しかし時代的にはだいたい室町末期から織豊時代にかかるものであるう。