分類 | 県指定 |
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種別 | 工芸 |
所在地 | 一宮市大和町 |
所有者等 | 妙興寺 |
指定(登録)年 | 昭和40年(1965) |
時代 | 室町 |
高さ152.5㎝ 幅46.5㎝ 厚さ4.2㎝
木製衝立風のもので、上部に双竜と雲文を周囲に唐草文様を、そして標題の文字を横書きにし、その下に国師の伝をそれぞれ陰刻している。全文は続群書類従にも掲載され、大応国師語録にも詳細に報告されている。最後の部分に「時応安五年歳次壬子冬十二月十五日西京龍翔禅寺住持法孫比丘宗興命工人梓」(応安几年は1372)以下の文言がある。
塔銘の裏に
享徳二年癸酉小春 守塔比丘徳吾立焉 妙興寺什 四世係真高刊之 (亨徳二年は1453)
これは妙興寺27世無隠徳吾和尚が、衝立風に改造して現在の形にしたのを四世あとの真高和尚が刻んだものである。