愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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彫根来大香合(ほりねごろだいこうごう)

分類 県指定
種別 工芸
所在地 一宮市大和町
所有者等 妙興寺
指定(登録)年 昭和40年(1965)
時代 室町

径28㎝ 高さ8㎝ 身の径24.7㎝ 深さ3.9㎝ 蓋の深さ2.5㎝
蓋面から側面にかけて大柄の屈輪文様を彫り出し、総体に朱漆を塗る。大形な器体と大柄の図様が力強い。長い年月によって落ちついた色合となり、手ずれによってできた中ぬりの黒が巧まざる文様を作っている。
蓋裏に「開山大香合」、外部の保管箱四面に「長嶋山」「妙興山」「常住」「公用」、箱裏に「延宝六戌午五月吉日小比丘鍼南梁入箱焉」(1678)の墨書がある。中興7世南梁が整理の際の墨書であろう。香合は桃山時代の作である。

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