分類 | 県指定 |
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種別 | 工芸 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和43年(1968) |
時代 | 唐末期か又は平安 |
白銅鋳造 面径24.0㎝ 背径23.8㎝ 縁厚1.45㎝ 縁幅0.2㎝
円紐。2つに破損したのを継いだあとが見られる。かなり大型の円形鏡で内区には天馬と怪獣および姿体の異った花喰い式の鳳凰文を対向させ外区には6羽の鳥と花卉蝶文を交互に配している。内外区を分ける段丘状帯と外縁部には飛雲文を巡らしている。
鏡の仕上げは誠に丹念である。文様は古式の唐式鏡にみられるような感じで、もし彼の地のものとすれば唐末ごろと思われ、和鏡とみれば平安期のものと推定される。しかし中国か日本か判別のきめてはつかみがたい。