愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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脇差 長門守藤原氏雲(わきざしながとのかみふじわらうじぐも)

分類 県指定
種別 工芸
所在地 名古屋市熱田区
所有者等 熱田神宮
指定(登録)年 昭和43年(1968)
時代 江戸

長さ36.7㎝ 反り0.3㎝ 元幅3.3㎝
平造、三ツ棟。身幅広く寸延びて反り浅く、重ね極めて厚く豪壮な姿。
鍛えは、板目肌立ち地沸つき、刃文は小のたれに尖りごころの刃が交じった互の目乱れで、小足入り、匂口沈みごころとなる。帽子は乱れ込み先丸く返る。
指表平地の半分程の幅広の刀樋を、裏には同様の幅で二筋樋を掻き通す。表の樋中には「奉納熱田太神宮慶長十三年つちのへ申二月吉長門守藤原」と寄進切付銘がり、茎の「氏雲」銘に続いている。
氏雲は美濃出身で尾州名古屋の古渡や鳴海に住した刀工。この1口は初代の奉納を目的とした傑作で、年紀や居住地が刻されて資料的にも貴重である。

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