分類 | 県指定 |
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種別 | 工芸 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和47年(1972) |
時代 | 室町 |

金銅釘隠
径12.8㎝
銅製の六葉花弁型で全面に鍍金を施し、横幅広い猪目透しを6個穿っており、中央3行に以下の刻銘がある。
永正十四天乙(マヽ)丑 熱田大神宮 永心 十一月十日
永正十四年(1517)に将軍足利義稙重修の際に、本殿釘隠として使用されたものであろう。
古くは絵巻物の隆能源氏、南北朝の白描絵巻に描かれているが、現物としては年代が降るが当神宮のこれが唯一のものと考えられる。