分類 | 県指定 |
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種別 | 工芸 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和47年(1972) |
時代 | 室町 |

荷太鼓
太鼓韋面77㎝ 担棒238㎝
荷太鼓は雅楽を演奏しながら行進する道楽に用いられたもので、熱田神宮では5月5日、8月8日の神輿渡御神事に使用される。
太鼓と担棒とからなり、太鼓の胴に鳳凰1双、牡丹・桐・唐草文様、鼓面には剣巴文が描かれている。
担棒は木製で両端は球状となり、総黒漆塗、中央に立てられた火焔には五彩の雲と宝珠3個を浮彫にする。鼓面の文様は江戸期に補修されているが、担棒・火焔の彫刻・彩色等には古いものが残り、室町期を下らない。