分類 | 県指定 |
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種別 | 工芸 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和47年(1972) |
時代 | 室町 |

御飯台 附粥柄杓一柄 御飯器一口
朱漆塗2脚 各縦74.0㎝ 横119.5㎝ 高19.0㎝
黒漆塗3脚 各縦73.0㎝ 横118.5㎝ 高18.0㎝
御飯台は御供物を載せて献ずる案(机)で、熱田神宮の御祭神五柱に合わせて5基が伝わる。
朱漆塗りが女神用で黒漆塗りに比べてやや大きく、四隅と正面及び背面の縁に平金物を付けるなどの差異が認められる。
附の御飯器は神前に御供えする時に米飯をつき固めて盛り上げるためのもの、粥柄杓は本宮御殿の柱元へ粥を御供えする祭器で、銅製で鍍金が施されている。
この種の遺例は稀少で、その用法と共に極めて貴重である。