分類 | 国・重要文化財 |
---|---|
種別 | 工芸 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 大正10年(1921) |
時代 | 鎌倉 |
長さ72.1㎝ 反り2.1㎝ 元幅2.9㎝
鎬造、庵棟。少し磨上げている。鍛えは小板目整い、乱れ映りがたつ、刃文は匂口の明るい丁子乱れ。帽子は乱れ込み先小丸に返る。茎の中程に二字銘が残る。目釘穴5個。
作者の長光は鎌倉時代中期の備前国長船派の始祖光忠の子で、多くの名品を残している。この太刀は磨上ながら、地刃にその特徴がよく表れている。
安政元年(1854)12月熱田須賀町萬屋栄二が長光を寄進しているが、本作と考えられる。