愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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太刀〈銘元弘三年六月一日実阿作/鎬地二文祿四年守勝ノ寄進銘アリ〉
(たちめいげんこうさんねんろくがついちひじつあさくしのぎじにぶんろくよねんもりかつのきしんめいあり)

分類 国・重要文化財
種別 工芸
所在地 名古屋市熱田区
所有者等 熱田神宮
指定(登録)年 昭和9年(1934)
時代 鎌倉

長さ83.7㎝ 反り3.7㎝ 元幅2.9㎝
鎬造、庵棟。長寸で腰反りが高い。鍛えは板目肌流れて白気ごころがある。刃文は細直刃に元の方は小乱れ交り小足入り刃中染み、焼落し気味となる。帽子は小丸浅く返る、茎は生ぶ、佩表に「元弘三年六月一日実阿作」と一行に書き下し銘。刀身の鎬地には「文禄四年乙未五月吉日松下小一郎守勝奉寄進熱田大神宮諸願成就」と奉納切付銘がある。
作者実阿は、筑前国の鍛冶にして、西蓮の子、大左の親と系図ではなっており、『光山押形』では、同国宇美に住すとある。宇美は現今の糟屋郡宇美町で博多の東南約3里の地にあり、ちなみに左は西蓮と同じ博多の沖の浜に住せりと伝えている。

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