愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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梵鐘(ぼんしょう)

分類 国・重要文化財
種別 工芸
所在地 蒲郡市博物館(寄託)
所有者等 勝善寺
指定(登録)年 昭和34年(1959)
時代 鎌倉
梵鐘

梵鐘

総高98㎝ 竜頭高16㎝ 笠高5㎝ 胸高77㎝ 口径46㎝ 口厚6㎝
鋳銅製。形式は通常のもので、乳が4段4列、上帯、下帯とも無文。撞座と竜頭の関係位置は正式で、撞座は当時の規矩割通りに2割5分の位置にある。池の間の一区に銘を鋳出している。銘の中にある薬勝寺は熊野社領蒲形庄にあった熊野関係の寺院で、本願主永範は熊野別当記の長範にあたり大勧進行範はその子といわれる。
この鐘は小鐘ながらよく鎌倉時代の特徴を示した精巧な作である。
なお銘の中にある寛喜2年は1230年にあたる。
行範の後裔鵜殿氏が永禄の戦に亡び、寺も炎上し鐘は土中に埋没したが、文化年間に発掘されたと伝えられる。

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