分類 | 県指定 |
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種別 | 書跡 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和43年(1968年) |
時代 | 鎌倉 |
一巻 縦32.5㎝ 横52.0㎝(奥書あり)
一巻 縦35.2㎝ 横59.3㎝(奥書なし)
法華経の写経は平安時代中期ごろから盛んとなり、法華経(二十八品)を細字で書写し、守り袋・兜の中に入れることが行なわれた。極細字に祈りをこめて書写した経文の筆跡で宗教信仰上興味深い資料である。
奥書本は料紙を上下2段に分け、縦に続けて上から下へ8巻を写している。無奥書本は、別筆で、本文を縦15段に分け、横に続けて8巻を写す。奥書本は、その奥書により、徳治3年(1308)7月賢空によって奉納されたものと知られる。